ATM手数料も積もれば山となる!108円の手数料の節約法

ATM手数料も積もれば山となる!108円の手数料の節約法

108円の銀行のATM手数料がどのような時に発生してどうすれば無料になるのか、お得に使うための銀行の選び方、ATM手数料の節約方法やどのようにしたら手数料がかからないようにできるかなどのコツを紹介します


■銀行のATM手数料がいくらかかっている?節約する方法とは?
時間外やコンビニでお金を引き出す際のATM手数料は108円あるいは216円です。小さな金額だからと言って気にせずにATMを利用していませんか?

たとえば、
・火曜日の仕事帰りに銀行ATMで時間外出金:手数料108円
・金曜日の飲み会のお金が足りないからコンビニで出金:216円
・土日の生活費が足りないからコンビニで出金:216円

使った時の1週間の支払手数料合計は540円です。これが4週間続くと2,160円となり、1年続くと25,920円、40年で100万円を超えるのです。ちりも積もれば山となる、ですね。

ところで、銀行にお金を預けて受け取れる利息はどれくらいかご存知ですか? 普通預金の利息は、多くの銀行が0.001%となっています。100万円を銀行に預けた時の預金利息(半年ごとの複利)だけで「108円」を取り返そうとした場合にかかる時間は11年です。10万円の預金だと、なんと107年もかかるのです。

ATM手数料を小敵と見てあなどるなかれと言うことで、ATM手数料の節約法を紹介します。


■1.手数料がどのように発生するのかを知る
全ての銀行を調べる必要はなく、普段よく使う預金・貯金口座の手数料を知っておくだけで充分です。どのような時に手数料が発生するのかをわかっていないと節約のしようがないからです。普段使っている金融機関のことを知っておきましょう。

▼(1)どのような時に手数料が発生する?どのような時に手数料が発生するのか、銀行のホームページをチェックしてみましょう。銀行によって情報量は異なりますが、次のような情報が得られます。

「ATMの利用時間と手数料」
「提携しているATMと手数料」
「使えないATM」

▼(2)手数料が免除となる条件は?多くの銀行が、一定の要件を満たすと、月数回の手数料が無料になるというサービスを提供しています。どのような要件を満たせばよいのかを調べてみましょう。ホームページには詳細が書かれていない場合もあります。その時は窓口で聞いてみましょう。

私が使っている地方銀行の要件は次のようなものがあります。

(前提)銀行のキャッシュカードとクレジットカード一体型のカードを作る
(1)積立をする
(2)給与振込口座にする
(3)インターネットバンクを開設する
(4)住宅ローンがある
(5)カードローン ……等々

それぞれにポイントが定められていて、合計ポイントが基準を超えるとコンビニATM手数料が3回〜無制限無料となるというルールになっています。


■2.どの銀行を選ぶのが良い?
ご自身の利便性で選びましょう。お仕事や買い物の場所、お住まいの近くにATMがあるかどうかということです。旅行や出張が多い場合は、ゆうちょ銀行あるいはコンビニATMの手数料が優遇される口座を選ぶとよいでしょう。イオンで買い物をするならイオン銀行、楽天ポイントを集めているなら楽天銀行、住宅ローンを借りているならその銀行というようにご自身の日常生活を思い浮かべながら調べてみましょう。

ちなみに私は、ゆうちょ銀行をメイン口座、住信SBIネット銀行を予備口座として併用しています。ゆうちょ銀行は、通勤途中に3カ所あることと、ゆうちょATMでいつでも手数料が無料ということが決め手です。住信SBIネット銀行は、SBI証券との入出金のために開いた口座ですが、コンビニATMの手数料がないために重宝しています。

他にも気になっているのは、SBJ銀行。ATM手数料無料の範囲が広く回数も多い上に、預金金利が他行と比較して良い(執筆時点)のです。韓国資本の新韓銀行の日本法人ですが、預金保険制度(ペイオフ)の対象にもなっています。ネット銀行をはじめ金融機関は他にもたくさんあるので、調べてみてください。きっとご自身の生活スタイルにあわせて節約できる金融機関が見つかると思います。


■3.困った時の対処法
分かっていてもATM手数料がかかってしまうのは、どうしてもお金が必要になった時だと思います。できるだけ手数料を払わずに乗り切るための方法をまとめてみました。

▼(1)クレジットカードを使うポイントも貯まります。ただし、キャッシングやリボ払いにするなら、利息が発生するのでATM手数料を節約した意味がなくなります。

▼(2)デビットカードやスマートフォンのお財布機能を使う使えるお店も増えていますので、普段から電子決済を習慣にしておけば、手数料を気にするどころか現金を見ることも無くなるかもしれません。お隣の中国ではキャッシュレス化がかなり進んでいます。

▼(3)立て替えてもらう日常的に顔を合わせる人、例えば友人や同僚などが一緒にいる時には、立て替えてもらうのも手です。翌営業日には返済しましょう。この方法は多用すると嫌われるので注意してください。


■4.終わりに−ATMを使う自主ルールを決める
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、次のような自主ルールを定めておくことをオススメします。

▼(1) 口座は2つ優遇を受けるためにも管理の上でも口座は2つでよいです。残高が1000万円を超える場合は別です。
 
▼(2)出金回数を決めておく週に1回だけ1週間分など、出金回数を制限しましょう。そのためには支出の管理をしっかりとやっておかなければなりません。家の中にも予備の現金を置いておくとよいでしょう。

▼(3)できるだけ営業時間内に計画的に出金する(2)とも重複しますが、計画的に出金しましょう
(文:井上 陽一(マネーガイド))

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