旬の大根を1本食べつくそう!簡単レシピ4選

大阪府在住の国際中医薬膳管理師・まなべみほです。秋から冬にかけて旬を迎える大根、一本で買った方がお得な季節ですが、使いきれるかな?とためらうこともありますね。でも、この季節の不調にもよい効果の期待できる大根ですので、しっかりいただきましょう。
たくさんある大根のレシピの中でも、簡単に作れる人気メニューを4品選び、忙しくても作ることのできる時短アレンジでご紹介します!

豚と大根の琥珀煮

大根を使った料理の中でも特に人気のあるメニューですね。時間がかかりそうな気もしますが、切り方で簡単時短メニューに早変わり! 豚肉の代わりに鶏もも肉を使ってもおいしいですね。

【材料】4人分 調理時間約15分
大根 8cm分
豚バラ肉(お好み焼き用などの厚切り) 300g
青ネギ 2本分
しょうが 1かけ
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
サラダオイル 大さじ1

【作り方】

  1. 大根は拍子木切りまたは小さめの乱切りにする。
  2. 豚バラ肉は大根と長さを合わせて切る。豚バラは脂が多いようならボウルに入れ、熱湯を回しかけ、脂を落としておく。
  3. 大根を耐熱容器に入れ、水大さじ1(分量外)をかけ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600wで3分加熱する。
  4. しょうがはせん切り、青ネギは小口切りにしておく。
  5. フライパンにサラダオイルと(4)のしょうがを入れ、火にかけ、しょうがの香りがしてきたら(2)の豚バラ、(3)の大根、を入れ、ざっと炒め、油が回ったら酒、みりんを加える。
  6. ひと呼吸おき、しょうゆを回し入れ全体に絡める。煮汁が半分くらいになれば器に盛り、(4)のねぎをちらして完成。

ふろふき大根

ふろふき大根もコトコト煮込む料理の代表ですが、深さ5mmくらいに入れた隠し包丁と薄めに切ること、下ゆでを電子レンジですることで時短メニューに早変わりです。田楽みそは市販のものでも十分ですよ。

【材料】4人分 調理時間約20分
大根 20cm分
昆布 5cm角

味噌 50g
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1

お好みでゆず、白ゴマなど

【作り方】

  1. 大根は厚さ2cmの輪切りにし、裏表両方に深めに隠し包丁を入れ、イチョウ切りにする。
  2. 時間があれば米のとぎ汁でさっとゆでこぼす。なければ大根を耐熱容器に入れ、水大さじ1(分量外)をかけ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600wで5分加熱する。
  3. なべにかぶるくらいの水、昆布、(2)の大根を入れ、約10分煮る。
  4. みりん、酒を大きめの耐熱容器に入れ電子レンジ600wで2分加熱する。
  5. (4)に味噌、砂糖を溶き入れ、さらに電子レンジ600Wで1分加熱しよく混ぜる。
  6. (3)の大根が煮えたら器に盛り、(5)の味噌、お好みでゆずをのせる。

大根とゆずのサラダ

箸休めの漬物としても、レタスや生ハムとあわせてサラダ感覚でもおいしくいただけますよ。

【材料】4人分
大根 5cm分
ゆず 1/2個分
塩 小さじ1/2
砂糖 少々

【作り方】調理時間約10分

  1. 大根は皮をむき、薄切りにする。サイズにより、半月またはイチョウ切りにする。
  2. (1)の大根にまんべんなく塩を振りしばらく置き、しんなりさせる。
  3. ゆずは皮を千切りにし、汁をしぼる。
  4. (2)の水分を絞り、(3)のゆずの果汁、皮を加え和える。ゆず果汁は酸味をみながら加える。砂糖少々で味を調える。

※きれいな葉のついた大根でしたら、さっと塩茹でして固く絞り、各メニューのネギの代わりに彩りにちらすとよいですね。残りはゴマ油でちりめんじゃこと炒めて、しょうゆ、みりんで味付けし、ごはんの友にするとおいしいですよ。

大根と里芋の京風味噌汁

【材料】4人分 調理時間約15分
大根 長さ5cm分程度
里芋 2個
かつお昆布だし 600cc
白味噌 大さじ山盛り4杯
青ネギまたは三つ葉 2本分
お好みで、練りがらし 適宜

【作り方】

  1. 大根、里芋は皮をむいて薄めのイチョウ切りにする。
  2. 鍋にかつお昆布だしと(1)の大根、里芋を入れ火にかける。
  3. (2)が煮えたら白味噌を溶き入れる。京風は味噌を多めに使い、濃くするのがポイントです。
    ※白味噌が手に入らなければ、お好みの味噌でどうぞ。
  4. 椀に盛り、青ネギまたは三つ葉を吸い口にする。お好みで練りがらしを添えてどうぞ。

大根の効能とは?

私たちの食卓には欠かせない大根。古くは春の七草にも数えられる「すずしろ」と呼ばれていました。大根は薬膳では肺を潤し、咳を鎮め、胃腸を掃除し大腸の働きを整える力があるといわれています。

咳や黄色く濃い痰が出るときに食べると、痰を緩めて出しやすくしてくれます。また、大根の辛み成分には殺菌作用があり、風邪の初期症状であるのどの痛みを抑えてくれるとも言われています。大根のしぼり汁をお湯に溶いて飲むとよいですね。

大根に含まれるジアスターゼという消化酵素は、食べ過ぎて胃もたれや消化不良を起こしたときに調子を整えてくれます。このジアスターゼ、熱には弱い性質があるので、大根おろしやサラダにして生食することをおすすめします。

ステーキやハンバーグに大根おろしを添えるのは、口をさっぱりとさせ、また脂っぽい肉類の消化を助けることにもなりますね。

生でも炊いても、さらには大根ステーキやポテトフライの様に揚げてもおいしい大根は、旬の冬にはびっくりするくらい大きなものもありますね。

一度に食べきれないときはふろふき用、味噌汁用とサイズを考えて切りわけ、まとめて下ゆでして冷蔵保存しておくと、日々の時短にもつながりますね。

大根は皮を厚くむいて食べますが、ちょっともったいない気もします。1本分まとめてむいたら、皮を斜め切りにしてきんぴらにすると立派な常備菜に。1本むだなく食べきりましょう。

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