ラーメンの新しい主役は「ショウガ」だ! 巣鴨の新店『生姜は文化。』のショウガ増し増しラーメンが激ウマ!

ラーメンの新しい主役は「ショウガ」だ! 巣鴨の新店『生姜は文化。』のショウガ増し増しラーメンが激ウマ!

ラーメンの新しい主役は「ショウガ」だ! 巣鴨の新店『生姜は文化。』のショウガ増し増しラーメンが激ウマ!

ラーメン界におけるショウガの立ち位置

 ラーメンの味といえば、味噌、醤油、塩、とんこつにおおよそ4つに大別できます。しかし、今回紹介するのは“第5の新しい味”ともいうべき「ショウガ味」です。

「ちょっと、ちょっと、それを言うなら、先にニンニクでしょ」という意見があるかと思います。確かに、ラーメンのタレや背脂チャッチャ、“追いニンニク”などで「おろしニンニク」を入れる店は多く存在します。

 それにひきかえ、ラーメンのタレに「おろしショウガ」を入れるお店はほとんど見かけません。「追いショウガ」も聞いたことがありません。そもそもラーメンにショウガを使うのは、スープをとる時だけ。豚や鶏ガラといった肉の臭み消しのために寸胴に入れられる程度で、ショウガには日陰の仕事しかなかったのです。

 しかし、ここにきて、ショウガが表舞台に立ち、ひょっとしたらニンニクを追い抜くのではないかと思うほど、勢いのあるラーメンが登場したんです。それが、今年2018年7月28日に東京・巣鴨にオープンした『らぁめん 生姜は文化。』の「塩生姜らぁめん」。まさにショウガが主役です。

ショウガはラーメン界の若手ホープ

『らぁめん 生姜は文化。』は、まだオープンして1カ月ほどですが、猛暑の日も、台風の日も、昼前から行列ができています。皆さんのお目当ては、ショウガがたっぷり入った「塩生姜らぁめん」や「塩生姜つけめん」。ということで、その「塩生姜らぁめん(味玉入り)」(850円)をご紹介しましょう。

「塩生姜らぁめん」の基本構成は、大きなバラチャーシューが2枚、海苔、ほうれん草、その下には、透き通ったスープ。「ショウガはどこ?」と思うかもしれませんが、スープのいたるところに潜んでおり、見た目ではなく香りで主張してきます。

 スープを飲む前からショウガのショウガオール(辛味の成分)が、目や鼻を刺激してくるほど。レンゲですくって一口飲めば、ショウガならではのツンとした辛味が広がり、思わず「ジンジャー感すごい」と声を漏らしてしまうほどガツンとスパイシーです。

 辛味だけでなく、ラーメンのスープで今まで食べたことがないほど、口中に風が抜けていくような爽やかさがあります。さらに二口、三口と進むと、ショウガの辛味だけでなくまろやかさを感じます。このまろやかさの元はスープ。豚ガラをじっくり弱火で丁寧に煮込んで作る豚清湯と、昆布を使った塩だれを使用しているとのこと。ショウガがそのスープに、深み、香り、刺激を与えているんです。

 そして麺は、珍しい平打ちの太麺。この平べったい麺に、ショウガ入りの爽やかなスープがぴったりと絡まり、実に上品な味。あの無骨なショウガが入ることによって、こんなに奥行きのある味になるとは…感激です。

 さて、ショウガといえば、インドや中国などアジアを中心に消費量が多く、香辛料や漢方などに使われる食材。さまざまな健康効果があることが証明されていますが、料理の方面でいえば、肉や魚の臭み消しにも使われます。そして実は、食事をした後のお口の匂いも消してくれるんです。匂いが気になるニンニクとは大違いですね。

 さらに、ショウガは、体を温めることが知られているように、美容ダイエットのカギとなる新陳代謝をアップする効果も。とくに、そのパワーを飛躍的に発揮するのが「酢とショウガ」の組み合わせ。

 その「酢ショウガ」が、こちらの店には卓上に常備してあるんです。途中でこの「酢ショウガ」で味変させれば、美味しいだけでなく、体にも良いというおまけ付き。ショウガは、これからのラーメン界の第5の味になること間違いありません。

 ともあれ、「塩生姜らぁめん」は、さっぱりしていて、胃もたれもなく、毎日食べたくなる新しいタイプのラーメンです。ぜひ、食べに行ってみてください。

(撮影・文◎土原亜子)

●SHOP INFO

店名:らぁめん生姜は文化。

住:東京都文京区本駒込6-6-2沢谷ビル1F
営:11:00〜15:00
  17:00〜食材売り切れ次第終了
休:木
臨時休業はhttps://twitter.com/nosionolifeでご確認を

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