女は気づいた。「カレー選び」と「男選び」は似ていると…

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『飛騨牛 最高ランク5等級使用 飛騨牛カレー』。


このカレーをレビューすることになった筆者の気持ちは高揚していました。


黒毛和牛“飛騨牛”のなかでも、最高ランクの5等級の肉のみ使用しているそう。一流中の一流の牛です。


見てください……! 最高ランク5等級の名に相応しいこの素晴らしい姿。



こんな肉の入ったカレーを食べられる……、今にもヨダレが垂れそうでした。


5等級の飛騨牛。人間で例えるならば、有名企業のエリートサラリーマンといったところでしょうか。そんな男性と合コンかなにかで出会って、今度2人デートすることに……。う〜ん、高まる気持ちを抑え切れない。


早速箱を開け、カレーの袋を沸騰したお湯に入れてまつこと5分。心なしか、他のカレーと比べお湯に入れる動作が丁寧になります。気になる男性とのデートの朝に、気合を入れて身支度するのと一緒ですね。



■白いご飯にカレーをかけて…さぁ、デートの始まり!

飛騨牛カレーということで、まずはお肉をパクリ?キラキラプルプル輝いています?


はぁ〜ん?やっぱり最高ランク5等級の飛騨牛はそこらへんの肉とは違う! 牛すじ煮込みに入っているような肉で、口の中でホロホロ溶けて消えていきました。


でも「私って幸せ者?」と、脳内お花畑状態だったのはほんの一瞬でした。なぜなら筆者は、カレーをよそった瞬間に気づいてしまったのです。



■飛騨牛のお肉はひとつしか入ってなかった

そのたったひとつの飛騨牛を食べてしまった筆者の目の前にあるのは、カレールーのみ。飛騨牛にときめいていたのに、その要素がなくなったら……。


有名企業のサラリーマンとのデート中に「俺、今の会社辞めることにしたんだ。次の仕事は、辞めた後にゆっくり考えるよ」と告げられた感じでしょうか。


でも筆者は諦めません。せっかく出会えたのだから。飛騨牛カレーのカレールーも一流の味なのかもしれないですもの。


かすかな期待を胸に、ルーをペロリと舐めてみる。


ふ……普通のカレー……。飛騨牛要素は微塵も感じられず、しかもちょっと辛い。舌にピリピリと電気が走る感覚で、あまり心地よい辛さではなかったです。


この時点で筆者の飛騨牛カレーへの興味はなくなってしまいました。



■「飛騨牛カレー」に惚れていたんじゃない。肩書きに惚れていたのだ。

会社を辞めるという有名企業のサラリーマンの内面の良さを探ろうと頑張ったものの、結局見つけることができなかった。逆に欠点ばかりが目について、自分が彼の肩書きに惚れていたのに気づいた……といった感じでしょうか。虚無感しかありません。


でもカレーを残すのはもったいない。この“飛騨牛なき飛騨牛カレー”をなんとか美味しくする方法はないだろうか?と考えながら、トッピングを考えながら冷蔵庫をガサゴソと探していると……。


「チーズ×飛騨牛は胃もたれしそうだし、卵×飛騨牛はマズくはならないだろうけどマイルドな味になり過ぎてしまいそうだし……」


ガサゴソ


「あっ! 紅生姜ならばサッパリ爽やかなカレーに変身するかも!!」


ということで、入れてみました。



イイ……! 悪くない! かすかな酸味が、イヤなピリピリした辛さを消してくれます。むしろ美味しいかも……。「飛騨牛なき飛騨牛カレー」には紅生姜が合うようです。


無事完食。


ただ筆者は思いました。「工夫してまでレトルトカレーを美味しくするのは面倒臭い。一度でいいや」と。


モヤモヤしながらも、最後までデートを楽しむ努力をしてイイ感じの雰囲気のままバイバイした。でもその後、彼から「今日は楽しかったね。また2人で遊びに行こう!」とLINEが届いても、それに返信することはない。


といった感じでしょうか。


もう名前だけを見てカレーを選ぶのはやめよう。肩書きだけ見て男性を選ぶのはやめよう。


※ 注意:筆者自身は、男性を肩書きで選ぶなんていう愚かなことはしません。



■総評

味     ★☆☆☆☆


辛さ    ★★★☆☆


顧客満足度 ★☆☆☆☆


<今日の格言>

「男もカレーもスペックだけで選んではいけない。大切なのは中身。」


飛騨牛最高ランク5等級使用 飛騨牛カレー ¥ 753 / 箱

内容量:1箱あたり200g



【画像】


※ Dari Ya / shutterstock

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