知っておきたい銀座の名酒場! 路地裏の名店『只今』でおばんざいと美酒を楽しむ

知っておきたい銀座の酒場。路地裏の名店『只今』でおばんざいと美酒を楽しむ

食楽web

 大人たるものひとつやふたつ、行きつけの店を持っていたいもの。それが銀座で、しかも路地裏で、和服の女将がいるカウンターの小料理屋だったら。そんな大人の隠れ家的な要素をすべてクリアしてくれる店があるんです。それは銀座七丁目、外堀通りの裏の通りの小道をさらに入った路地裏のビル。銀座には意外にも小さな路地裏がたくさんあって、路地裏の名店も数多くあります。

 こちら『只今(しこん)』もそのひとつ。少しわかりにくい店までの動線も、とっておきの隠れ家のようで、店に着くまでのちょっとしたワクワク感があります。

おばんざいはひとつ600円からで、一人前からの注文もOK

おばんざいはひとつ600円からで、一人前からの注文もOK

 店に入るとカウンターに並ぶおばんざいと和服の女将がお出迎え。毎朝市場へ出向き、旬の素材で作るおばんざいは毎日10種類以上。寒い時期は牡蠣や熱々のおでん、夏には夏野菜を使ったものなどずらり。カウンターに座って、料理を見て食べたいものを注文します。

 明るい笑顔が印象的な女将に「今日は何がいいの?」なんて会話も楽しいひと時です。たくさんあるおばんざいに迷ったら、今日のおすすめの7品で4,000円のコースも。ほかにもおばんざい8品と、本日の魚または肉から一品を選ぶ、只今コース5,500円も。こちらは〆ご飯が付いたお得なコースで、いろいろ試してみたいならおすすめです。

九州出身の女将が作る郷土料理と温かいおばんざい

「丸鳥の煮込み」1,600円

「丸鳥の煮込み」1,600円

 おばんざいはその日仕入れた素材で作るので、今日は何があるかは行ってからのお楽しみ。こちらはある日の献立で、やわらかい丸鶏の煮込み。丸まる一羽の鶏を数時間煮込んで、丁寧に作られた一品。口に入れるとやわらかく、ほどけていくような食感が楽しめます。

 女将は九州出身で、九州の郷土料理も登場。熊本から取り寄せる馬刺しや明太いわし、辛子レンコンなど、美味しい九州の郷土料理も堪能できます。

「肉豆腐」1,500円

「肉豆腐」1,500円

『只今』のいちばん人気のおばんざいは「肉豆腐」。甘辛い醤油ベースの味付けで、旨みがぎゅっと詰まったやわらかい牛肉と豆腐の相性は抜群。隠し味の実山椒がクセになる味わいです。また、『只今』ではお酒のラインナップも充実しています。全国の酒造から取り寄せた日本酒、森伊蔵や村尾などのプレミアム焼酎やワインなど、料理によく合うお酒を取り揃えています。特にワインはおすすめで、女将は日本ソムリエ協会が認定するワインエキスパートの資格を有するお方。厳選した国産とフランスワインが楽しめるんです。

 丁寧に作られたおばんざいはどれも美味しくて、お酒がすすみます。一人でも気軽に行けるのがいい感じ。カウンターのほかに、4人掛けのテーブルもあるのでグループでも使えそう。この店の魅力のひとつには、女将との会話があります。おばんざいのこと、好みのお酒など気軽に聞いてみましょう。美味しい料理と楽しい会話、おもてなしが心地よい銀座の隠れ家です。

●SHOP INFO

店名:銀座 只今(しこん)

住:東京都中央区銀座7丁目3-16東五ビル4F
TEL:03-3571-4080
定休日:土曜日、日曜日
営:18:00〜0:00(L.O.23:00)
※価格はすべて税別

●著者プロフィール

矢巻美穂

国内、海外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマン。趣味は温泉めぐりと食べ歩き。座右の銘は「美味しいものは産地で食べるに限る」。旬の美味しいものをその産地で食べることに興味津々。著書に「トレッキングとポップな街歩き ネパールへ」「とっておき! 南台湾旅事情故事」がある。

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