アートと美食の天国! 10連休中に是が非でも「瀬戸内」に行っておくべき理由とは?

アートと美食の天国! 10連休中にぜひ「瀬戸内」に行っておくべき理由とは?

食楽web

 待ちに待った10連休に突入! でも「どこに行っても混んでるし、何も計画立ててないや」という人も多いのではないでしょうか。

 とはいえ、せっかくの連休だから遠出して、ご当地グルメに舌鼓を打ちたいと思いませんか?

 そんな方々に敢えてオススメしたい場所があるんです。それが「瀬戸内」。えっ、エリアが広すぎる? もっと絞り込むと、具体的には小豆島をはじめ、岡山県と香川県を挟んだ瀬戸内海に浮かぶ島々とその一帯のこと。

 ではなぜ瀬戸内に行くべきか、ご紹介していきましょう。

理由その1●気候が穏やかすぎる

小豆島にある「道の駅 小豆島オリーブ公園」のギリシャ風車。観光名所にもなっています

小豆島にある「道の駅 小豆島オリーブ公園」のギリシャ風車。観光名所にもなっています

 瀬戸内地方は日本の中でも四季を通じて温暖な気候で知られる場所。海は穏やかで船酔い知らず。また多島海ゆえの牧歌的な風景が至る所で楽しめます。

理由その2●ただいま「瀬戸内国際芸術祭2019」が絶賛開催中!

草間彌生「赤かぼちゃ」 2006年 直島・宮浦港緑地

草間彌生「赤かぼちゃ」 2006年 直島・宮浦港緑地

 小豆島はじめ、直島、豊島、猿島などこのエリアの島々は言わずと知れたアートの聖地。著名なアートギャラリーはもちろんのこと、島の至る所にアート作品が展示されています。しかも現在は3年に1度行われている「瀬戸内国際芸術祭2019」(春4/24〜5/26)が開催中。アート作品は広範囲に分散されているので、他の観光地に較べれば混雑の心配もそうありません。

理由その3●そして何と言ってもメシが旨い!

小豆島名物「手延べそうめん」

小豆島名物「手延べそうめん」

「花より団子」な人にとってはこれが最も重要ですよね。瀬戸内の海の幸はもちろん、小豆島ではオリーブ、醤油、そうめんなどが有名。農業が盛んな豊島では島野菜なども充実しています。そして瀬戸内の南には、うどん王国・香川県が控えているのです。メシがまずいワケがありません。

 というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、そこで今回はご当地に行ったらぜひ立ち寄っていただきたい2店舗をご紹介します。

コンテストで最優秀賞に輝いた「グリーンレモンオリーブオイル」

左/「グリーンレモンオリーブオイル」(136g)3,780円、右/「エキストラバージンオリーブオイル」(136g)3,240円

左/「グリーンレモンオリーブオイル」(136g)3,780円、右/「エキストラバージンオリーブオイル」(136g)3,240円

 高松港から高速船で約30分の距離に浮かぶ小豆島はオリーブの産地として有名な島。近年ではオリーブの搾りかすを餌に肥育した「オリーブ牛」なるブランド牛も登場しています。

 この地にてオリーブ園を営んでいるのがイズライフの堤 祐也さん。2004年に小豆島に移住した後、オリーブ園を始めたそう。現在ではオリーブの栽培だけでなくなんと搾油し、オリーブオイルの製造、販売まで自ら行っています。

 案内していただいたオリーブ園には約2,000本ものオリーブの木が整然とならんでいました。残念ながら訪れたのは花を付ける前でしたが、秋になると手摘みで実を収穫するのだそう。その美しさからも丁寧に栽培されていることがわかります。

オリーブ園を案内してくれた堤 祐也さん。オリーブオイルソムリエでもある

オリーブ園を案内してくれた堤 祐也さん。オリーブオイルソムリエでもある

 この畑から取れる実は約6トン。その約10%にあたる600kgがオリーブオイルとして出荷されるのです。
「鮮度や品質を徹底するため、収穫から搾油まで24時間以内と決めているんです」こう説明しながら、お皿に注いでくれたオリーブオイルはまさに黄金色。口に含んでみると濃厚ながらさっぱりとした風味が口に広がります。野菜や生ハム、パンなどはもちろん、和食にも合いそうです。

オリーブオイルソムリエが選んだ世界の絶品オリーブオイルも揃う『イズライフ』

オリーブオイルソムリエが選んだ世界の絶品オリーブオイルも揃う『イズライフ』

 ちなみに島の玄関口である土庄には店舗もあり、オリーブオイルをはじめさまざまな地元の幸が購入できます。

倉庫街をリノベした名所で香川のアートと食を満喫!

倉庫を再利用した商業施設「北浜alley」

倉庫を再利用した商業施設「北浜alley」

 さて、香川県高松市に移動です。海に面した高松城のお膝元に広がる古い倉庫街。もう使われなくなった倉庫をリノベーションし、レストランやカフェ、ショップなどが軒を連ねる商業施設「北浜alley」がオープンしたのが、かれこれ19年ほど前。

 いまでは押しも押されもせぬ高松の名所となったこの地に、店内の内装や装飾から食材まですべて“香川県つながり”にこだわった“オール香川”な店『salon blue』が4月にオープンした聞き、讃岐うどんを食べたい衝動を無理やり抑えこんでお邪魔しました。

 飲食店らしくない、ちょっぴり怪しげなビルに入りエレベーターで5Fに上がると開放的な空間が広がります。よく見ると店内のあちこちにアートなオブジェが点在、というかむしろ店そのものがアートといっても過言ではありません。
「オブジェやインテリアの制作をお願いしたクリエイター&職人さんはすべて香川県出身。使用する素材も極力香川県のものを使用しているんです」と溢れんばかりの香川愛をにじませながら解説してくれたのは、オーナーの柳沢高文さん。

「うどん以外にも美味しいもの、いいものが県内にはたくさんあることを知ってもらうきっかけになれば」とこのサロンを始めたのだそう。もちろん扱う食材も香川県産がキホン。

地元・香川県内で採れた小麦粉や野菜を使ったピザが人気。「さぬきのめざめピザ」1,000円

地元・香川県内で採れた小麦粉や野菜を使ったピザが人気。「さぬきのめざめピザ」1,000円

こちらも香川県産のフルーツを使ったカクテル。海を眺めながら至福のひとときをどうぞ

こちらも香川県産のフルーツを使ったカクテル。海を眺めながら至福のひとときをどうぞ

 窓から望める高松湾を眺めながら、香川県産の料理とアートに触れながらゆったりと酒を嗜む。これもまたご当地でしか味わえない醍醐味ではないでしょうか。

店の窓からは高松湾が望めます

店の窓からは高松湾が望めます

 ちなみにひなびた倉庫感やアンティークな雰囲気がお好みの方は同系列のカフェ『umie』もオススメですよ。

『salon blue』の系列店『umie』

『salon blue』の系列店『umie』

口の中でほろほろととろける牛肉たっぷりの人気のメニュー「ビーフシチュープレート」1,200円

口の中でほろほろととろける牛肉たっぷりの人気のメニュー「ビーフシチュープレート」1,200円

 この機会にグルメとアートを求め、瀬戸内へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

(取材・文◎室井康弘)

●DATA

「瀬戸内国際芸術祭2019」
https://setouchi-artfest.jp/

『イズライフ』
住:香川県小豆郡土庄町渕崎1956-1
TEL:0879-62-9377
http://islife-olive.com/

『salon blue』
住:香川県高松市北浜町5-5-5F 北浜alley
TEL:087-813-0204
https://www.salonblue.info/

『umie』
住:香川県高松市北浜町3-2北浜alley-h
TEL:087-811-7455
http://www.umie.info/

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