ウクライナ人モデル「カロリーナ」さん行きつけの老舗カフェ 桜上水の「ティファニー」

 好きな飲食店や好物の話を聞けば、その人の人となりが解るというもの。ゆえに「名は体を表す」ならぬ、「食は体を表す」なのである 。この企画では、外国籍の著名人の方々にご登場頂き、行きつけのお店をご紹介してもらいます! 意外なお店のチョイスに驚くこと必至! 彼らの食に対する感性と経験が垣間見えちゃうんです。第77回は、カロリーナさん。今回は「ティファニー」に伺いました!!

 トルーマン・カポーティの小説を原作にした名画「ティファニーで朝食を」。ニューヨークのマンハッタンを舞台に、奔放な主人公を演じたオードリー・ヘップバーンの美貌は世の殿方の心をメロメロにしたものである。

 所変わって、こちらは東京・桜上水のカフェ「ティファニー」。今年で創業35年、“本家”に勝るとも劣らず親しまれてきた地元の名店だが、おや、そこにいるのはまさかヘップバーンじゃ……?

 そう錯覚してもおかしくない。昨年、「ベストボディ・ジャパン2020」で女子総合グランプリを獲得したモデルのカロリーナさんにはじめて接する人は、容姿と日本語の上手さとのギャップによく驚くそう。

「たしかにウクライナ出身ですけど、5歳からずっと日本育ち。お店でもよくそういうやりとりがあって、それから仲良くなることが多いんですよ」

 そんなカロリーナさんにも、かつては悩みが多かった。

「目立つのがそんなに好きじゃないのに、小学生の頃から男子よりも背が高くて。だから背中を丸めて小さく見せたりしていました」

 背がピンと伸びているのは、モデルレッスンのおかげ。食事にも万全の注意を払っているが、基本的に好き嫌いはなし。ただ一つの例外を除いて──。

「一度、生ガキにあたっちゃって、トラウマなんです。でも、観光PRのモデルの仕事では、撮影で口にしなければいけないこともあって……。そういうときは、オーディションで“食べられません”と言っちゃいます」

 ハッキリしていてよろしい! というわけで、早速お食事を。自家製ドレッシングがたっぷりかかった「グリーンサラダ」でウォーミングアップを済ませたら、まずは「トマトとモッツァレラチーズのスパゲティ」。クルクルとフォークに巻いて食べる様子に、あたりは5番街になったかのよう。挽き肉のうまみがきいた「タコライス」もデリシャス。レタスとトルティーヤ・チップスの食感も素晴らしい。

 コンテストが迫ると減量に励む。すると、一杯のビール、パスタ一口に感動できるそうな。みなさん、試してみますか?

「週刊新潮」2021年2月18日号 掲載

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