結婚14年、38歳で突然離婚を切り出され……

結婚14年、38歳で突然離婚を切り出され……

結婚相談所に来たある女性は、48歳という年齢、そしてバツイチでも再婚することができました。理由は彼女の努力です。


■本当にあった、48歳バツイチの再婚秘話
私が経営している結婚相談所には、日々たくさんの人がいらっしゃいます。いらっしゃる方の年齢も様々ですが、成婚される人の年齢も実に幅広くなってきていて、晩婚が珍しくなくなったことを実感しています。

そこでここでは、48歳、しかもバツイチの方が成婚された実例をもとに、40代での再婚を考えてみたいと思います。


■結婚14年、38歳で突然離婚を切り出され……
その女性は、Aさん。40代で初めてお会いしたときも、小柄でおっとり、穏やかで優しい印象の方でした。

結婚生活について聞いてみると、24歳で結婚し、38歳で離婚しました。もともと親絡みの政略結婚だったのですが、夫婦仲に問題はなく、旦那さんとうまくいっていると思っていたそうです。

そんなある日、突然旦那さんから離婚を切り出され、青天の霹靂だったと言います。Aさんは何事にも一生懸命な方なので、旦那さんにも精一杯尽くしてきたつもりだったそうです。

でも、「もしかしたら、それが重たかったのかもしれない」または、「40代が目前になり、子供ができなかったことが問題だったのかもしれない」とおっしゃっていました。今でこそ冷静にお話ししてくださいましたが、当時は旦那さんのことをとても愛していたので、突然の離婚話に納得できず、精神的に不安定になったそうです。それから10年近く。気持ちを切り替えて、独身生活を満喫してきたと言います。


■生活の不安のために婚活
そんなAさんが婚活を始めようと思ったのは、今後の生活に不安を持ったからでした。

離婚してから10年の間、一人でも生きていけるようにキャリアカウンセラーの資格を取って仕事も頑張ってきました。でも、独身での将来の不安は経済的な問題だけではなかったのです。

女性の寿命が延びている今、もしかしたら100歳まで生きてしまうかもしれないと考えると、老後の一人暮らしのさみしさが心配になりました。あと50年近くも一人で生きると考えると、確かに長すぎる時間です。今後の人生を考えたときに、「やさしい人と心安らげる家庭を持ちたい」と思い、結婚相談所に入会されたのです。

とはいえ、40代バツイチという条件で、そもそもお見合いができるのかと心配していたそうです。強い再婚願望を持ったAさんは、婚活に関しても努力を惜しみませんでした。

努力とは、実際にどんなことをしたのか、どんな点に注意をしてお見合いをしたのかなどを紹介していきたいと思います。


■1. ワンピースを買って、似合うようにダイエットした
Aさんが婚活を始めるにあたって最初にしたことは、ワンピースを買うことでした。自分の中にある、女性としての魅力を出すためだったと言います。

長い結婚生活から、資格取得や仕事に励んできた計20数年。華やかなファッションを身に着けることはなかったのでしょう。ぴったりしたデザインの、クリーム地に花柄が印象的なワンピースを選びました。

次に取りかかったのが、ダイエットです。長らく着ていなかった体にフィットしたワンピースを買ったことで、「これを着こなしたい」と決意できたからです。

体にぴったりした洋服は、女性らしさを呼び起こすアイテムのひとつ。着慣れておらず、40代以上の年齢になると、「体のラインが出るのが恥ずかしい」と思う方は多いですが、出会いの場ではその恥じらいが女性らしさや初々しさ、色気に繋がるのです。


■2. メイクを習い女子力アップ
ダイエットをしながら、メイクも習い始めたAさん。仕事に追われて自分のことをあまりケアしてこなかった……と鏡を見て改めて感じたそうです。これから結婚をしたいと思っていながら、今のままでは女性としての魅力がない、ただのおばさんになっていた、と。

メイクを習い始めると、メイクノリを考えて、肌のケアもしっかり行うようになったと言います。カウンセリングでお会いするたびに、みるみる魅力がアップしてきました。自然と身だしなみへの感度も上がり、香水もつけるようになりました。

「ふとしたときに良い香りがする女性ってステキだなと思った」……これは婚活に向かう自分を客観視できるようになっている証拠ではないでしょうか。


■3. お見合い相手の話をよく聞く
40代以上の婚活は見た目も重要ですが、見た目だけではうまくいかないものです。

Aさんの場合、女子力アップした見た目と、持ち前のやさしい雰囲気に人気が集まり、たくさんの方とお見合いが成立しました。それでも、条件は良くても、気の合う方にはなかなか出会えません。

そこで彼女は、まずは相手の話をしっかり聞くように務めました。相手の話をよく聞くと、その人が何を求めているのかわかります。それがわかれば行動も変わるのです。


■4. 気持ちをオープンにする
お見合いで相手の話をよく聞くように努めて、変わるべきところは変えていこうと心がけていたAさんでしたが、「どうしてもピンと来ない」「決め手に欠けて、この方だと思えない」ということが続き、一時は「お見合いというシステム自体が向いていないのではないか」と悩んでしまったそうです。でも、そこで諦めませんでした。

気持ちを切り替えて、お友達に会いに行くようにオープンな気持ちでお見合いに臨むようにしたというのです。なにかにつまずいたときこそ、自分を変えなければ結果は変わりません。そこで、「人はオープンな気持ちの人にはオープンに心を開けるものだ」と気付いたのです。

そして入会して半年が経ったころに出会った方は、50歳の男性でした。2つ年上の初婚の方で、笑顔の素敵な方。Aさんの離婚のいきさつを洗いざらい話しても、すべてを受け止めてくれたそうです。

さらに、「友達のように何でも思ったことを話せるオープンな家庭を築きたいと思っています」と話したとき、「僕もそうなんです。やっと出会えた、あなた以上の方はいないと思います。ぜひ結婚してください!」とプロポーズをされ、「私も結婚したいです」とお受けしたそうです。


■努力が実を結んだ、40代バツイチ再婚
めでたく再婚に至ったAさんですが、その裏にはやっぱり彼女の努力がありました。婚活に真剣に向き合い、自分を客観的に見て、今なにをしたらいいのか、ちゃんと考えた結果です。時には悩み、休みながら、あきらめず「継続は力なり」と続けたことが結婚につながったのは言うまでもありません。40代後半でも人生の半分。初婚でも再婚でも結婚したいと思ったら、Aさんの4つの努力を思い出してみてください。
(文:佐竹 悦子(再婚ガイド))

関連記事(外部サイト)