韓国発の超人気“麻薬パン”がカルディで買える! 話題の「やみつきコーンクリームパン」を食べてみた

韓国発の超人気“麻薬パン”がカルディで買える! 話題の「やみつきコーンクリームパン」を食べてみた

食楽web

 いつの時代も「これは本場の味とちょっと違う」と言う人がいます。

 例えば東京のスペインバルでパエリアを堪能していると「本場のはコメがアルデンテだ」とか、中国料理店で火鍋をつつけば「重慶の火鍋はもっと辛くてシビれる」とか。現地に行ったことがない人にとっては「へぇ」以外に何も感想が出てこないうえに、いま美味しく食べているのがニセモノだと指摘されてるような気にもなり、わざわざそれを言う必要あるのかな、と毎回微妙な気持ちになるのは筆者だけでしょうか。

 さて、新年早々どうでもいい愚痴をこぼして恐縮ですが、今回は韓国で通称“麻薬パン”と呼ばれるほど美味しい「とうもろこしパン」の話です。なんでも韓国・大邸(テグ)の老舗ベーカリー『サムソンパンチプ』の看板商品で、いまや韓国全土に人気が飛び火している人気のコーンパンがあるらしいのです。

 この情報を韓国に長く暮らしていた知人から聞いたのは数年前だったんですが、つい先日、「そのとうもろこしパンが実はひっそりと日本に上陸しており、なんとカルディで買える」とその知人から追加情報がもたらされました。で、その知人が地元のカルディで買ってきてくれたのが、今回ご紹介する「やみつきコーンクリームパン」です。ちなみに冷凍コーナーで売っているそうで、もらったそれはカチカチに凍っていました。

「やみつきコーンクリームパン」1個213円

「やみつきコーンクリームパン」1個213円

 筆者は韓国でこのパンを食べたことがないので本場の味は知りませんが、知人は現地で実食済み。いわく、韓国の『サムソンパンチプ』で買ったパンは温かくて生地はサクッとしていて、中にはクリームと粒コーンが入っているのが特徴だそう。とりあえずパッケージの指示通り、電子レンジ(500W)で約60秒温めます。

レンチン後の「やみつきコーンクリームパン」をさっそくいただきます

レンチン後の「やみつきコーンクリームパン」をさっそくいただきます

 食べてみると、生地はしっとり。中には粒コーンとクリームが入っていて、コーンポタージュのような味。とくに粒コーンを噛むたびに広がる自然な塩味と、ほんのり甘いパン生地のバランスがいい。これはあるようでないパンです。

半分に割ってみると、中には粒のコーンとクリームが入っています

半分に割ってみると、中には粒のコーンとクリームが入っています

 ところが、ここで知人が「これじゃない…」とポツリ。実はカルディのは初めて食べたらしく、「本場のとうもろこしパンは、しっとり生地ではなく、メロンパンのようなサクサク生地だった」と言い出したのです。それが真実ならば、確かにこれは全然違います。サクサクしてないし。

 しばし呆然としましたが、気を取り直してパッケージをよく見ると「さらにオーブントースターで約2分加熱すると表面の生地がサクッとしてより一層美味しくなる」と書いてあったのです。なるほど、焼きが足りなかったのかもしれません。

電子レンジの加熱だけでも食べられますが、サクサク感を楽しみたい方は、さらにオーブントースターの加熱が必要のよう

電子レンジの加熱だけでも食べられますが、サクサク感を楽しみたい方は、さらにオーブントースターの加熱が必要のよう

 そんなわけで、オーブントースターでさらに2分焼いてみることに。しかし、先ほどのしっとり状態から、いきなりメロンパンのような生地になるのでしょうか。

焼き上がるとキツネ色になってより美味しそうな見た目に変化

焼き上がるとキツネ色になってより美味しそうな見た目に変化

 焼き上がるとこんがりキツネ色。先ほどよりグッと香ばしくなりました。食べてみると、確かにメロンパンのクッキー生地ようにサクサクしています! 中のコーンクリームとの相性も抜群。甘すぎずしょっぱすぎず、2個、3個と食べられるような軽さです。これは確かに韓国で“麻薬パン”と呼ばれるのもわかります。

オーブントースターで焼いたらこんがり&サクサクになりました

オーブントースターで焼いたらこんがり&サクサクになりました

 しかし、ふと韓国ツウの知人を見ると、首をひねっています。訊けば「大邱で食べたときは、まるで熱々のコーンポタージュを食べているような感じだった」とのこと。確かに本場のベーカリーの焼きたてにはとうてい敵わないことは想像できます。しかもこれ冷凍ですし。でも、まぁいいんです、どうせコロナ禍でしばらく韓国旅行にも行ける気がしないし、日本で楽しむならこれで十分美味しいんだから…。

 カルディのやみつきコーンクリームパンは、甘い菓子パンでもなく、しょっぱい惣菜パンでもない。その中間を行く不思議なパンで、食事にもできそうです。カルディで見かけたらぜひ一度買ってみて、麻薬パンの味を確かめてみてください。

(撮影・文◎土原亜子)

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