東京の“朝ごはん”で世界を知る! 話題の2店をご紹介

東京にいながら、世界のモーニングが味わえる話題の2軒。料理のおいしさはもちろん、非日常的な雰囲気が旅情気分を高める! 一日を気持ちよくスタートしたいなら、朝ごはん選びは肝心。

現地の伝統的な朝食メニューが詰まったワンプレート。


“朝ごはんを通して世界を知る”をコンセプトに、世界各国の朝ごはんを味わえるオールデイダイニングの原宿店が吉祥寺に移転。原宿店も行列ができるほど人気だったが、よりコンセプトに寄り添った店を目指し、場所を移した。「レギュラーメニューと、2か月ごとに替わる限定メニューを提供するスタイルは、以前と変わらぬまま。ただ原宿は、パンケーキの聖地という土地柄、パンケーキメインのアメリカの朝ごはん目当てに訪れる人が多かったんです。もっと幅広い世代の人に、各国の味を堪能してもらいたいという想いがあり、幅広い世代に愛される吉祥寺に移転を決めたんです」と、オーナーの木村顕さん。 

木村さんの見込み通り、移転後は学生やファミリー、シルバー層など、さまざまな世代の人が訪れ、食卓を一緒に囲む風景が日常に! レギュラーメニューは、イギリス、アメリカ、スイスの3種類。限定メニューは、4月19日までロシアの朝ごはんを提供。レシピを開発する際は、大使館や現地の人にヒアリングし、調味料も取り寄せて、本場の味を忠実に再現している。「朝ごはんには、その国の食文化が凝縮されています。メニューを通して、さまざまな国に興味を持ってくれたらうれしいです」

「ロシアの朝ごはん」¥1,500。サワークリームに似たスメタナとイクラを添えたロシア風クレープ“プリヌイ”に、蕎麦のおかゆ、ビーツとジャガイモのサラダなど。ジャム付きの紅茶「チョールニー チャイ」¥600。〜4月19日。

WORLD BREAKFAST ALLDAY 吉祥寺店今年2月移転オープン。東京都武蔵野市吉祥寺本町2−4−2−102 TEL:0422・27・6582 7:30〜19:30LO 不定休

新時代のトルティーヤ料理店で週末味わう、朝タコス。


メキシコ出身のオーナーシェフ、マルコ・ガルシアさんは、大学時代に東京に留学し、日本の食文化の豊かさに驚かされたという。

「全てのレベルが高く、日本人は実に研究熱心。素材の味を大切にしながら、手間を惜しまずにおいしさを追求する姿勢に感銘を受けました。帰国後、メキシコの郷土料理を研究し、その頃ではかなり珍しかった、トウモロコシの粒から粉を挽き、トルティーヤを手作りするタコス屋を始めました」

マルコさんのお店は現地でも瞬く間に評判に。しかしさらにクオリティの高いタコス料理店を目指すために、メキシコの店を2年で閉めて来日。日本の食材を盛り込んだグルメタコス店をオープンさせた。平日は夜営業のみだが、メキシコでは朝にタコスを食べる文化が根付いているため、週末限定で、1個から気軽に楽しめる朝タコスを始め、現地感を高めた。メキシコからブルーコーンを仕入れ、製粉、生地製造まで一貫して作るトルティーヤは、トウモロコシの甘い香りと、ふわっとモチモチの食感に感動を覚える。それに寄り添うのが、魚、肉、野菜など、日本独自の気候や風土に育まれた旬の食材たち。一口で、タコスのイメージが変わるはず!

タコスは1個¥350〜。定番は、低温燻製をかけた皮つき豚肉のタコス「カルニータス」¥500。菜の花や桜海老など、春らしいタコスも。サボテンと季節の柑橘をミックスしたサボテンジュース¥800も美味。

LOS TACOS AZULES(ロス タコス アスーレス) 東京都世田谷区上馬1−17−9 TEL:03・5787・6990 18:00〜23:00(土・日曜9:00〜15:00) 月・火曜休

※『anan』2020年4月15日号より。写真・市原慶子 山口 明 取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)

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