1.6kg超え! 立ち食い蕎麦『一由そば』(日暮里)の「キング盛り」を食べてきた

1.6kg超え! 立ち食い蕎麦『一由そば』(日暮里)の「キング盛り」を食べてきた

食楽web

 時間がないときだっておなかいっぱい食べたい! 夜遅くだって本能の赴くまま食べたい! 大盛りへの衝動が突然、しかも忙しい時に訪れることだってあります。そんな時にオススメのお店を見つけました。

 今回向かったのは『一由そば』(いちよしそば)。JR日暮里駅東口から徒歩3分、24時間営業で日曜・祝日も営業している立ち食いそばのお店です。もちろん、店の自慢は「早い! 安い! うまい!」。店内は天ぷらをあげる油の香りとつゆの香りで満たされています。

店に入ってすぐ目に入る黄色のお品書き。小盛り110円から味わえるってすごい!

店に入ってすぐ目に入る黄色のお品書き。小盛り110円から味わえるってすごい!

 店に券売機はなく、入って正面のカウンターでお店の人に注文します。そば、うどん共にあったかいつゆ物なら、小盛り110円、普通220円、大盛り270円。この価格にすでに衝撃ですが、ここでは揚げたての天ぷらやかき揚げなどをプラスする人がほとんど。

 そして、一番の大盛りを探すと…あった! お品書きの左下、緑色の紙に書かれていました。小盛りは1/2玉、普通は1玉、大盛りは1玉+1/4、特盛りは1玉+1/2、メガ盛りは2玉、キング盛りは3玉とのこと。

 ということで、キング盛りと、この店に来たら誰しもが注文するという、人気の「名代 ジャンボゲソ天」160円、さらに「名代 ゲソ天」130円、「紅ショウガ天」120円の3つを足した贅沢そばにして注文です!

あったかい「つゆそば」のキング盛り660円+「名代 ジャンボゲソ天」160円、「名代 ゲソ天」130円、「紅ショウガ天」120円。直径23cmの丼にどどーんとかき揚げ3つ!

あったかい「つゆそば」のキング盛り660円+「名代 ジャンボゲソ天」160円、「名代 ゲソ天」130円、「紅ショウガ天」120円。直径23cmの丼にどどーんとかき揚げ3つ!

 待ち時間ほとんどなしで出来上がり。さすが立ち食いそばのお店です。そばが伸びないうちに急いで計測です。直径21cmの丼に、高さは約9cm、重さは1661g(器の重さを除く)。ジャンボゲソ天は約13×13cmの厚さ4cm。重さは175g。と言ってもこれは個体差があると思われるのであくまで参考値で。

「ダシはサバとカツオ、宗田節ですね。醤油は手作りで元汁を作っています。30種ある揚げ物は全部ここで揚げている手作り。ダントツでゲソ天が人気ですね」と店長の佐久間さん。ゲソ天は常に揚げていないと間に合わないほどの人気で、話しながらもフライヤーの中は、大きなゲソ天がぎっしり。次々と出来たて熱々のゲソ天が山となっていきます。

高さは約9cm。ゲソ天をもっと立てれば10cm超えていたかも!?

高さは約9cm。ゲソ天をもっと立てれば10cm超えていたかも!?

 ちなみに、店一番の人気は、そば普通220円にジャンボゲソ天160円のトータル380円。そしてキング盛りは1日5〜6食オーダーが入るとのことで、主に男性、おそらくガテン系の人が多く注文されるそうです。

 揚げ物は定番のゲソ天やかき揚げ、ゴボウ天やコロッケなどのほか、旬を感じる季節の天ぷらも。この日は太刀魚の天ぷらが期間限定でありました。

「お客様に、『あれ天ぷらにして』って言われたら作りますよ」。天ぷらのネタ、まさかのリクエストOK。もちろん前もってお願いしないとですが。しょっちゅう通う常連さんだと、きっとそんなやりとりがポンポンできるんだろうなぁ。

「ジャンボゲソ天」、持ってみる、と言うより持ち上げてみる、と言う感覚。ずっしり重い!

「ジャンボゲソ天」、持ってみる、と言うより持ち上げてみる、と言う感覚。ずっしり重い!

 まずはそばを一口! つゆはあっさりしていて飲みやすく、おそらく誰しもがホッとするような優しい味。そばが伸びないうちにと普段より大きな口で啜ります。

 ゲソ天は、つゆに使っていないところはサクサク、カリッ。つゆにつかったところはもちろんふんわりジューシー。ゲソならではのプリプリムチっと感が感じられます。

 続いて紅ショウガ天。ショウガならではのキリッとした味が口いっぱいに広がります。紅ショウガ、お口直し? 味変? のアイテムとして最強。いきなり口の中をリセットします。

おそば3玉分。1玉200gなので、トータル600g。伸びないうちに食べ切らねば!

おそば3玉分。1玉200gなので、トータル600g。伸びないうちに食べ切らねば!

 ちなみにゲソ天の材料はムラサキイカのゲソ。ジャンボゲソ天、普通のゲソ天、ミニゲソ天は、合わせて1日600個ぐらいは注文が入るとのこと。さすが人気ナンバー1ですね。

 そば、ゲソ天、そば、ゲソ天、時たまショウガ天、と緩急をつけつつ食べ続けるものの、3玉分のそばは中々減らない。さすが1.6kg超え、見た目余裕に見えても、終盤にかけて満腹感がすごいことになってきます。

 でも汁物だから。そばだから。噛んで顎が疲れる、といったことはなく、気合いで啜れば食べきれる! 最後はおなかがはち切れるんじゃないかと思うほど限界まで食べきって完食。大満足のキング盛りでした。

「24時間元気よくやっています。いつでもお待ちしています」(店長の佐久間さん)

「24時間元気よくやっています。いつでもお待ちしています」(店長の佐久間さん)

 立ち食いそばの店ですが、テーブル席も多少あり、座って味わうことも可能。お品書きには英語表記があるところをみると、海外からのお客さんも多いのではないかと思われます。

 ちなみに混雑する時間帯を聞くと「決まってないですね〜。朝6〜8時に忙しい時もあれば、飲んだ後のシメに食べに来た人で夜中に混んでいる時もあるし」とのこと。混雑していてもそこは立ち食いそばの店。さっと食べて帰る人がほとんどのため、長時間待つということはなさそうです。

 ブリッと食べ応えのあるゲソ天にビシッとするショウガ天。そしてふんわり優しさを感じるつゆとそば。これからは、海外旅行から帰国した際は、ここでそばを食べることに決定! 成田から京成スカイライナーで日暮里駅に着いたら、乗り換えついでにそばで一息。家に帰るまでの元気をもらえそうです。

 なんといっても24時間休みなし! 食べたい時に思いっきり食べられる『一由そば』。朝ごはん、昼ごはん、おやつ、晩ごはん、飲んだシメなどいろんな使い方ができるお店ですよ。

(取材・文◎石澤理香子)

●SHOP INFO

いちよしそば 外観

店名:一由そば(いちよしそば)

住:東京都荒川区西日暮里2-26-8
TEL:03-3806-6669
営:24時間
休:なし(年始・お盆期間に休業あり)

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