今も人気の名品ぞろい!昭和レトロな愛されおやつの名店9選

今も人気の名品ぞろい!昭和レトロな愛されおやつの名店9選

「ロシアケーキ」(各194円)/村上開新堂

古きよき昭和の時代には、幅広い世代に愛されるおやつがたくさん。今も親しまれるレトロでかわいいお気に入りのおやつを見つけよう!<※情報は関西ウォーカー(2017年10月24日発売号)より>

■ 昔から変わらぬ味わいのしっとりさっくりクッキー

「村上開新堂」は、昭和の御大典で宮内省の御用を受けたりと、京都で最も歴史のある明治に創業した洋菓子の老舗。そんな名店でぜひ味わいたいのが、昭和初期に生まれた名物の「ロシアケーキ」。ケーキと名が付くが、実はロシアの家庭菓子を日本風に再現したソフトクッキー。表面はさっくり、中はしっとりとした独特の食感が特徴だ。余計な素材は使わないため、小麦粉の風味がしっかりと感じられる、素朴で懐かしい味わい。ジャムやドライチェリーなど5種類がそろい、誕生以来受け継がれたレシピで作られている。地元の人に愛されているのはもちろん、遠方からわざわざ買いに来る人もいるほど人気が高い。

「ロシアケーキ」(各194円)。アプリコット、レーズン、ブドウジャム、ゆずジャム、チョコの5種がそろう。バターの香りがふわりと広がる。

1935(昭和10)年に建てられた洋風建築は、レトロで懐かしさがあふれる空間。京都市役所前にある、老舗の風格漂う建物。白壁に映える赤いひさしが目印。

■村上開新堂<住所:京都市中京区寺町通二条上ル東側 電話:075-231-1058 時間:10:00〜18:00 休み:日祝、第3月曜 席数:15席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:地下鉄京都市役所前駅より徒歩5分>

■ 大人な味があふれ出る宝石のようなスイーツ

1919(大正8)年に創業した長崎発祥の菓子店「長?堂」。ここで話題なのが、レトロなパッケージとフランスのボンボン菓子から発想を得た、透き通るような美しさの砂糖菓子だ。白はオレンジ、青はハーブ、ピンクは桜桃の香りのリキュールをアメで閉じ込めていて、カリッと噛んだ瞬間にあふれ出るフルーティでちょっぴり大人な味わいが楽しめる。

「クリスタルボンボン」(1458円)。乙女心をくすぐる、ピンクと青を配色したデザインも魅力的。

女流作家の田辺聖子氏の小説にも登場するオルゴールが。

■長?堂<住所:大阪市中央区心斎橋筋2-1-29 電話:06-6211-0551 時間:10:00〜18:00 休み:なし 席数:10席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:地下鉄心斎橋駅より徒歩5分>

■ 店主の優しさが詰まった笑顔になれるワッフル

「笑顔になれるお菓子作り」をモットーに、1957(昭和32)年に創業した洋菓子店「欧風堂」では、「ワッフル」が不動の人気。専用の鉄板で極限まで薄く焼き上げた口溶けのいい生地と、「京たまご」を使ったさっくり食感の濃厚カスタードクリームが抜群だ。ふんわり生地に特にこだわり、シンプルな素材で作られるワッフルの優しい味に思わず笑顔がこぼれてしまう。

じっくり弱火で焼かれた、ふわふわの生地とカスタードが絶妙な「ワッフル」(5個入り920円)。

生地は店主の佐々木義晴さんが手作業で焼き上げる。

■欧風堂<住所:京都市中京区竹屋町通烏丸西入ル亀屋町150 電話:075-221-2022 休み:日曜 席数:なし 駐車場:なし 交通:地下鉄丸太町駅より徒歩3分>

■ 舞妓さんがごひいきにするフルーツゼリーに夢中

「切通し進々堂」は、祇園で舞妓さんがごひいきにする喫茶店。舞妓さんのなにげないひと言から名付けられたフルーツゼリーが、その名前と共に35年以上も愛されている。レモンゼリーをベースに緑にはメロン、赤にはイチゴのシロップが入り、甘さも酸味もたっぷり。ゼラチンだけで固めているので、弾力がありながらも、とろけるような食感に。

「みどり〜の」(左・350円)、「あかい〜の」(右・350円)。ゴロッと入ったフルーツは、季節によって変動。

舞妓さん言葉をヒントに、ゼリーの名前を付けた。ゼリーは店前のショーケースで販売。店内では喫茶メニューも扱う。

■切通し進々堂<住所:京都市東山区祇園町北側254 電話:075-561-3029 時間:10:00〜16:30 休み:月曜 席数:約20席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:京阪祇園四条駅より徒歩4分>

■ 希少なレンガ窯で焼く手ごねのモダンケーキ

「フロイン堂」は、先代が勤務していた、三宮にあるドイツパンの老舗「フロインドリーブ」と暖簾分けをして創業。人気の食パンのほか、昔からおやつとして親しまれてきたのがバターケーキだ。レンガ窯でしっとり焼き上げた生地に、アクセントとしてレモンエッセンスを加える。バターの風味の中に、さわやかさが感じられる一品に仕上がっている。

「バターケーキ」(830円)。レンガ窯で焼くため芯まで火が通り軽い食感になる。

店には大、小、カップサイズのバターケーキが並ぶ。手ごね食パンもおすすめ。

■フロイン堂<住所:神戸市東灘区岡本1-11-23 電話:078-411-6686 時間:9:00〜19:00 休み:日祝 席数:なし 駐車場:なし 交通:阪急岡本駅より徒歩3分>

■ 1日1000本売り上げる懐かしの手作りアイス

冷菓専門の「鈴木商店」では、昔ながらの手作りアイスキャンディーが有名。併設していた食堂のそばで販売していたことから、食堂を訪れる人たちの間で評判になり、現在は夏場に1000本を売り切ることも。シャキシャキと優しい歯触りと口いっぱいに広がるミルクの味が懐かしい。ミルク味をベースにした4種の味が楽しめる。

「アイスキャンディー」(80円〜)。ミルク、カルピス、ミルク金時、バナナの4種がそろう。

目印は黄色い日よけ。小窓から注文してすぐ食べられるという手軽さも昔ながら。

■鈴木商店<住所:神戸市東灘区田中町3-1-1 電話:078-431-5744 時間:10:00〜16:00 ※売切れ次第終了 休み:火曜、水曜 席数:なし 駐車場:なし 交通:JR摂津本山駅より徒歩10分>

■ あと味さっぱりのアイスクリームが美味

せんべい店として1913(大正2)年に創業した喫茶店「ゼー六」では、自家製アイスクリームをもち米で作った皮でサンドしたアイスモナカが人気。香ばしい皮がパリパリで、昔懐かしいアイスクリンを彷彿させる味わいだ。アイスモナカとコーヒーで350円という良心的な価格と、落ち着けるレトロな空間がビジネスマンのオアシスとなっている。

「アイスモナカ」(1個100円)。秘伝のレシピで作るアイスクリームが絶品。店内での注文は2個から。

堺筋本町のオフィス街にある小さな店だが、次から次へとビジネスマンが訪れる。テイクアウトの注文もひっきりなし。

■ゼー六<住所:大阪市中央区本町1-3-22 電話:06-6261-2606 時間:9:00〜18:00、土曜9:00〜15:00 休み:日祝、第2・4・5土曜 席数:15席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:地下鉄堺筋本町駅より徒歩3分>

■ 和菓子店のロールケーキが特大サイズでインパクト大

1854(安政元年)年に創業した和菓子店「安政堂」で評判なのが、昭和初期に誕生した「ロールケーキ」。とにかく驚くのはその大きさで、長さは20cm以上、直径12cmと食べ応え抜群。カステラ生地はしっとりとしていて、中には手作りの甘いミカンジャムがたっぷりと入る。1日10本限定のため「幻のロール」とも呼ばれている。

「和風ロールケーキ」(1000円)。80年以上前からある窯で焼いている。1本1kg近くあるビッグサイズ。

岡本駅のそばに店を構えて160年以上にもなる。

■安政堂<住所:神戸市東灘区岡本1-11-29 ツインコートビル1F 電話:078-452-2340 時間:9:00〜19:30 休み:なし 席数:なし 駐車場:なし 交通:阪急岡本駅より徒歩2分>

■ 新京極で誕生した小ぶりでかわいい京みやげ

「ロンドンヤ」のカッチャン、カッチャンとリズミカルな音で焼き上げるカステラ饅頭「ロンドン焼」は、1日に2000個以上を売り上げるほどの人気商品。京みやげの定番として観光客にも親しまれている。ハチミツたっぷりのカステラ生地と、北海道の手亡豆を使った白あんが絶妙で、口当たりが軽く、いくらでも食べられる。

「ロンドン焼」(54円〜)。10個以上のまとめ買いもOK。ハイカラな菓子として戦後に誕生した。なめらかな白あんと、甘い生地とのバランスが絶妙。1つ食べればやみつきに。全国発送も可。

店頭で焼いている様子を見ながら、焼きたてを味わえるのがうれしい。

■ロンドンヤ<住所:京都市中京区新京極通四条上ル中之町565 電話:075-221-3248 時間:10:00〜21:30(金土日祝、祝前日10:00〜22:00) ※11月より10:00〜21:00(土曜、3連休の1・2日目10:00〜21:30) 休み:なし 席数:なし 駐車場:なし 交通:阪急河原町駅より徒歩5分>【関西ウォーカー編集部】

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