ブランド化から買い物代行まで!「野菜ソムリエ」の新たなお仕事

ブランド化から買い物代行まで!「野菜ソムリエ」の新たなお仕事

野菜の魅力を知り尽くす「野菜ソムリエ」

「野菜ソムリエ」という言葉を、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか? 古くは長谷川理恵さんや王理恵さん、最近では、人気テレビ番組に出演中の高校生・森之翼さんが有名ですね。森之さんは野菜の知識を得るために、岐阜県の農業小学校に5年間も通ったそうです。その努力があってこその、「野菜ソムリエ」の上級資格「野菜ソムリエプロ」の認定なのですね。

「ソムリエ」と付いているだけに、職業と勘違いしがちですが、「野菜ソムリエ」は2017年時点で約6万人が認定を受ける人気の民間資格です。野菜の専門知識を豊富に持ち、目利きのできるプロフェッショナルであることを証明しています。そんな野菜ソムリエたちが、もっと「野菜のおいしさ」を知ってもらうために、さまざまな活動に取り組んでいます。

 

■ 野菜をブランド化する専門講座の誕生

野菜ソムリエの資格を認定する「日本野菜ソムリエ協会」は、「青果物ブランディングマイスター」という講座を新たに始めました。日本の生産者が作る野菜は、海外からその技術や美しさに驚かれる一方、当の本人たちがその価値を理解していなかったり、売り込み方をしらなかったりという問題点があります。

「青果物ブランディングマイスター」は、そんな生産者や野菜をサポートし、生産者がより多くの利益を受け取ると同時に、消費者に品質のいい野菜を届けるために作られた講座なのです。高度な技術が使われた知られざる野菜が、「ブランド化」することで陽の目が当たるようになるといいですね。

 

■ 野菜はプロの目利きで買う時代に?

もう1つの新たな試みが、野菜の直売所にて野菜ソムリエが買い物を代行する「野菜ソムリエダイレクト」です。直売所で売られている野菜は、鮮度の高いものが安く売られている一方、流通を通さないため、スーパーや青果店に比べて、品ぞろえが偏っていたり、サイズや質がそろっていなかったりします。直売所に野菜ソムリエを置くことで、消費者が野菜の旬や調理法などを聞きながら、質のいい野菜を手に入れやすくなるのです。

現在は愛知県の豊橋市など、4ヵ所でテスト導入されているだけですが、ゆくゆくは全国各地の直売所に展開していく予定とのこと。お近くの直売所に導入されたら、ぜひ野菜のプロが選ぶ野菜で、野菜料理を作ってみてください。

 

■ 【関連レシピ】焼き野菜マリネ

野菜のうまみが味わえる簡単レシピ。

<材料>(2人分)

れんこん…小1節(約150g)

カラーピーマン(黄)…1/2個

チンゲンサイ…2株

レモン汁…大さじ2

ミニトマト…8個

・オリーブ油、塩、こしょう

<作り方>

1.れんこんは5mm幅の半月切りにし、水に放してアクを抜く。カラーピーマンは縦1cm幅に切って斜め半分に切る。チンゲンサイは葉と軸に切り分け、軸は根本から四つ割りにし、葉は3cm長さに切る。

2.バットにレモン汁、オリーブ油大さじ2、塩、こしょう各少々を混ぜる。

3.フライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、れんこんの水を切って並べて焼く。塩少々をふって両面に焼き色がついたら取り出し、2に漬ける。続いてチンゲンサイの葉とミニトマトを軽く炒めて2に入れ、カラーピーマン、チンゲンサイの軸を炒めて2に漬ける。塩、こしょうで味をととのえる。

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