横浜駅「メガ炒飯弁当」(1350円)〜15両の長大編成とラガーマン同様の倫理感が支える首都圏の通勤列車

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

E233系電車・普通列車、東海道本線・藤沢〜大船間

東京近郊のJR線で列車を待っていると、ときどき、「今度の列車は“短い”10両編成でまいります」という駅員さんのアナウンスが入ります。
特に東海道本線・東北本線・高崎線・常磐線の列車(上野東京ライン・湘南新宿ライン)や、横須賀線・総武本線(快速)の列車は、日中でも15両編成の列車が多いもの。
それだけ首都圏の移動は、鉄道によって支えられているとも言えましょう。

E217系電車・普通列車、東海道本線・戸塚〜大船間

東海道本線・東北本線・高崎線・常磐線では、10両(基本編成)+5両(付属編成)の15両。
それぞれ平塚、小金井、籠原、土浦といった駅で、付属編成を切り離すことがよくあります。
一方、横須賀線・総武本線(快速)では、11両(基本編成)+4両(付属編成)の15両。
横須賀線の横須賀・久里浜方面へ直通する列車は、逗子で付属の4両を切り離します。
どの編成も、基本編成に2両の2階建グリーン車が組み込まれています。

メガ炒飯弁当

ラグビー同様、「15」という数字が1つの単位となる、首都圏のJR線。
そんな15両編成の列車が頻繁に行き交う横浜駅の駅弁を手掛ける「崎陽軒」が、横浜市と横浜ウォーカーとのコラボで、横浜とラグビーを盛り上げるべく9月20日から販売しているのが、「メガ炒飯弁当」(1350円)です。
人気の「炒飯弁当」の“メガ”バージョンは、初めての登場だそうです。

メガ炒飯弁当

【おしながき…比較は通常の「炒飯弁当」】
・炒飯(トッピング:グリンピース、海老、約1.5倍)
・昔ながらのシウマイ(3個⇒5個)
・鶏の唐揚げ(2個⇒3個)
・塩焼そば(約2倍)
・筍煮(約3倍)
・カニ風味蒲鉾とクラゲと錦糸玉子の酢の物(約1.5倍)
・紅生姜(約1.5倍)

メガ炒飯弁当

パラッとした食感が特徴の崎陽軒の炒飯。
通常の「炒飯弁当」は海老が入っていませんが、今回のメガバージョンには、特別に海老も入って、独特のプリっとした食感も一緒に楽しめるのが嬉しいところです。
食欲旺盛なアナタはガッツリと、小食のアナタは仲間とシェアしながらいただくのがお薦め。
ラグビーのルールはよく分からなくても、盛り上がり気分はしっかりと味わえますね!

185系電車「湘南ライナー」、東海道本線・横浜〜川崎間

15両編成で運行しても、朝夕は激しい混雑となる首都圏のJR線。
大きく混雑し、ストレスが生まれる車内では、小競り合いが起こることも珍しくありません。
そのなかで通勤客1人1人に求められるのが、ラグビーの競技同様、高い水準の倫理的な行動であり、周囲の人たちをリスペクトする精神かもしれません。
それが辛い日は、有料の通勤ライナー・特急列車で「快適さ」を買うのも1つの手。
15両の長編成列車と、1人1人のフェアな心が支えている、首都圏の通勤ラッシュです。

(参考)ラグビー憲章ほか

駅弁 望月崇史 ライター望月 駅弁膝栗毛

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