スーパーで1歳児がふわふわパンを「グチャッと握り潰した…!」子連れの買い物トラブル、どうすれば?

スーパーで1歳児がふわふわパンを「グチャッと握り潰した…!」子連れの買い物トラブル、どうすれば?

小さい子を連れてお買い物に行くと買い物カートやベビーカーにも乗ってくれず、店内の商品を触ってイタズラしたりして、どうしたものかと困っている方は多いものです。

子どもが小さい時期に親がストレスを感じやすいのが日々のお買い物。子連れだと店内の商品を触ってしまうため、どうしたものかと困っている方は多いものです。

今回はAll About編集部が募集した「お買い物中に困った子どもの行動」のエピソードを2つ挙げてできる対策について考えていきたいと思います。


■事例1:カートを拒否する2歳妹に気を取られていたら、4歳長女が……
【相談内容】
4歳の長女と2歳の次女を連れてのスーパーでの買い物。なるべく次女は買い物カートの椅子に座らせたいのですが、長女が子ども用の小さなカゴを持ちたがると当然次女も真似をしたがり、乗ることを拒否。

カゴを持ちながら店内を走り回る次女に気を取られていたら、長女がお肉のコーナーでトレイに入ったひき肉のラップ部分を指で触って穴を開けてしまい、店員に買い取ることを伝えて謝りました。

なるべくは子どもの意思を尊重したいなと思い、買い物カゴを持って自分でお買い物する姿を見守りたい気持ちはあります。しかし店内を走り出してしまうなどあまりにも気が高ぶったときには、カートに乗ってもらうための最終手段として良くないなと思いながらYouTubeを見せる流れになってしまいます。(相談者:32歳女性)


■「ネットスーパー」が基本、子連れでのお店での買い物は最小限に
ママ一人で4歳と2歳のお子さんを連れてのお買い物、さぞかし大変なこととお察しします。この年齢のお子さんたちがスーパーを歩いている状態で、買い物を滞りなく成し遂げるのは非常に難しいでしょう。

できることなら現場で学ばせたい、子どものやりたい気持ちを尊重したいという親御さんは多いと思いますが、親の方に無理がかかって逆に叱りつけてしまったりしたら元も子もありませんし、それと同じ思いを周囲がもってくれているとは限りません。

一番いいのは夫婦のどちらかが子どもたちを見ている間に買い物を済ませること。しかし今は忙しくてワンオペの方も多いため、これが現実的でない方も多いと思います。

そういう場合、大方のものはネットスーパーを利用するのも今の時代ならではの解決法です。例えば牛乳を1本とお肉を1パック買うくらいであれば、子連れで行って「カートを押したい!」となっても、おそらくは大ごとにならずに帰って来れるでしょう。スーパーは足りないものを補充するくらいの位置づけにしておくのです。

長い買い物リスト+子連れというとどちらにも注意散漫になるし、周りの目も気になるしで買い物に行くことがストレスになってしまいます。どちらか1つになれば気持ちに余裕ができると思いますので、週末のまとめ買いやネットスーパーを検討されるのが現実的です。


■事例2:1歳娘、商品に手が届くと思わず油断していたら
【相談内容】
1歳の娘はベビーカー嫌いでショッピングカートも少しの間しか乗ってくれません。ある日カートに乗せていつも通り買い物をしていたところ、アンパンマンのお菓子やパンがたくさんあるコーナーを通り過ぎようとして大泣き。

まだ商品に手が届くと思わず油断していたら、気づくとふわふわなパンをぐちゃっと握りしめていました。

咄嗟にパンから手を離させましたが、さすがに手の跡がついたパンを戻すことができず買い取ることに。レジに向かうところでいつものように抱っこを求めてギャン泣きされ、カートと娘を抱えながらなんとかお会計を済ませました。

今度からは好きなキャラクターコーナーには近寄らないようにすることや、なるべく娘がご機嫌なお昼寝後にお買い物に行こうと思いました。歩き出したのでスタスタ好きなところに行きがちでまた新しい悩みに困ってます。(相談者:25歳女性)


■ダメということが聞けない年齢には、抱っこ紐やカートで物理的に距離を
子どもの成長は早く、特に赤ちゃん時代は昨日できなかったことが今日できるようになるというような目まぐるしい変化があるものです。この方も、まだスーパーの物に手を伸ばすとは思わず油断していたとのことで、こういう初回のヒヤッという経験は多くの方がされているのではないでしょうか。

この回のお買い物はパンやお菓子欲しさにギャン泣きされてしまい、ヘトヘトだったと思います。でも次回以降は、「好きなキャラクターコーナーには近寄らないようにする」「なるべく娘がご機嫌なお昼寝後にお買い物に行く」とさっそく対策を立てていらして素晴らしいと思います。

1歳ですとなぜスーパーで商品を触ってはいけないのかがまだわかりません。ダメと言っても、次の棚に行けばまたそこを触ってしまう子がほとんどだと思います。よってこの時期は物理的に商品から距離を作ることが何よりの対策。ベビーカーがダメなら、ショッピングカートや抱っこ紐などを活用するのが賢明でしょう。


■小さい子に有効なのは「起こらないための策」
買い物は日常的に発生するイベントのため、多くの親御さんが悩んでいます。理想は親の横におとなしく付いてきてくれることですが、実際は欲望が勝ってしまうことが多いものです。

いったん店内で子どもと揉めごとになると、大きな声で叱ったり、泣かれたりとてんやわんやになってしまいます。

年齢が小さいうちは、「起こってからの対策」より「起こらないための対策」の方が有効。夫婦で分担する、ネットスーパーを活用する、カートに乗せるなどといった方向で何かできないかを検討してみてください。

▼佐藤 めぐみプロフィール0〜10歳の育児に役立つ子育て心理学を発信する公認心理師。英・レスター大学大学院修士号取得。オランダ心理学会認定心理士。育児相談室「ポジカフェ」主宰 & ママ向けの学びの場「ポジ育ラボ」代表。
(文:佐藤 めぐみ(子育てガイド))

関連記事(外部サイト)