旬の里芋を味わおう!皮の上手な剥き方とおいしい食べ方【レシピ付き】

8月下旬から12月の秋から冬にかけてが旬と言われている里芋。実は里芋には健康や美容に嬉しい栄養素がたくさん! いつもは水煮や冷凍ものを買っている方も、ぜひ旬の里芋を美味しく手軽に楽しみませんか? 今回は里芋の上手な下ごしらえの仕方や、健康・美容パワー、おいしい食べ方をご紹介します。

里芋の皮の上手な剥き方

里芋は皮が剥かれて下ゆでされた状態で、冷凍や冷蔵されて販売されていますが、ぜひ旬の時期こそ生の里芋を調理して香りや甘みを味わってみてください。

里芋の皮は剥くのが大変そう、と思われるかもしれませんが、ここでは簡単にできる2通りの方法ご紹介します。

生の状態で皮を剥く

里芋を洗って泥を落としたら、水気をしっかりとふきます。

手や里芋に水分が付いていると、里芋のぬめりが出て剥きにくくなってしまうので、ご自身の手も含めて水気はない方が良いです。

ぬめりや形を気にしないような時は、スプーンや包丁の背などをつかってこそげ落とす様にしても簡単に皮は剥けます。煮ころがしなどはこの方法でも。上と下の部分は固いので切り落としましょう。

形を整えて煮たい時は、里芋の上下の部分を切り落とし、切り落とした部分の上から下へ包丁で皮を剥き、厚めに皮を剥きます。味の染み込みもよく、煮崩れもしにくいと言われる「六方剥き」というものもあります。煮た時に見た目も綺麗になります。

六方剥きは、側面が6面になるようにします。切り落とした上下を横に持って包丁で厚めに皮を剥きます。

レンジ加熱後に皮を剥く

里芋を洗って泥を落としたら、水気がついた状態で側面に包丁で一周切り込みを入れ、耐熱皿に入れてラップをふんわりとかけて電子レンジ600wで100gにつき約2分加熱します。

里芋は中位の大きさの物で約50g。きぬかつぎに使われるような小さな里芋は1個30gほどなので、加熱時間は調整するようにします。

ここで水分をふいてしまうと、NG。適度に残っている方が蒸す状態になるので、ある程度水気は残すようにしましょう。

竹串がすっと通るまで加熱したら、温かいうちに水を張ったボウルに放ち、切れ目から皮を剥くと剥がれやすいです。上下の部分は切り落とします。

切れ目から手でつるんと剥きやすくなります。剥きにくい場合はスプーンなどを使ってこそげ落とすようにします。剥けたら水気をキッチンペーパーなどで拭き取ってください。

シンプルにこのまま塩や塩辛、ごま塩、塩昆布などをつけていただくのもおすすめ!

里芋の美味しい食べ方

煮物

五目煮や煮しめ、煮ころがしなどはもちろんのこと、いかのわたと一緒に煮ても美味しいです。おでんの具材にもおすすめ。

生の状態で皮を剥いて煮ると、味もしみます。里芋のぬめりには栄養が詰まっていますが、煮汁の濁りなどが気になる場合や、すっきりとした煮物にしたい時は、皮を剥いたら塩で揉み、下ゆでしてから使いましょう。

里芋の煮ころがしのようなものは、下ゆでや塩もみせずに、皮を剥いたらキッチンペーパーでふくくらいで良いと思います。

クリームシチューやグラタンに

クリームシチューやグラタンにも非常にあいます。シチューのように他の食材と一緒に煮込む場合は、先ほどご紹介した生の状態で皮を剥いて使います。グラタンなどはレンジ加熱をして剥いてからの方が加熱時間も少なくて済むと思います。シチューやグラタンに使用する牛乳は、豆乳に変えると優しい味わいが楽しめます。

豆乳や牛乳との相性も良いので、グラタンにしても美味しくいただけます。

炒め物に

レンジ加熱をして皮を剥いた里芋は、火の通りも早く、香りも残っているので、大きめに切ってさっとバターやオリーブオイルで炒めるだけでも非常に美味しくいただけます。

生の状態で皮を剥いた里芋でしたら、薄切りにするなどして火の通りを早くしてあげると調理がしやすいです。

みじん切りにしたにんにく、アンチョビを加えてソテーすると手軽に作れる絶品おつまみに。

里芋のマッシュ

里芋をマッシュする、というとあまり馴染みがないかもしれませんが、実は非常におすすめ!こちらもレンジ加熱をして皮を剥いた里芋を、フォークなどでマッシュして、衣をつけてコロッケにしたり、生ハムなどと和えてサラダにしても。バターや牛乳を加えてマッシュポテトならぬマッシュ里芋にしてステーキなどの付け合せにしても美味しいです。

里芋の香りと甘み、ねばりが、じゃがいもとは違う味わいや食感を出します。マッシュした里芋は冷凍保存もできます。

レンジで加熱して皮を剥いた里芋は、香りが残って甘みも感じられます。

いつもは手間がかかって水煮や冷凍の里芋を買ってしまうという方も、ぜひ試されてみてください!

腸内環境の改善やむくみ防止、血糖値上昇の抑制をサポート

里芋は土の中で、株の中心に「親いも」があり、そこから「子いも」、「孫いも」と連なってできます。そのことから、子孫繁栄のシンボルとして、中秋の名月のお供え物の代表格となっています。

里芋には様々な種類があり、親芋は残して子芋を食べる品種(きぬかつぎなどによく使われる「石川早生」や「土垂」など)、親芋も子芋も食べる品種(「セレベス」、「八頭」、「海老芋」「八つ頭」など)、親芋のみを食べる品種(「たけのこいも」など)、その他にも里芋の葉柄である「ずいき」を食べるための品種もあります。

里芋は食物繊維を豊富に含んでいます。また、ナトリウムの排出に関わるカリウムも豊富に含んでいるので、むくみで悩んでいる方や、便秘で悩んでいる方にもおすすめの食材です。

里芋の特徴の一つは「ぬめり」。このぬめりの成分は、たんぱく質の吸収を促進したり、胃粘膜の保護や腸の働きを活発化、血糖値や血中コレステロールの上昇を抑える働きがあるとも言われています。

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