「お金の無い20代が確実に金持ちになれる作戦」を考えてみた

「お金の無い20代が確実に金持ちになれる作戦」を考えてみた

お金を持っていない若者が、「確実」にお金持ちになる方法を2つご提案します。1つは、人格が疑われそう(科学が実証している方法なので、やむを得ずご紹介)ですが、もう1つは、正攻法です。監修・文/中原良太(エビデンスに基づく資産活用の専門家)


■確実に貧乏を抜け出す2つの方法とは?科学的に解説します
ハーバード大学の研究(文末参考文献(1))や、カリフォルニア大学の研究(文末参考文献(2))が、「貧乏を抜け出すために大切なことって、何か?」を調べたところ、将来の収入を左右する2大項目は「パートナーの収入」と「不労所得」だったみたいです。

つまり、「貧乏になりたくなかったらパートナー選びに気をつけましょう」「貧乏になりたくなかったら資産運用を始めましょう」ということみたいです。パートナー選びが出現したのは意外でしたが、考えてみれば当然といえば当然のような気もしますね。


■作戦1:高収入のパートナーを見つける
アメリカの心理学者ロバート・ウォールディンガーは「よい人間関係は記憶力をよくする」という話(文末参考文献(3))もしているぐらいですから、やはりパートナー選びには、注意を払った方がよいでしょうね。

何にせよ、「よいパートナーに好かれる」可能性を高めるためにも、「モテる方法」をいろんな角度から勉強するのはよいでしょう。この場合、男性の場合も女性の場合も、「身体を鍛える」と、効果が高いみたいです。だから、「金持ちになりたかったら、身体を鍛えろ!」というのが、現実的な回答かもしれません。

しかし、玉の輿(逆玉の輿)には難点があります。それは、「パートナーに愛想をつかされてしまったら、それで終わり」という点です。他人にぶらさがっているだけでは自己効力感が下がり、人生の満足度が得られないでしょうから、「金はあるけど、幸せになれない」という感覚に襲われそうですね。

「自分は働きたくない!」「玉の輿(逆玉の輿)に乗って、金持ち人生を謳歌したいんじゃ!」という発想をお持ちの方は、「貧乏を脱出する」という意味では、なかなかよいセンスを持っているかもしれませんね。結婚相手からすれば、たまったモンじゃないですが。それに、読者のあなたはそういった考えをもってはいないでしょう。現実的に考えると「不労所得を増やす」のがよいだろうな、と思います。


■作戦2:不労所得を増やす
「不労所得を持っている人が金持ちになれる」というのは、一時期トマ・ピケティさんが発言していた(文末参考文献(4))ことでもあります。この本では、不労所得を持っている人がどんどん金持ちになっていて、持っていない人は、どんどん貧乏になっていた……という話でしたね。しかし、日本では、「胡散臭い話が多いから、ちょっと手を出しづらい……」と思っている方も多いと思います(実際、そういう業者はよく見かけますからね)。

そんな方は、とりあえず、「インデックス投資」と呼ばれる方法で、資産を運用するのがよいと思います。筆者は、この方法を友人や、妻にもオススメしています。インデックス投資では、時間がかかりません。しかも、銘柄選びとかも、いったん決めてしまえばほったらかしで済む上、そこそこの不労所得が期待できます。だから、資産運用をしたことの無い方には、オススメの方法です。

この方法では、「インデックス・ファンド」と呼ばれる投資信託を積み立て貯金するだけでOKです。具体的には、世界全体の株式と連動する投資信託を、淡々と積み立てるだけでよいでしょう。

ピケティさんは「株式は年平均4%〜5%のスピードで成長している」なんて話をしています。「リスクを取っている人が、早くお金を増やせる」ということです。この考え方は、「リスク・プレミアム」と呼ばれています。ちなみに、「年4〜5%」というスピードはかなり早いです。どれくらい早いかというと、18年ごとにお金が倍増します。36年後には、4倍になります。

つまり、「毎月、1万円分の投資信託を積み立てる」のは、「36年後の老後資金を、月々4万円分積み立てている」のと、ほぼ一緒ってことです。4倍ですよ。そう考えると、かなり効果が高いですよね。楽観的な見積もりではありますが、こういうモノサシで「いま資産運用をはじめることの素晴らしさ」を知っておくのが大切です。


■目指せ!お金持ち!年収900万円で幸福度が上がる?
お金持ちを目指すことは、悪いことではありません。むしろ、よいことです。ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンも、「年収900万円くらい稼げると幸福度が高まる」みたいな話をしています(文末参考文献(5))から、このあたりを目指して、コツコツ不労所得を積み上げていくとよいんでしょうね。


(1) 研究:Where is the Land of Opportunity? The Geography of Intergenerational Mobility in the United States
(2) 研究:Inequality of Educational Opportunity? Schools as Mediators of the Intergenerational Transmission of Income
(3) 動画:人生を幸せにするのは何? 最も長期にわたる幸福の研究から
(4) 書籍:『21世紀の資本』
(5) 研究:High income improves evaluation of life but not emotional well-being

監修・文/中原良太(エビデンスに基づく資産活用の専門家)
(文:All About 編集部)

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