鶏油まで絶品! 神泉『楽椿』で手間ひまかけた渾身の「ひな鳥半身揚げ」を食べてきた

鶏油まで絶品! 神泉『楽椿』で手間ひまかけた渾身の「ひな鳥半身揚げ」を食べてきた

ひな鳥半身揚(旨塩コショー) | 食楽web

 最近、半身揚げを提供するお店が増えました。どこも手間をかけ、工夫をこらして美味しいものを食べさせてくれます。京王井の頭線・神泉駅から徒歩1分ほどの『楽椿(らくちん)』は大衆酒場感のある居酒屋ですが、新鮮な旬の魚料理やおでんなどを楽しめる、クオリティの高いお店。名物は「ひな鳥半身揚」(690円)で、これが手間ひまかけた絶品の半身揚げなのです。

神泉駅から徒歩1分ほど

神泉駅から徒歩1分ほど

 半身揚げは通常、オーダー後は20分前後待たなくてはなりません。しかしこちらはなんと5分ほどで出てきます。「30分ほど蒸してから2度揚げしています」と店長の植田健裕さん。なるほど、揚げる前に蒸していれば熱も通りやすく、短い揚げ時間で済みますよね。この半身揚げは白(旨塩コショー)と赤(旨唐辛子)の2種類があり、筆者が選んだのは白。

鶏油(チーユ)もたっぷり

鶏油(チーユ)もたっぷり

 ひな鳥なのでやや小ぶりです。肉を蒸したときに出る鶏油(チーユ)をかけ、さらにそこにオリジナルの旨塩コショー。このスパイシーな香りに刺激され、さっそくいただいたムネ肉はしっとりやわらかでうま味もたっぷりです。モモ肉や手羽元も、あふれる肉汁のおかげでプルンとした舌ざわり。しかもこの肉汁に旨塩コショーがうまくなじんで高級鶏スープのような味わいになります。

鶏油に塩むすびをつけて食べると衝撃的に旨い!

鶏油に塩むすびをつけて食べると衝撃的に旨い!

「余った鶏油に塩むすびをつけて食べてみてください」と植田店長。さっそく試してみると、これが驚きの美味しさ! 鶏油にしみ出した肉のうま味にごはんの甘みが加わって、これまたちょっとした鶏雑炊の感覚。鶏肉のエキスがグーンとのどの奥まで広がって後を引きます。

お酒の〆にもってこいのスープ

お酒の〆にもってこいのスープ

 〆には鶏油を使ったスープ。これはお酒のあとに飲みたくなる逸品。2次会で来店した常連のお客さんの中には、まずこのスープを飲みたがる人もいるそうです。その気持ち、よーくわかります。もうひとつの人気メニュー「鴨ねぎまみれ」(680円)もさっぱりしていておつまみにもってこい。

もう一つの名物「鴨ねぎまみれ」。低温調理をした鴨肉に焼いた長ネギ、酸味&スパイスの効いたタレでいただきます

もう一つの名物「鴨ねぎまみれ」。低温調理をした鴨肉に焼いた長ネギ、酸味&スパイスの効いたタレでいただきます

 半身揚げからスタートしましたが、鶏のフルコースを味わったような満足感に包まれるお店です。

●SHOP INFO

店名:楽椿(らくちん)

住:東京都渋谷区円山町23-10 渋谷ATビル1F
TEL:03-3462-7425
営:17:00〜翌1:00(L.O.24:00)
  土17:00〜24:00(L.O.23:00)
  日・祝17:00〜23:00(L.O.22:00)
休:無休

●著者プロフィール

松本壮平

ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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