のどを潤し体が温まる 梨の薬膳蒸し作ってみた

のどを潤し体が温まる 梨の薬膳蒸し作ってみた

画像提供:yucchosanさん

 9月も中旬になり急に朝晩冷えるようになりました。急な冷えで風邪気味かも、のどの調子がイマイチかもって人も増えたのではないでしょうか。そんな頃にピッタリの、簡単にできる梨のデザートがSNS上で話題になっています。

 ツイッターユーザーのyucchosanさんが作ってツイッターに投稿した、梨にはちみつを足して蒸したもの。「喉が痛いので梨の芯くり抜いて水とはちみつ垂らして40分蒸すやつやってみたら食べ終わる頃には汗かくほど体温まって喉の痛みもなんか和らぎました 味も洋梨のコンポートみたいでおいしかったです」と、その食べた感想を写真と共に投稿しています。

 この梨の蒸し物、実は4年くらい前に中医学の漢方薬局が紹介し、以来梨の季節の定番となったもの。本場では芯をくりぬいたところに氷砂糖やはちみつ、それに生姜をひとかけを入れるそうです。熱した生姜は体を温めるので冷える時期には理にかなっているという事です。

 時節柄、せっかく梨が出回っているし、簡単にできるものなのでこれは作ってみるしか!という事で作ってみましたよ。

【材料】
梨:1玉
はちみつ:適量
お好みや冷えの症状に合わせて:生姜ひとかけ(粉末生姜やチューブ生姜でも代用可)

【作り方】
1.洗った梨の上部を切り落とします。この部分は蓋にするので取っておきましょう。

2.ティースプーンで梨の芯の部分のくりぬきます。果肉がシャリっとしていてそんなに硬くないので難しくないです。

3.くりぬいたところにはちみつを適量流し込みます。大体大さじ1くらい。切り取った上部を置いて梨に蓋をします。

4.鍋に水を張り、火にかけて沸騰させます。そこにお皿に入れた梨を入れて蓋をし、40分間蒸します。

5.できあがり。

 蒸し器があればそれを使ってもいいですし、多機能レンジに蒸し物機能があればそれを使っても簡単にできるかと思います。我が家の場合は梨1個だけを蒸す形だったので、鍋の底に小皿を置いてその上に梨の入ったお皿を置きました。梨を入れるお皿は、食べている時に果汁が結構出てくるので少し深めくらいが丁度よい感じです。

 さて、出来上がったものを早速試食してみましょう。鍋からお皿を取り出す時は熱いので火傷に気を付けてくださいね。アツアツの所にスプーンを入れます。しっかり蒸してあるおかげで、スッとスプーンが入ります。果肉と一緒に真ん中に溜まったはちみつの溶けたものを絡ませて食べると、優しい甘さが口に広がります。食べているうちに体がポカポカしてきて、じんわりと汗が。体が冷えている時に食べれば程よく温まりそう。そして、確かに生姜が合う味です。洋ナシのコンポートに近いというのも納得。

 食べていて、シナモンが好きな人ならシナモンシュガーやパウダーを振りかけても美味しく頂けそうに思いました。シナモンも、生姜と共に体を温める効果があるので、寒気を感じる時にはよいスパイスです。

 梨まるごと1個を使うこの梨の蒸しもの、一人で食べるにはちょっと多いかなという人は適当にひと口大くらいに切ってはちみつをまぶして蒸しても同じ様になり、取り分けもしやすくなるのでこちらもおススメです。

 これから空気が乾燥する季節。梨は体の潤いを保つ働きがあると言われていますので、皆さんもぜひ試してみてくださいね。

<記事化協力>
yucchosanさん(@yucchosan)

(梓川みいな)

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