貯金下手との違いは?「貯金上手」に共通すること

貯金下手との違いは?「貯金上手」に共通すること

僕らが貯金する理由は人それぞれ異なります。結婚式費用のために貯金する人もいれば、海外旅行のために貯金する人もいます。だから、万能な目標はありません。大事なのは、「目的に合わせて上手に目標を立てること」です。


■貯金下手と貯金上手の違いは?
数々の心理学研究のおかげで、「貯金できる人」と「貯金できない人」の違いが明らかになってきました。

中でも違いが表れるのが「計画の立て方」です。たとえば、行動経済学者のダン・アリエリーが行った研究によると、「貯金目標は自分ではなく、他人に立ててもらった方が良さそうだぞ!」というデータが得られました。

この調査によると、自分で設定した〆切目標は効果が薄く、他人から強制されないと目標を先延ばしにしてしまうのだとか。たしかに、自分で立てた目標って、ついつい延期しがちですよね。

他にも、「貯金目標を立てたら周りの人に公言した方がうまくいくぞ!」というデータもあります。これはハーバードビジネススクールらによる研究です。研究によると、貯金目標を公開したグループの方が、しなかったグループと比べて貯金額が多かったのだとか。

ここまでの話で、「貯金がうまくなりたかったら、目標の立て方に気をつけるべき!」という点が理解いただけたと思います。


■貯金をブーストする上手な目標の立て方
とはいえ、僕らが貯金する理由は、人それぞれ異なります。結婚式費用のために貯金する人もいれば、海外旅行のために貯金する人もいます。だから、万能な目標はありません。大事なのは、「目的に合わせて上手に目標を立てること」です。

ここで気になるのが、「上手に目標を立てるには、どうすればよいか?」という点です。間違った目標を立ててしまうと、貯金が捗るどころか、やる気が喪失して逆効果になる可能性すらあります。

そこで今回は、貯金をブーストする上手な目標の立て方を解説します。ご紹介するのは南カリフォルニア大学による研究です。この研究では4つの実験をそれぞれ約100名の被験者を対象に行いました。

実験の結果、以下のように目標を立てると貯金が捗ることがわかりました。


■「遠い未来(9カ月以上先)」のために貯金をしたい場合
「どうやって貯金するか」という具体的な「方法」をガッツリ考えて目標を立てます。

(例)「1年後に開く結婚式費用のために200万円を貯金する!」

遠い未来のための貯金は、モチベーションは高くても計画が雑だと挫折しがちです。

そこで、貯金を達成するためには、「月々いくら捻出するか?」「ボーナスのうちいくらを貯金するか?」など、具体的な方法を含めてプランに落とし込みましょう。これで、なあなあにすることなく貯金できるはずです。


■「近い未来(3カ月以内)」のために貯金をしたい場合
「なぜ貯金をすべきなのか?」という具体的な「理由」をガッツリ考えて目標を立てます。

(例)「来月、国内旅行へ行くために5万円を貯金する!」

近い未来のための貯金は、計画は現実的でもモチベーションが低いせいで挫折しがちです。

そこで、貯金を達成するためには、「貯金できたら、どんな良いことがあるか?」「貯金できないと、どんな未来が待っているか?」など、自分を動機づける理由を書き出してみましょう。これで、モチベーションが下がることがなくなり貯金できるはずです。


■まとめ:大事なのは「方法」と「理由」の両立
貯金する【方法】があいまいだと、つい貯金を先延ばしにしてしまい、なあなあになってしまいます。これもまた、貯金はうまくいきません。

貯金する【理由】があいまいだと、モチベーションが下がるとすぐに心が折れてしまいます。いわゆる三日坊主になってしまう典型例です。

話をまとめると、「貯金を成功させたいなら、貯金をする【理由】と【方法】の両方を明確にする必要があるぞ!」ということです。どちらか1つが欠けてしまうと、貯金はうまくいきません。

かくいう僕自身、貯金がうまくいかないときは、だいたいどちらか1つが欠けていますね。少し気を抜くとAmazonなどで無駄遣いをしてしまいそう。お互い、気をつけましょう。

参考資料:貯金下手との違いは?貯金上手に共通する目標の立て方(https://allabout.co.jp/gm/gc/480233/)記事下段に記載
(文:中原 良太(マネーガイド))

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