日本コロッケ協会会長が語るパンクしないコロッケの作り方


日本コロッケ協会会長で食文化クリエイターの藤井幸大が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。コロッケ協会を作った経緯と「認定コロッケニスト」の資格を取る検定試験について語った。

黒木)今週のゲストは日本コロッケ協会会長で、食文化のクリエイターでいらっしゃる藤井幸大さんです。
なんと、藤井さんはコロッケ王子なのですね。

藤井)はい。そうなんです。

黒木)ご自分で「コロッケ王子」と名乗っていらっしゃるということなのですが、日本コロッケ協会というものがあるのですか。

藤井)はい。2012年に、私が仲間と一緒に設立した協会です。私はコロッケを中心に作っている冷凍食品メーカーが家業なのです。この家業を継ぐ決心をした2008年頃、コロッケの安売りが蔓延しまして、世の中から美味しいコロッケがどんどん消えていってしまったのですよ。お惣菜やお肉屋さんのコロッケが18円〜30円と安売りが蔓延してしまいました。

黒木)もともと冷凍食品メーカーのお家ですけれども、冷凍のなかでもコロッケがいちばん多かったのですか?

藤井)私が子供の頃は、9割くらいがコロッケの製造でした。徐々に減ってはいたのですが、専業メーカーとして注力はしていました。しかし安売りが進んでしまうと、利益もですが、私の将来的な人生が暗くなってしまう。もっとコロッケの魅力を知って頂きたい、世の中のコロッケの価値を高めていこうとコロッケ協会を作りました。

黒木)協会を作られてからは、まず何をされたのですか?

藤井)まずは「コロッケグランプリ」を開催しようということと、「コロッケニスト」という資格を発行しました。作るというよりは、コロッケが好きな人を「コロッケニスト」と呼ぶのです。

黒木)あ、食べる人。

藤井)そうです。コロッケの豆知識を勉強して頂こうということで。

黒木)豆知識があるのですね。私もコロッケ好きだから、コロッケニストですよ。でもまだ豆知識がないので。

藤井)これは、協会のホームページに行って頂いて、試験を受けて頂きます。

黒木)試験を受けなきゃいけないの(笑)。

藤井)そうです、受かれば「認定コロッケニスト」となります。コロッケの揚げ方のコツや、上手な切り方などの豆知識です。

黒木)上手な切り方……ちょっと斜めに切るとか?

藤井)いえ、剣先でミシン目に穴を空けてから切ると、崩れないのです。

黒木)すると、バサッと2つになるわけですか。

藤井)綺麗に切れるのです。お弁当に入れる際、高さの問題が出てきますので。あと断面が綺麗だと、美味しそうに見えます。

黒木)お弁当に入れるときは、小さく作っていました。

藤井)なるほど!

黒木)検定試験の問題、もう1つくらいありますか?

藤井)パンクしない技術とか、歴史というのもあります。
主に、パンクの原因は水分量と言われているのです。じゃがいもや、クリームコロッケの場合はクリームの水分があります。これが、しっかり熱が冷めることによって、水分が均等に分かれて抜けていくのです。そうして乾くと、なかから水分が抜けてパンクするという現象を防げます。


藤井幸大/日本コロッケ協会会長・食文化クリエイター

1981年生まれ。北海道札幌市出身。
コロッケを中心に冷凍食品の製造販売をしている「サンマルコ食品」の創業家に生まれる。3代目にあたるが、祖父に変わって父が社長に就任するまでは会社員の家庭で育つ。
米アカデミー・オブ・アート大学卒業後、食品関連の商社に勤務。米国時代に得た貴重な経験を糧に、食文化クリエイターとしての経験を積む。
2011年、サンマルコ食品株式会社に入社。新事業態開発や食品コンサルティング、飲食店からデパ地下惣菜店まで様々なプロデュースなどを手がける。

幼少期より食しているコロッケを追求。年間2,000個を食す「コロッケ王子」として、コロッケの発展とマーケット拡大のため、一般社団法人日本コロッケ協会を設立。コロッケのことなら何でも知っている「コロッケ王子」として活躍している。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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