【神奈川】1位は素材の旨味が凝縮・塩そば! ラーメンWalkerグランプリ神奈川の総合ベスト3発表

【神奈川】1位は素材の旨味が凝縮・塩そば! ラーメンWalkerグランプリ神奈川の総合ベスト3発表

「塩そば」(780円)。幾重にも食材を重ねたとは思えないほど、透明感漂う一杯

ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が行っている、旨いラーメン店を決めるランキング「ラーメンWalkerグランプリ」。2016年12月31日までにオープンした店舗を対象に「神奈川総合」「神奈川新店」の2部門で、読者と百麺人の投票によって選ばれた全国屈指の“旨い店”を大発表!今回はそのなかから、神奈川総合ベスト3を紹介しよう。<情報はラーメンWalker神奈川2018(2017年10月6日発売)より>

■ 【1位】「地球(ほし)の中華そば」(伊勢佐木長者町)

オープン前から、ラーメンファンの中で話題だった店は3年目を迎え、今年は総合部門で堂々の1位を受賞した。開店前から行列ができ、名実ともに今勢いのある同店だが、他人にまかせることなく、店主が一人で仕込みを続けているのは、経営者ではなく職人として味に向き合っているからだ。ラーメン一杯一杯にその思いがギュッと詰まっている。食べ進めるうちにさまざまな味わいが押し寄せる丼の中には、まるで壮大な地球のような広がりを味わえる。

注目すべきはスープだけではない。国産の小麦を使った自家製麺は、3種類の国産小麦を独自に配合している。コシがある麺は、スープとの相性もバツグンである。サッパリと食べやすいことに加え、お店の雰囲気もいいことからリピーターが絶えない。オープン当初から続く行列が、客の心をしっかりとつかんでいる証拠だ。

店主は「新横浜ラーメン博物館」の豚骨ラーメン店「麺の坊 砦(とりで)」で店長を務めた経歴を持つ樋上正径(ひがみまさみち)さん。「“総合部門1位”という知らせをいただき、身に余る光栄でうれしく思うと共に、大変恐縮しております。今後とも自店の味の向上に精進してまいります。」と話した。店主の謙虚で進歩的な気持ちが店の雰囲気を盛り上げているのである。

【おすすめの一杯!】塩そば(780円)。複雑に味が重なるスープが特徴で、鶏、豚、牛の動物系と煮干しや生カキなどを含む魚介系のダシが絶妙なバランスだ。ダシに含まれる塩は海塩7:岩塩3の割合でブレンドしており、思わず飲み干したくなる一杯だ。

【ラーメンデータ】<麺>細/平打/ストレート(160g)<スープ>塩:仕上油/鶏湯:種類/丸鶏+魚介(貝類)

[地球の中華そば]■住所:神奈川県横浜市中区長者町2-5-4-101 ■時間:11:30〜15:00、18:00〜21:00、月曜・木曜11:30〜15:00(各LO)※麺がなくなり次第終了 ■休み:日曜、第1・3月曜 ■席数:10席(カウンター6、テーブル4) 禁煙 ■駐車場:なし ■交通:市営地下鉄伊勢佐木長者町駅A4出口より徒歩6分

■ 【2位】「家系総本山 吉村家」(横浜駅西口)

家系の創始者、吉村 実氏の店。開店から40年を迎え、今もなお行列が絶えない、横浜の代名詞的存在だ。店主自ら朝5時から仕込むスープは、豚骨の旨味が引き出されている。キレとコクがある醤油味が口当たりのいい麺をすすることでわかる。注文時に、麺の硬さや味の濃さ、脂の量など食べる側が好みで変えることができ、卓上調味料も豊富にそろう。一杯のラーメンで、無限に味わえる楽しみがある。老若男女に愛される名物店だ。

客1人1人の要望にこたえられる店主のラーメン、その基盤となるのがスープだ。1日に作るラーメン分のスープのため、豚ガラ350kg、鶏1,000羽分の量を毎日仕込んでいる。いい部位を使用することで、臭みもなく旨味のみを引き出した濃厚なものに。ぶれない基盤があるからこそ、さまざまな味変が可能となる。

【おすすめの一杯!】ラーメン(700円)。豚骨から旨味だけを抽出した濃厚スープが、創業時に3年間かけて開発した特注麺に絡む。行者ニンニクや特性ラーメン酢など卓上調味料などで味変の楽しみも。家系を語るなら、ここは外せない!

【ラーメンデータ】<麺>中太/角/ストレート(160g)<スープ>醤油:仕上油/なし:種類/豚骨・鶏ガラ

[家系総本山 吉村家]■住所:神奈川県横浜市西区南幸2-12-6 ■時間:11:00〜22:00(LO) ■休み:月曜(祝日の場合翌日) ■席数:29席(カウンター25、座敷4) 禁煙 ■駐車場:なし ■交通:JRほか横浜駅西口より徒歩8分

■ 【3位】麺やBar 渦(鵠沼海岸)

ランキングの常連で、神奈川ラーメン界の中で最も異彩を放つ大西芳実さんの店「麺やBar 渦」が昨年に引き続き3位を受賞した。ラーメンに対してのまっすぐな姿勢や、そのストイックな食材探しにも現れる。そうやって探し求めてであった食材や生産者の思いを受け、一杯のラーメンに取り入れる。「自分が感動したものや、全国の旬を使う」と言う通り、限定麺の豊富さや、食材の使い方には毎回新鮮さと驚きを与えてくれる。

湘南に構える店は、リゾート感たっぷりで、本鵠沼の商店街の中ほどに位置する。昼は洗練されたラーメンを味わい、夜は酒と一緒につまみも楽しめるダイニングバーに変身。店主がこだわったマニアックな食材を使った創作メニューも味わえるのもウリの一つだ。食材の新しい形を開拓できるのは、彼だからこそなせる技だ。

Barのようなおしゃれな雰囲気で、湘南にぴったり合っている。鶏と魚介を使ったラーメンは土地にもきちんとなじんでいる。

【おすすめの一杯!】「湘南湯麺 雅(みやび)」(800円)。湘南しらすのつみれや、イワシから作った鵠沼魚醤など、地元の食材を盛り込み湘南らしさあふれる仕上がり。2種の生揚げ古式醤油を使用し、芳醇な香りでまとめる。

【ラーメンデータ】<麺>中細/平打/ストレート(140g) <スープ>醤油:仕上油/鶏油:種類/豚骨・鶏ガラ+魚介(煮干)

[麺やBar 渦]■住所:神奈川県藤沢市鵠沼桜ヶ岡3-5-7 ■電話:0466-28-8443 ■時間:11:30〜15:00、18:00〜22:00(LO) ■休み:月曜(祝日の場合営業) ■席数:25席(カウンター10、テーブル4、座敷11) 禁煙 ■駐車場:なし ■アクセス:小田急線本鵠沼駅東口より徒歩11分(横浜ウォーカー・編集部)

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