東京屈指の絶品アジフライを食べられる『釣りあじ食堂』に行ってきた

東京屈指の絶品アジフライを食べられる『釣りあじ食堂』に行ってきた

食楽web

 鯵(アジ)。名前の由来は、「味がいいから」。そして漢字は、「美味し過ぎて参ってしまうから」という説があります。ちょっと単純すぎやしないかとも思いますが、確かに、アジは刺身でも、焼いても、煮ても、揚げても美味しいものですよね。好みは千差万別だと思いますが、中でも筆者がとくに最高だと思うのは、フライです。

 自分の中での魚介のフライ級選手権大会があったら、エビフライ、カキフライ、イカフライ、アジフライの4強が競い合い、決勝は「カキフライvsアジフライ」あたりでかなりの接戦になると想像します。

 少々、前置きが長くなりましたが、今回、ご紹介したいのはズバリ、アジフライがものすごく美味しいお店です。それが、東京・新宿区大久保にある『釣りあじ食堂』。コリアンタウンの中にある、アジが美味しすぎる居酒屋で、その名の通り、店主が釣ってきた新鮮なアジが名物です。

店主自ら釣った金アジを使用

「釣りあじフライ」(1枚380円)

「釣りあじフライ」(1枚380円)

 この店を切り盛りしているのはご主人の神山克也さん。真っ黒に日焼けしていますが、これには理由があります。何しろ毎週火曜・土曜の2回、朝の7時に本牧横浜港に行き、そこから釣り船に乗って7時間半、東京湾名物の「金アジ」を1回で100尾前後釣り上げるからです。それを自ら捌いて、刺身やなめろう、フライなどの料理にして提供。まさに新鮮そのもののアジを堪能できるんです。

「太ったイワシのなめろう」480円と、「釣りあじ刺し」680円。神山さんが釣る横浜沖の金アジは、特にふっくらしていて脂がのっているのが特徴

「太ったイワシのなめろう」480円と、「釣りあじ刺し」680円。神山さんが釣る横浜沖の金アジは、特にふっくらしていて脂がのっているのが特徴

 では、名物の「釣りあじフライ」(1枚380円)を静かにかじってみましょう。サクサクっと耳に響く軽い音。その先に現れるふっくら、フワフワの身。口中に広がるアジ独特の脂の旨み。ソースも塩も醤油もきっと合うけど、なくても最高。アジの味がめちゃくちゃ濃いんです。そして、アジを知り尽くしたご主人お手製、らっきょ入りのタルタルソースが最高に合うんです。ジューシーなカキフライもいいけれど、この店では、完全にアジフライの優勝です。ぜひ食べて欲しい!

「夜の定食」(竹)1580円は、釣りあじフライと刺身、ごはん、お味噌汁

「夜の定食」(竹)1580円は、釣りあじフライと刺身、ごはん、お味噌汁

 さて、こちらは居酒屋なので、夜はお酒を楽しむお客さんが多いのですが、実は、「釣りあじフライ」を目当てに来て、なんとご飯と一緒にサクッと定食を食べて帰る人もいます。というのも、ここは嬉しいことに「夜定食」というメニューがあるんですよ。また、お弁当も販売しており、とくに「釣りあじフライ」の入った「幕の内弁当・竹」(800円)は、お酒の肴になるおかずの数々。

「幕の内弁当・竹」(800円)は、釣りあじフライの他に日替わりのおかずが入っています。この日は、ナスの揚げ浸し、卵焼き、厚揚げ、さつま揚げ、こんにゃくの煮物。野菜の浅漬け、昆布巻き、ポテトサラダ、ブロッコリー、トマトなど

「幕の内弁当・竹」(800円)は、釣りあじフライの他に日替わりのおかずが入っています。この日は、ナスの揚げ浸し、卵焼き、厚揚げ、さつま揚げ、こんにゃくの煮物。野菜の浅漬け、昆布巻き、ポテトサラダ、ブロッコリー、トマトなど

 ご主人は釣りから料理から接客まで全て一人でやっていて、それでもお店の空気は、港町にある食堂のようなのんびりした空気。本当はお店で食べて欲しいけれど、コロナ禍の今は席数も減らして営業しているので、夜にも買えるお弁当を買ってみるのも最高です。ともあれ、絶品「釣りあじフライ」を食べてみてください。

(撮影・文◎土原亜子)

●SHOP INFO

釣りあじ食堂 外観

店名:釣りあじ食堂

住:東京都新宿区百人町1-15-4
TEL:080-3364-0829
営:12:00〜14:00、16:00〜23:00(日曜は15:00〜23:00)
休:火・土

https://www.instagram.com/tsuriaji.0829/

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