予約が取れない名店の特製弁当がテイクアウトできるアプリ『Ichigun』とは?

予約が取れない名店の特製弁当がテイクアウトできるアプリ『Ichigun』とは?

食楽web

 スマホのアプリを使って、レストランの料理を自宅で楽しむ──。そんなサービスが近年、増えています。その多くはデリバリーサービスで、仕事や育児など、外食に時間がとれない人にとってはありがたい状況です。

 しかし、美味しいものを食べたいと思って頼んだのに、配送の不具合や選べるお店のクオリティにより、期待したほどの味ではなかった……なんてことも珍しくないのが現実。

 そんな中、あるアプリが注目を集めています。それが6月18日にサービスを始めた『Ichigun』。数あるレストランの中でもトップクラス、つまり“一軍”的な名店の味を家で楽しめるサービスです。その加盟店がまたすごい。ミシュラン星付きのお店はもちろん、何ヶ月も先まで予約が取れないレストラン、さらに連日行列が絶えない超人気店など、一生に一度は食べてみたいお店ばかり。

 例えば、銀座『鮨あらい』。全国の食通・鮨通たちが絶賛し、すでに年内は予約でいっぱいの名店です。そのほか白金のしゃぶしゃぶ専門店『今福』や、二子玉川の焼き鳥の名店『酉たか』、五反田のとんかつ専門店『あげ福』など。

『鮨 あらい』の太巻き

『鮨 あらい』の太巻き

二子玉川の焼き鳥店『酉たか』のお弁当

二子玉川の焼き鳥店『酉たか』のお弁当

『あげ福』の黒毛和牛100%のメンチとビーフフィレカツを挟んだサンドイッチ

『あげ福』の黒毛和牛100%のメンチとビーフフィレカツを挟んだサンドイッチ

 そんな名店たちが、『Ichigun』のためだけに作ったスペシャルなお弁当が味わえるのです。お値段はすべて5000円以上とややお高いのですが、予約が取りにくい名店の味を、延々と電話をかけ続けたり、並んだりすることなく、スマホでポチッと予約して自分で取りに行くだけ…と考えれば、むしろお得ではないでしょうか。

 本当にそんなに簡単に注文できるの? と思う人もいるかもしれません。そこで実際に試してみましたのでご紹介しましょう。

スペシャルなお弁当を楽々ゲット!

 まずはスマホで『Ichigun』のアプリをダウンロード。アプリを開き、メールアドレス、名前、電話番号、パスワードなどを入力。すぐにメールに認証コードが届きます。クリックすればダウンロードが完了し、アプリを使い始めることができます。

現在の加盟店は『鮨あらい』『今福』『焼肉ジャンボ』『焼肉矢澤』『酉たか』『あげ福』など

現在の加盟店は『鮨あらい』『今福』『焼肉ジャンボ』『焼肉矢澤』『酉たか』『あげ福』など

 アプリを開くと「本日出品中のメニュー」の情報が。豪華絢爛なお弁当の画像がずらりと出てきます。たとえば『鮨 あらい』の「太巻き」や黒毛和牛のステーキやすき焼き重など、いずれのお弁当もとても美味しそう。

 中でも東京八重洲にある『焼肉矢澤』の「三種の和牛弁当」(6500円)に目が釘付けになりました。お弁当にしては値段が張りますが、あの『焼肉矢澤』です。シンガポールを皮切りに、イタリア・ミラノ、アメリカ・ビバリーヒルズなどにも出店し、海外の食通セレブたちに、日本の黒毛和牛の本当の美味しさを伝えている実力店です。

受け取り時刻を指定し、決済すればOK

受け取り時刻を指定し、決済すればOK

『焼肉矢澤』は、精肉卸店「ヤザワミート」直営店だけに、その目利きを生かし、あえて一頭買いをせずに、部位ごとに最も美味しいと判断したものだけを仕入れています。というわけで、「三種の和牛弁当」に決定。

 購入個数、受け取り時間を選択し、支払い画面に進むと、必要事項を入力してクレジットカード決済。後は、お店に取りに行くだけ。とても簡単です。予約時間の17時30分に東京・八重洲の『焼肉矢澤』に伺うと、「お待ちしておりました」とお店の方が紫紺の風呂敷に包んだお弁当を紙袋に入れて渡してくれました。触ってみるとできたてのホカホカ。

予約時間きっかりに出来上がっているので、待つ必要もなし

予約時間きっかりに出来上がっているので、待つ必要もなし

リッチな包装で気分も上がります

リッチな包装で気分も上がります

 さっそく持ち帰って風呂敷を解くと、お店からのメッセージカードが。“本日の部位は黒毛和牛のシンシンとサンカク”と書いてありました。どちらも希少部位です。フタを開けると、綺麗に畳まれたお肉2種がご飯の上に敷き詰められています。

黒毛和牛希少部位の焼肉、黒毛和牛の肉じゃが、黒毛和牛の麻婆豆腐と、まさに『三種の和牛弁当』。焼き野菜も入っていました

黒毛和牛希少部位の焼肉、黒毛和牛の肉じゃが、黒毛和牛の麻婆豆腐と、まさに『三種の和牛弁当』。焼き野菜も入っていました

 本日はA5ランクの黒毛和牛のシンシンとサンカクというどちらも希少部位。シンシンは牛モモ肉の中でも最も柔らかい部位。サンカクは牛の肩バラ肉の一部でバラ肉の中では最上級の存在。『焼肉矢澤』の特製ダレで味付けしてあります

 お肉からいただくと、口当たりはふわふわ。舌の上で、脂の甘味をしっかり感じられ、旨みがスゴい。また、麻婆豆腐は、黒毛和牛から出る旨みがとても上品で、ピリッとした唐辛子と山椒でスッキリした後味に箸が止まりません。もう一品の肉じゃがのお肉も柔らかく、口の中でとろけるようです。

 やっぱり、名店の料理人によるお弁当はひと味もふた味も違います。普段、なかなか食べることができない『焼肉矢澤』のお弁当をしっかり堪能できました。

 なお、『Ichigun』アプリは、食べてみたいお店をフォローしておくと、店からお弁当が出品された時に、メールで通知してくれる機能もあります。今までになかった美食家のためのグルメアプリ。ぜひ活用してみてください。

(取材・文◎土原亜子)

●DATA

Ichigun

Ichigun

https://ichigun.com/

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