台湾の朝ごはん店の定番!蛋餅のおいしい食べ方【毎月9日は、クレープの日】

台湾在住たべぷろ編集部員HOZです。毎月9の付く日はクレープの日。クレープというと甘いものを想像しますが、台湾には甘くないクレープが存在します。蛋餅(ダンビン)といって、やや厚めの弾力ある生地と卵を一緒に焼き、卵焼き状に巻いてから切り分けて食べるものです。
早餐店(ザオツァンディエン)と呼ばれる朝食レストランの定番メニューで、卵の他にチーズやハムなどいろいろな食材を加えた蛋餅があります。
朝ごはん店の定番メニューのため、昼に食べていると「いま朝ごはんを食べているの?」とからかわれたりすることも。今回はそんな台湾のご飯クレープ蛋餅とともに、台湾人の朝ごはん事情についてご紹介します。

いろんなトッピングでおいしくなる蛋餅

朝起きて顔を洗って身だしなみを整えたら、さぁ、早餐店へ朝ごはんを食べに行きましょう。

蛋餅を食べようと思ったら、近所の早餐店へ行ってカウンターの店員さんに蛋餅を1つと注文……すればいいわけではありません。なぜかというと、ひとくちに蛋餅と言ってもたくさんの種類の蛋餅があるからです。

こちらは原味(ユェンウェイ)と呼ばれる卵のみの蛋餅と、豬排(ジューパイ)と呼ばれる豚肉とチーズをトッピングしたもの。

卵のみといっても巻く前にソースをかけてあるので、生地と卵以外の味もちゃんとします。このソースも店ごとに使っているものが異なるので、味の決め手の1つです。

こちらは火腿(フオトゥイ)蛋餅。火腿は中国語でハムのことです。私はハムや培根(ベーコン)などの入った蛋餅をよく食べます。

こちらは九層塔(ジウツェンダー)蛋餅。九層塔とは中国語でバジルのこと。バジルの葉っぱがそのまま使われています。食べるといい香りがしますよ!

どんな材料を使った蛋餅があるかは、お店によって千差万別。プレーン、チーズ、ハム、ベーコン、豬排、?排などが比較的よく見かけるスタンダードメニューですが、どこの店もその他いろいろな材料を使った蛋餅を提供しているので、初めて訪れる早餐店ではメニューを見るのがちょっと楽しみです。

注文の仕方は意外と簡単

こんなにたくさん種類があるのでは、中国語が分からないと注文できないのでは……と不安に思われる方もいるかも知れませんね。でも大丈夫、台湾の早餐店にはとっても便利な注文システムがあります。それがこのメニュー表です。

メニュー表はリスト状になっており、自分が注文したいものをこのメニュー表に直接書き込むという形で使用します。

紙で作られていて自分専用の注文リストとして使用できる場合もあれば、ラミネート加工がされていて赤ペンで書き込む パターンのものもあります。

中国語ができなくても、漢字からなんとなく中身を推測することができれば、食べたいものの横に正の字を書いて店員さんに渡すだけでOKなのです。

メニュー表の中にテーブルの番号を書く欄もあるはずなので、そちらも忘れずに記入してくださいね。

こうしてメニュー表に記載すればいいというのは、中国語は上手に話すことができないけれど漢字はなんとなく分かる我々日本人にとっては大変ありがたいシステム。

こんな具合に注文は意外と簡単ですので、楽しげに談笑しながら朝ごはんを食べている台湾人の方たちに混じって、台湾の定番朝ごはんを味わうと共に、台湾らしい朝の風景も満喫してみてくださいね。

台湾では「朝ごはんも外で」が普通

台湾は外食文化の国。台湾の国家衛生研究院が2015年に発表した資料によると、13歳〜64歳の台湾国民のうち、68%の人が一日3食とも外食しているという結果が出ています。

翌年2016年に発表された3食ごとの外食比率では、平日の朝食の外食率は64.8%という結果も。台湾の人口は2016年の段階で2354万人、そのうちおよそ1100万人を超える人が朝ごはんを外食している形となります。

また2017年にアメリカのカード会社が行った調査では、台湾人の外食費用は1ヶ月7178台湾元(約2万6000円)で、この数値は前年に比べて44%増加しているという結果も出ています。それらのことから、台湾の外食率は今後も更に増加していくであろうことが伺えます。

参照サイト:
台湾、外食支出は月約2万6千円 アジア太平洋4位=カード会社調査:中央社フォーカス台湾
台湾の人口の推移(1980〜2018年):世界経済のネタ帳
台灣外食人口破千萬 ?爆食安瞬間下滑 NOWnews:今日新聞

高い外食率を誇る台湾ですから、飲食店の数はとても多いです。早餐店の数も多く、住宅地など人が多く住んでいる所なら、少し歩けばすぐに2、3軒の早餐店を見つけることができます。

早餐店の営業開始時間は早く、朝の6時頃にはすでに営業を開始している店がほとんどです。ただし開店時間の早さに比例して閉店時間も早く、昼食の時間を過ぎた頃には閉まってしまう店が多いので、時間に注意して訪れる必要があります。

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