大阪のボートレース住之江は実は知られざるグルメ天国! 魅惑の“勝負メシ”を食べ歩いてきた

大阪のボートレース住之江は実は知られざるグルメ天国! 魅惑の“勝負メシ”を食べ歩いてきた

『ボートレース住之江』で関西グルメを食い倒れレポート | 食楽web

 ボートレースの安くて旨いグルメを紹介するこの企画、これまでに平和島、多摩川、江戸川、戸田と首都圏のボートレース場を紹介してきました。そして今回は、首都圏を飛び出して、食い倒れの街「大阪」へ。どんな勝負めしに出会えるのでしょうか。

 今回紹介するのは、『ボートレース住之江』。ボートレースの聖地と呼ばれる場所で、ボートファンなら一度は行ってみたいレース場として有名です。行ってみるとそこには、食い倒れの街にふさわしい、大阪グルメが集結していました。

グランプリといえば住之江。聖地住之江は、レトロな赴きの親しみやすいレース場

迫力あるレース展開を間近で楽しめる

迫力あるレース展開を間近で楽しめる

 やってきたのは、大阪市・住之江区にある『ボートレース住之江』。Osaka Metro四つ橋線・住之江公園駅の目の前に位置するアクセスの良さ。ここが聖地と呼ばれるのは、ボートレースの最高峰「グランプリ」が行われる場所だから。グランプリは、住之江で開催されることが多く、過去36回の開催のうち、30回がこちら住之江で行われています。それゆえ、「グランプリといえば住之江」をイメージする人も多く、これが聖地と言われる所以です。

 広い場内は、昭和の赴きを残すレトロ感がたっぷりで、初めて来たのに懐かしさを感じる雰囲気。「ああ、これよこれ、この雰囲気がいい感じ」と、入場5分ですっかりと場内に馴染む筆者。ボートレースのメッカ住之江のグルメは、大阪のうまいもんが集結しているという噂。さあ、大阪グルメを食べ尽くぞ!

昔ながらの食堂で味わう絶品うどん! 食堂『エース』

肉たっぷりの「肉うどん」550円

肉たっぷりの「肉うどん」550円

 まずは大阪に来たら“うどん”だと、食堂『エース』へ。ここは1階敷地内の外向発売所「ボートパーク住之江」にあります。本場からもここに来るためだけに、外向発売所に行く人も多いという人気ぶり。昔ながらの食堂といった雰囲気で、うどんにそば、ラーメン、おでんなどが食べられます。

 早速、お店イチオシの「肉うどん」をいただきます。まずはスープを一口。ダシが効いて旨すぎる!  牛肉もたっぷり、大阪で人気の「肉吸い」を思い起こさせる味。これは旨い。「うちのダシは昆布とカツオでとってます。少し甘めに仕上げているんですよ」と話す店長。甘みを感じる美味しいダシに、1軒目から感動しています。

各階売店では、大阪で食べたいものが集結!

レトロな雰囲気の売店『七福』

レトロな雰囲気の売店『七福』

『ボートレース住之江』には、食堂が3つ、売店は6つ、合計の9の飲食店が営業しています。ここには大阪名物がたくさんあって、食べ歩きもとっても楽しいんです。

 それでは本場の南スタンド1階の売店「七福」へ。気軽に食べられるイカ焼きやフランクフルトなど、軽食のお店です。

口の中で溶けるほどやわらかい「どて焼き」180円

口の中で溶けるほどやわらかい「どて焼き」180円

 ここのお目当ては、大阪名物「どて焼き」。とろけるような牛すじ肉は、甘めの味噌味で、いくつでも入りそう。お好みで一味をかけてピリ辛味にするのがおすすめです。

焦げ目がたまらん「やきもち」150円

焦げ目がたまらん「やきもち」150円

 店頭で飛ぶように売れていたのは「やきもち」。しっかりと焦げ目をつけて、甘辛の醤油でいただきます。これはもう説明いらずの美味しさで、年間を通して販売しています。

お好み焼きにたこ焼きはココ! 老舗の売店『V&S』

食べやすいようにキャベツを細かくカットして提供している「お好み焼き」400円

食べやすいようにキャベツを細かくカットして提供している「お好み焼き」400円

 続いて南スタンド2階の売店『V&S』へ。住之江ファンには「南売店」と呼ばれていますが、正式名称は『V&S』といいます。住之江の飲食店の中で最も古く、創業48年となる老舗の人気店です。ここには大阪名物がたくさんあって、お好み焼きにたこ焼き、ホルモンなどがずらりと揃います。

「たこ焼き」は8個で300円

「たこ焼き」は8個で300円

『V&S』の人気メニューは、お好み焼きとたこ焼き、ホルモンの3つ。場内でお好み焼きはここだけ。たこ焼きはふわとろ系でとってもやわらか。甘めのソースとマヨネーズがたまりません。

食べ応えのある人気の「ホルモン」350円

食べ応えのある人気の「ホルモン」350円

 人気のメニュー3つ目のホルモン。焼肉のタレをベースに、ニンニクとしょうがが効いてめちゃめちゃ美味しい。ホルモンは焼いてからじっくり煮込みます。これは関東にはちょっとない味で、クセになりそうな旨さです。

やわらかホルモンやホルモン丼が大人気! 売店と食堂の『ニュートップ』

売店と食堂の『ニュートップ』

売店と食堂の『ニュートップ』

 気軽に軽食、しっかり食事と両方楽しめるのは、南スタンド1階の『ニュートップ』。売店では焼きそばや揚げ物、たこ焼きと食べ歩きにぴったりなフードが揃います。ここでのいちばん人気は「ホルモン」(450円)。茹でて焼いて煮込むという手間ひまをかけた牛のホルモンに、秘伝のタレをたっぷりつけていただきます。タレは、普通、中辛、辛口の3種類から選べます。

ボリュームたっぷりの「ホルモン丼」600円

ボリュームたっぷりの「ホルモン丼」600円

 人気のホルモンをもっと堪能したいなら、ホルモン丼を。牛のフワなどのホルモンがたっぷり。ニンニクに甜麺醤、豆板醤などを加え、ピリ辛風味の仕上がり。ゴロゴロと大きな肉がたっぷりで大満足です。

指定席エリアでゆっくり食事! 食堂『かちふね』

「牛さがり肉定食」1000円

「牛さがり肉定食」1000円

 最後は、有料席エリアにある『かちふね』。有料席のお客さんだけが利用できる食堂です。店内は広くとってもキレイで、定食が楽しめます。お店のイチオシメニューは「牛さがり肉定食」で、ほどよい歯応えの牛さがり(ハラミ)を、焼肉のタレとワサビでいただきます。

テイクアウトも可能な「カツサンド」550円

テイクアウトも可能な「カツサンド」550円

 こちらも人気メニューの「カツサンド」。パンの中身にキャベツはなく、揚げたてのカツのみ。甘辛いソースに、カツの味がダイレクトに味わえると評判なのだとか。

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 大阪の名物が一堂に楽しめる『ボートレース住之江』のグルメ。筆者が驚いたのは、モツの味です。関東では下茹でのあと煮込むというのが一般的ですが、大阪ではモツは一度焼いてから煮込むということがわかりました。また味付けは、関東では味噌か醤油が多いのですが、大阪では焼肉のタレが大活躍。これにニンニクやショウガ、辛味を加えるという、濃いめの味付けになっています。これはクセになりそうな味わいで、うどんやお好み焼き、たこ焼きはもちろん、モツの煮込みもぜひチェックしてみてください。

●DATA

ボートレース住之江外観

ボートレース住之江

住:大阪府大阪市住之江区泉1-1-71
TEL:06-6685-5112
営:レース開催日 ※スケジュールはH Pにて確認してください
https://www.boatrace-suminoe.jp
休:レース開催以外休業
※価格は全て税込

●著者プロフィール

矢巻美穂(やまき・みほ)
内外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマンで、撮影から執筆・編集作業まで行う。単著としてネパール、台湾、ウズベキスタン、韓国などのフォトガイドブックを執筆。近著は『東京で台湾さんぽ』(イカロス出版)。また、YouTubeで「旅ちゃんねる MinMin Tour」をオープン。これまで取材に行って、本当に美味しかった店や行ってよかった人気スポットを紹介。ボートレースのグルメ情報も絶賛公開中!

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