韓国麺×カルボナーラ!? 火を吹く辛さの謎麺「ノグボナーラ」を食べてみた

韓国麺×カルボナーラ!? 無慈悲な辛さの謎麺「ノグボナーラ」を食べてみた

食楽web

 アカデミー賞4冠受賞作品の韓国映画『パラサイト 半地下の家族』、ご覧になりました? 韓国映画エンターテインメントらしいめまぐるしい展開と衝撃的な結末にドハマりした人も多いのではないでしょうか。この映画、ディテールにも凝りまくっていて、中でも金持ち家族側の色白の美人妻が作中で食べる韓国ソウルフードの1つ、チャジャン麺(ミョン)が注目されました。

 真っ黒でネチョネチョした汁なし麺。特に劇中の麺は、韓国の庶民の間で流行っている「チャパグリ」という愛称のB級グルメです。「チャパグリ」は、インスタント袋麺の「チャパゲティ」と「ノグリ」を掛け合わせて作るいわば第3の麺。そして、その2つの袋麺を販売しているのは、かの有名な「辛ラーメン」を出している『農心』という会社です。

『農心』の人気インスタント麺。「チャパグリ」は、同社の公開レシピによると、2つの麺を4分30秒、一緒に煮込み、ゆで汁を150mlほど残しておき、「チャパゲティ」の粉末スープ1袋、「ノグリ」の粉末スープ1/2袋を入れ、よく混ぜ合わせながら30秒間炒めると完成するそう

『農心』の人気インスタント麺。「チャパグリ」は、同社の公開レシピによると、2つの麺を4分30秒、一緒に煮込み、ゆで汁を150mlほど残しておき、「チャパゲティ」の粉末スープ1袋、「ノグリ」の粉末スープ1/2袋を入れ、よく混ぜ合わせながら30秒間炒めると完成するそう

 そんな人気袋麺を次々出している『農心』に、「ノグボナーラ」という商品があるのをご存知でしょうか? 筆者はたまたまスーパーで見つけ、どうやらチャパグリと同じく、ノグリラーメン×カルボナーラの掛け合わせ商品らしいので、買ってみたんです。これが、なかなかやみつきになる味だったので、ご紹介しましょう。

容赦なき激辛カルボナーラを食す

「ノグボナーラ」(197円)

「ノグボナーラ」(197円)

 ちなみに調べてみたところ、「ノグボナーラ」は、2017年12月にカップ麺として発売開始。その後、袋麺になった商品です。『農心』の公式ホームページには、あの「ノグリ」ラーメンに、唐辛子をベースにしたオリジナル激辛スパイスと特製チーズスパイスを加えた、ノグリラーメンのカルボナーラ味だという説明が書いてありました。

作り方は、水350ccを沸騰させて麺とかやくを加え5分強火で茹でます。水分が蒸発し、限りなく少なくなってきたところで火を止め、唐辛子&海鮮スープの素と特製チーズスパイスの2つの粉を投入。よくかき混ぜて出来上がり

作り方は、水350ccを沸騰させて麺とかやくを加え5分強火で茹でます。水分が蒸発し、限りなく少なくなってきたところで火を止め、唐辛子&海鮮スープの素と特製チーズスパイスの2つの粉を投入。よくかき混ぜて出来上がり

 実際に作ってみると、見た目はカルボナーラというより、むしろナポリタン。この赤色は、もちろんケチャップではなく、激辛唐辛子の色です。

 太くてむっちりとした麺に、激辛海鮮スープとチーズスパイスの粉がねっとりと絡まり、食べてみると、容赦なく辛い。またたく間に口中は炎上。ハーハーヒーヒーが止まらなくなります。特製の粉チーズは、マイルド感よりも、麺にスパイス類を絡ませるための役割を担っていて、辛さの引き立て役。とにかく辛いです。

かやくには、タヌキ(韓国語でノグリ)の形のナルトと昆布が入っています

かやくには、タヌキ(韓国語でノグリ)の形のナルトと昆布が入っています

 とはいえ、辛いだけではなく、ロングセラーの「ノグリ」をベースとしているだけあって、辛さの中に光る海鮮ダシが非常にクセになるんです。かやくの四角い昆布も、いい感じに旨みに繋がります。たぬきのナルトは、正直、何のためにいるのかわかりませんが、あえて言えば、辛さを和ませてくれる存在なのでしょう。

 途中で、味変をするために、カロリーを無視して自前の粉チーズやとろけるチーズを大量投入。さらに卵黄も追加して混ぜて食べてみると、とろ〜り感やコクがアップして、またまた美味しい。これはあくまでも個人的な意見ですが、ヘタなカルボナーラよりも、ずっとずっと「ノグボナーラ」のほうが美味しい。危険な辛さとジャンクな風味、高カロリーといった背徳感も手伝って、やみつきになりそう。

卵の黄身を混ぜると、クリーミーさと、キレのある辛さが渾然一体となって最高です

卵の黄身を混ぜると、クリーミーさと、キレのある辛さが渾然一体となって最高です

 食べている途中で、ふと「チャパグリ」のように、この「ノグボナーラ」を、「チャパゲティ」と掛け合わせてさらに「チャパグリボナーラ」にしてみたら最強なのではないか? と思いつきました。試してみて、美味しかったらまた報告します。

(撮影・文◎土原亜子)

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