パイナップルケーキの本場台湾でのおいしい食べ方【8月17日は、パイナップルの日】

こんにちは、台湾在住たべぷろ編集部員HOZです。8月17日は、パイナップルの日です。
台湾で1年中食べることができる果物の一つにパイナップルがあります。収穫量が多いのは6〜9月で、この時期のパイナップルといったらシロップ漬けのものより甘くてジューシー! そんな台湾有数の農産物パイナップルは、台湾土産の定番「パイナップルケーキ(鳳梨酥)」の材料としても使われています。
ところでこのパイナップルケーキ、実は複数の種類があるのをご存知ですか?
せっかく購入するなら、種類についてもぜひ知ってもらいたいので、今回はパイナップルケーキの種類についてご紹介させていただきます。

パイナップルだけを使った餡――土鳳梨酥

パイナップルケーキなので材料にパイナップルを使っているのは当たり前のことなのですが、中でもパイナップル“だけ”を使って作ったものを「土鳳梨酥」と呼びます。餡の色が比較的濃い目で、中にパイナップルの繊維っぽいものが見られるのがこのタイプの特徴です。

酸味が強めで、よりパイナップルらしい香りと味わいを楽しむことができます。台湾の方いわく、鳳梨酥といえばこちらの土鳳梨酥が“本物”の鳳梨酥なのだとか。

最初に食べたときの感想ですが「思ったより酸っぱい」です。日本のお菓子ではあまり出会うことのないタイプの甘酸っぱさなので、食べ慣れないとちょっとびっくりするかもしれません。フルーツらしい味わいのものをお探しの方におすすめです。ただし賞味期限が若干短めなので注意してくださいね。

パイナップルに冬瓜を混ぜた餡

パイナップルだけで餡を作ると酸味が強いため、そこに冬瓜(トウガン)を加えて味を滑らかにするという製法があります。一口食べて甘くて食べやすいパイナップルケーキだと感じたら、それはこちらの冬瓜入りのパイナップルケーキでしょう。

土鳳梨酥にくらべてフルーツの味わいは薄いですが、舌を驚かすような酸っぱさはなく、万人受けする味です。

以前台湾人の知り合いを訪ねた折、自宅の近くで美味しいと評判の冬瓜入の鳳梨酥をお土産に買っていったことがあります。友人がその鳳梨酥を食べて最初に言った言葉が「あ、これは冬瓜が入っているやつだね」でした。鳳梨酥と土鳳梨酥は明確に区別されているんですね。

こちらの種類の方が日持ちしやすいので、お土産として購入するのに便利です。

ただ一つ注意が必要なのが、こちらの種類の鳳梨酥は、たまにパイナップルを使わず冬瓜だけで餡を作っているものがあるのだそうです。購入する時は成分表を注意してみてくださいね。

パイナップルケーキin卵の黄身!

さてパイナップルに冬瓜をまぜるくらいですから、ほかの材料を混ぜたっておかしくはありません。そうしたわけでここからは変わり種パイナップルケーキのご紹介です。

まずは私の大好物、蛋黄(卵の黄身)入りパイナップルケーキから。

蛋黄とは卵の黄身のことで、黄身がまるまる一つ入っているものもあれば、ペーストとして餡の中に練りこまれている場合もあります。卵の黄身は丸いことから家庭円満の象徴で、縁起物の一つです。パイナップルケーキの他、月餅に入っているのも見かけます。

上の写真、パイナップルケーキの中心が黄色くなっているのが分かります。これが卵の黄身のペーストです。販売元の会社によって、この卵の味付けが少しずつ異なります。甘かったり、少ししょっぱかったり……なかなか奥が深いです。

パイナップルケーキinクランベリー!

次はクランベリーが入ったもの。クランベリーの中国語の表記が「蔓越莓」なので、製品の名前は「蔓越莓鳳梨酥」となります。漢字だけ見ると難しくてなんだかわかりません……。

切り分けてみると、餡の中にドライクランベリーが入っているのがわかります。甘酸っぱい餡とドライクランベリーがよくマッチしていて、フルーツが好きな方にはたまらない味わいとなっています。

こちらのお店のラインナップには、卵ペースト入りや、松の実、金柑などが入ったものがありました。他のお店では、くるみやさくらんぼなどを具材として入れている商品も見つけました。

パイナップルケーキにどんな食材を加えるかは、お店によってラインナップが異なりますので、いろいろなお店を訪れて食べ比べてみたいところです。

関連記事(外部サイト)