CoCo壱番屋の隠れメニュー「カレーうどん」はうどんの後の“カレーメシ”が絶品すぎるので絶対試すべき!

CoCo壱番屋の隠れメニュー「カレーうどん」はうどんの後の“カレーメシ”が絶品すぎるので絶対試すべき!

食楽web

『CoCo壱番屋』(通称ココイチ)といえば、ご存知、日本を代表するカレーチェーン。カレーソースの種類、ライスの量、甘さや辛さのレベルを選び、さらにロースカツやソーセージ、コロッケなどの好みのトッピングでカスタマイズしたカレーライスを楽しめるお店です。

 店に行けば、当然ながらほとんどのお客さんがカレーライスを食べており、筆者もこれまで当たり前のようにカレーライスを注文していました。しかし今年の春頃に、ココイチの一部店舗で、実は「カレーらーめん」なるものが食べられることを知って衝撃を受け、実際に食べて記事にしました。

都心でカレーらーめんを出している店舗は水道橋と虎ノ門の2店舗しかありません

都心でカレーらーめんを出している店舗は水道橋と虎ノ門の2店舗しかありません

 でも、最近ふと思ったのです。「カレーうどんがないのはおかしいのでは?」と。だって、どう考えてもカレーラーメンよりカレーうどんのほうがメジャーじゃないですか。そう思って調べてみたら、なんとラーメンと同様、本当にあったのです…! しかし、残念ながらどこのココイチでも味わえるわけではありません。一部店舗の限定メニューとして存在していることが判明。

「ラーメンならいざしらず、うどんくらい全店で出せばいいのに…」なんて思ったりもしましたが、ともあれ、ココイチのカレーうどんを食べてみたくなり、公式ホームページで検索。すると、なんと自宅から一番近い『CoCo壱番屋 吉祥寺サンロード店』でカレーうどんが食べられることがわかりました。となれば、早速行って食べてみるしかありません!

吉祥寺では当たり前のように人気モノだったココイチ「カレーうどん」

店頭ではうどんの存在がどこにも確認できず、思わず不安にかられてしまうが…

店頭ではうどんの存在がどこにも確認できず、思わず不安にかられてしまうが…

 入店する前に、店頭の看板をよーく眺めて、カレーうどんがあるか確認してみます。が、うどんの「う」の字も見あたらず。カレーラーメンの場合は、店頭にその存在をPRするデカデカとしたコピーが踊っていたので、少し肩透かしを食らった気分。ともあれ店に入り、席についてからメニューを確認すると、ちゃ~んとありました。“ココイチこだわりスープ”と書かれた「カレーうどん」が…!

 カレーうどんもカレーライスと同様、ロースカツやチーズ、パリパリチキンなどを自由にトッピングできるようです。しかし今回は初見ということもあり、メニューに書かれていたオススメの食べ方でオーダーすることにしました。その方法とは、シンプルなカレーうどんにライスと半熟タマゴをセットにし、「残ったスープにライスをまぜて二度美味しい」という食べ方。なるほど、美味しそうじゃありませんか! というわけで、素直にそれを注文することにしました。

店内にあるメニューでカレーうどんを確認してひと安心。オススメの食べ方も説明してあります

店内にあるメニューでカレーうどんを確認してひと安心。オススメの食べ方も説明してあります

 ソワソワしながらカレーうどんの到着を待つ間に店内を観察していたのですが、両隣の男性も、真後ろの席のカップルも、斜め後ろのファミリーも、誰もがカレーライスを頬張っています。そりゃそうです。ココイチといえば当たり前のようにカレーライスを食べに入店するわけで、うどんを求めてくるなんて人はほとんどいないでしょうし。

 そんな完全アウェイの雰囲気のなか、いよいよ筆者のココイチカレーうどんが到着しました。見た目はいたってオーソドックス。色合いといい、肉の入り具合といい、とろみ感といい、学食などで見かけるような超シンプルなカレーうどんです。

カレーうどん、ライス&半熟タマゴのセット962円

カレーうどん、ライス&半熟タマゴのセット962円

 まずはスープから。とろりとした液面にレンゲを差し入れ、いざひと口。その瞬間、思わずフフッと笑ってしまいました。なぜかって? あまりにも普通に美味しかったからです。ここで言う“普通”というのはいわゆるガッカリしたときの“フツー”ではなく、期待を裏切らない美味しさ、というふうに取ってもらえるとありがたいのですが、奇をてらっていないというか、びっくりするほど安心できる味わいなのです。

 万人が愛するココイチの、あのまろやかでご飯が進むカレーの味わいはそのままに、そこに和風のダシがしっかり効いていて、旨みだけを凝縮した感じ。これぞ、日本人が好きなTHE・カレーうどん。ものすごくなごめる味です。

カレーライスのルーとは違い和風出汁が効いています

カレーライスのルーとは違い和風出汁が効いています

 ギトギトした脂っこさもなく、刺激も強すぎず、スパイスは効いているのに全体的にはとっても優しい。そしてツルツル&もっちりとしたうどんの1本1本の表面にカレースープが染み込み、噛みしめるたびにしみじみとした美味しさが口中に広がる…。期待をはるかに上回るココイチカレーうどんに、箸が止まりません。あっという間にうどんがなくなっていきます。「大盛りすればよかったかな…」と少し後悔。

 その時、隣の席にビジネスマンらしきスーツ姿の男性がドカッと座りました。彼はメニューもろくに見ることなく、「カレーうどん大盛りとご飯とヒレかつ」と店員さんに伝えています。おお、うどん仲間が増えた! とひそかに心のなかでガッツポーズを決めていたら、さらに筆者の後ろの席から「カレーうどんとイカリング。あとご飯もお願いします」と注文する声が。そう、立て続けにカレーうどんのオーダーが入ったのです。なんたる福音。もう孤独の身ではないのです…。

たくさん豚肉がはいっています

たくさん豚肉がはいっています

 ひょっとして、自分が食べているカレーうどんがよっぽど美味しそうだったのかな? などと勝手に想像したりもしましたが、そんなわけありません。つまり、この吉祥寺サンロード店には、カレーうどんをわざわざ食べに来るお客さんが少なからずいるということ。ココイチのカレーうどんは、つまり知る人ぞ知る人気メニューだということがわかってきました。

 さて、筆者のカレーうどんに話を戻します。うどんはすっかりなくなってしまいましたが、カレースープはたっぷり残っています。そこで、サイドに控えていたご飯にたっぷりとスープをかけて、そこに半熟タマゴを落として食べてみます。

茶碗1杯にカレーソースをかけて、半熟タマゴをオン

茶碗1杯にカレーソースをかけて、半熟タマゴをオン

 これがスゴかった! いわゆるココイチの定番のカレーライスとは違うんですがめちゃくちゃ美味しい。カレースープがサラッとしているので、お米がその汁をぐんぐん吸って、スープカレーかおじやのようになっていくんですね。

 そこに、和風ダシの香りと半熟タマゴのコクが加わり、思わず「ウマっ」と声が漏れます。鍋の最後の〆の雑炊のように滋味深く、永遠に食べられそうな味わいです。さっきカレーうどんを注文していた他のお客さんたちが、ことごとくご飯をセットにしていたのも、この“カレーメシ”の美味しさを知っているからに違いありません。

カレースープをたっぷり入れてカレーメシも美味しい(食楽web)

カレースープをたっぷり入れてカレーメシも美味しい(食楽web)

 というわけで、初のココイチカレーうどん、想像以上に美味しかったです。カレーうどんは言うに及ばず、最後の〆のカレーメシがとにかく最高! これが一部の店舗でしか食べられないのは本当に残念としか言いようがありません。みなさんもココイチのカレーうどんが食べられる店を探して、ぜひ食べてみてください。もちろん、ライスと半熟タマゴをセットにするのをお忘れなきよう。

(撮影・文◎土原亜子)

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