1人ビール2杯まで! 銀座に誕生した『THE BAR』は何がスゴいのか?

1人ビール2杯まで! 銀座に誕生した『THE BAR』は何がスゴいのか?

食楽web

 7月5日、GINZA PLACEの地下1階、地下鉄銀座駅A4出口に直結という好立地に仕事帰りに気軽に立ち寄れるビアバーがオープンしました。店名は、『サッポロ生ビール黒ラベルTHE BAR』。少々長い名前なので、本記事では、略してTHE BARと呼ぶことにします。

 このお店、名前からもわかる通り、サッポロビールの主力商品、黒ラベルブランド初の通年型アンテナショップ。コンセプトは「最もビールが美味しい瞬間はその日の1杯目」。ビールにとって最適に管理された状態から、完璧な黒ラベルを“異なる3つの注ぎ方”で楽しむことができるんです。

 知っての通り、ビールは同じ銘柄でも注ぎ方、つまり「泡の立て方」によって表情を変え、味わいが異なる飲み物。その違いを体験し、その日の飲みを“完璧な生ビールでスタートしてもらいたい”というこだわりが込められているわけです。

カウンターの様子

カウンターの様子

 通常、生ビールを提供している飲食店では、ビールの入った樽は常温で置かれて、注がれるときにサーバで瞬冷していますが、THE BARでは保管庫でもビールに最適な4度に保たれ、サーバ内でも同じ温度に保たれるようにセットされています。

 つまり、徹底した温度管理のもと、完璧な生ビールを提供するという、サッポロビールの意気込みを具現化したのが『サッポロ生ビール黒ラベルTHE BAR』なのです。

 椅子はなく、カウンターだけのスタンディングタイル。そして1回の来店時には、基本的に1名2杯までにしてほしいとのこと。これは、できるだけ多くの人に最高のビールを味わってもらいたいという配慮。本当にその日の仕事終わりの息抜きや、本格的に飲む前にサクッと寄るには最高の場所です。

 というわけで、さっそく、それぞれのビールを紹介していきましょう。

「パーフェクト黒ラベル」

初めてならまずはこの一杯

初めてならまずはこの一杯

 パーフェクト黒ラベルカランで注がれる、「完璧な生」を目指す黒ラベル。2口のカランの一方で、まずはビールを注ぎ、その後もう片方の注ぎ口で、きめ細かな泡を作り出してもっちりとした口当たりと香りを味わうことができます。

「ファースト」

幻のスウィングカランで供されるビール

幻のスウィングカランで供されるビール

 現在でも日本のビアホールの元祖である『銀座ライオン』の一部店舗で使われており、昭和40年代まで生ビール注ぎ口の主流だった“スウィングカラン”を復活させたものがこちら。スウィングカランは水道の蛇口と同じで、レバーを捻ってビールを“出す”と“止める”の機能しかありません。そう、しっかり泡立たせるのが難しいのです。

 そこでグラスのボトムのR(曲線)を利用し、グラスの中でビールを対流させてきめ細かな泡を作り出していきます。最新のビールカランに較べて、炭酸はやや多く抜けます。すると、日本の生ビールの原点とも言うべき、黄金の液体が喉元を駆け抜ける爽快感が増すのです。

 一度体験するとわかりますが、同じ黒ラベルなのに、これほど味わいに変化があるということに驚かされるはず。

「ハイブリッド」

 3種類目は、柔らかい喉越しを実現するために、パーフェクト黒ラベルカランから液体を注ぎ、スウィングカランから泡付けを行ったもの。このスタイルの黒ラベルを飲めるのは、THE BARだけ。そして、注ぎ方の違うサッポロ生ビール黒ラベルは、どれも1杯500円と、手頃な値段なのも嬉しいところです。

 また、ビールにぴったりのフードにもぬかりはありません。“銀座のお通し”をテーマに、完璧な生ビールを引き立てる名脇役(300〜600円)たちが用意されています。

 一部は「銀座料飲組合」が協力して提供する、1〜2ヶ月で入れ替わるメニューで、その第一弾は、とんかつの名店『銀座 梅林』が監修したカツサンドです。

「マイナンバーグラス」がキープできる

 500円を支払うと、自分だけのグラス(420ml)2個をキープすることができるのもTHE BARの特徴。保管期間は1年間限定で、ナンバリングされた専用の棚で保管されます。保管庫数は限定870個。毎月1日から70名限定で受け付け、870人になると終了します。興味のある方は月初めに行ってみるのがオススメです。

支払いはキャッシュレスが決まり

 こだわりが詰まったTHE BARですが、注意したいのは、現金での支払いができないこと。すべてキャッシュレスが決まり。交通系ICカードやクレジットカード、各種電子決済に対応していくそうなので、あらかじめチャージしておくのが吉です。

●SHOP INFO

店名:サッポロ生ビール黒ラベルTHE BAR

住:東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLECE地下1階
営:月〜土11:30〜22:00(21:30LO)
  日・祝11:30〜21:00(20:30LO)
休:年末年始、2月第3火曜日
席数:スタンディングカウンター/25名
   スタンディングテーブル/5名
https://www.sapporobeer.jp/beer/thebar/#

●著者プロフィール

松尾直俊

フィットネスや健康、医療の記事中心に書きつつも、酒と食も大好きなフリーの編集&ライター。主な飲酒活動地域は、新宿三丁目。ほかに人物インタビューや居酒屋、レストラン、酒に関するもの、文房具や靴などマルチに活動中。

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