焼肉ならぬマグロ焼きとは? 予約困難店『マグロスタンダード』で名物「焼きすき」を食べてきた

焼肉ならぬマグロ焼きとは? 予約困難店『マグロスタンダード』で名物「焼きすき」を食べてきた

マグロ尽くしのメニューでブレイク中の『マグロスタンダード』 | 食楽web

 今年3月、東京・門前仲町に開店したマグロ専門居酒屋『マグロスタンダード』。マグロの定番部位、高級部位を格安にいただける上、これまでマグロ問屋でも簡単に口にすることがなかったマグロのレバー、ハツ、エラブタといったホルモン的な部位もマグロ焼肉として安価でいただけるとあり、現在予約ナシでは入れないほどのブレイクに至っています。

 この店の看板メニューの一つが「本マグロ焼きすき」と呼ばれるもの。マグロの中トロを丁寧に焼きネギと合わせていただくものだそうで、「ブランド和牛と比べても勝る味」といった声も。これはかなり気になります。というわけで今回は、『マグロスタンダード』でなんとか予約を取り、この「本マグロ焼きすき」を食べに行ってみました!

口にした瞬間、声が出てしまうほど美味しい「本マグロ焼きすき」

鉄板で焼く前にサーブされた「本マグロ焼きすき」1280円

鉄板で焼く前にサーブされた「本マグロ焼きすき」1280円

『マグロスタンダード』での一般的な流れは、冒頭でも触れた脳天、頬肉などの貴重な部位を「刺身」でまずいただきます。その後、同店のメニュー構成では「マグロ焼き」と称される、鉄板焼きをお酒と一緒に楽しむのが良いようです。

 この「マグロ焼き」、まさに焼肉のようにいただくもので、メニューには「本マグロ大トロ」(1580円)、「ネギ塩マグロ」(980円)、「本マグロレバー」(530円)などがあります。

 その「マグロ焼き」の一つが今回ご紹介の「本マグロ焼きすき」(1280円)なるメニュー。まるでカルビのようにカットされた本マグロの切り身を、贅沢に鉄板で焼き、ネギ、かいわれ、卵と合わせていただくものです。

鉄板で焼いていきます

鉄板で焼いていきます

 刺身としても十分いただける部位ですが、さっそく鉄板で焼いていきます。鉄板に乗せ、切り身をあまり動かさないようにしながら焼いていきます。焼き方のコツは片面にガッツリ火を入れすぎないことだそうです。

ある程度焼き上がったところでネギ、かいわれを乗せます

ある程度焼き上がったところでネギ、かいわれを乗せます

 片面にある程度火が通ったら裏返し、その上にネギ、かいわれを乗せます。かわいらしい彩りになりましたが、中まで火を入れすぎないレアな状態でお皿に移し、卵と合わせていただくのですが……これがもう、声が出てしまうほど美味しい!

思わず声が出るほど美味の「本マグロ焼きすき」

思わず声が出るほど美味の「本マグロ焼きすき」

 目をつぶって食べれば、マグロとは思えないほどのなめらかな食感。臭みもなく、本マグロの濃厚な味わいが口の中に広がっていきます。濃厚な本マグロの味を卵の味とネギやかいわれがしっかりシメてくれている印象で、かなりシンプルな料理であるのに、その味の奥深さに感動するばかりでした。これはハマりそうです。

「捨てるところがない」マグロを、様々な調理スタイルで提供!

『マグロスタンダード』オーナーの宮崎元成さん

『マグロスタンダード』オーナーの宮崎元成さん

 聞けば、『マグロスタンダード』のオーナーの宮崎元成さんは、もともと仲卸業を営む父のもとで育ち、「捨てるところがない」と言われるマグロを、刺身だけでなく、様々な調理スタイルで提供することを目指し同店をオープンさせたとのことです。話を聞いてみました。

「たとえば、マグロのレバー、腸管、エラブタなどの『ホルモン』と言われる部位はこれまで、別の魚の餌になるか廃棄されていました。しかし、きちんと流通させ、相応の調理をすればかなり美味しくいただけます。こういった点に着目し、他店にはない様々なマグロ料理を提供するのが当店です。

 また、こういった背景にはSDGsの思いもあり、できるだけ無駄をなくしたいとも考えています。魚屋さんから納品時に使われる発泡スチロールを毎度廃棄するのは環境的に良くないので、リサイクルできる専用の『通い箱』を作ってもらい、できるだけゴミを減らすようにしたり、お店のスタッフユニフォームも、ペットボトルをリサイクルした生地のものを採用しています。

 9割がマグロのメニューですが、アルコール・ノンアルコールともにドリンクは全て国産のものにこだわっています。刺身だけではない、新しいマグロの魅力と美味しさを体験いただけると思います。多くの皆さまのご来店を心からお待ちしております」(『マグロスタンダード』宮崎元成さん)

 前例のないタイプのお店でありながら、衝撃の美味しさに出会える『マグロスタンダード』。これならお店が流行るのも当然だなと思いました。また、肉と違い魚なので、罪悪感低めな点もありがたく、男女問わず楽しむことができそうです。ぜひ一度、未知なるマグロの味を体験しに『マグロスタンダード』に行ってみてください。特に「本マグロ焼きすき」は、頬落ちまくりの美味しさですよ!

(撮影・文◎松田義人)

●SHOP INFO

マグロスタンダード外観

店名:マグロスタンダード

住:東京都江東区富岡1-25-4 ニックハイム八幡
TEL:03-5809-8066
営:17:00〜27:00
休:不定休
https://maguro-standard.com/

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