「ラッキーカラー」って、本当にある? 色が持つパワーの正体

「ラッキーカラー」って、本当にある? 色が持つパワーの正体

「ラッキーカラー」や風水では、生年月日から相性の良いカラーを割り出します。ラッキーカラーがあなたにもたらすパワーとは?


■ラッキーカラー! 私のカラーは何色?
みなさんからよく「私のラッキーカラーを教えて!」という質問を受けることがあります。そこで、ラッキーカラーのコンセプトに関して、少しお話ししてみたいと思います。

良く季節の変わり目に、女性雑誌などで、「今年のラッキーカラーはこの色!」とかいった特集記事が見られるようになります。巷の本屋さんでも、カラーと風水を合わせた開運本なんかが結構人気があるようです。

それでは、本当にラッキーカラーなるものは、この世の中に存在するのでしょうか? 結論から言えば、YESでもありNOでもあるといえそうです。


■ラッキーカラーとは? 色の持つパワー
カラーの効用に関しては、昔からいろいろな科学的実験が行われてきています。その結果、色彩が心理状態に与える影響は非常に大きなものであることが解明されています。また、古くから伝わる中国の陰陽五行論を基礎とした環境学である風水でも、時として、色彩を活用することがあります。

欧米の研究から、色彩自体が持つ独自のエネルギーが一定のバイブレーションを発していて、このバイブレーションが人間や環境にさまざまな影響を与えているという結果も出されているようです。なにはともあれ、カラーが持つ私たち人間に対する影響力はなかなかバカにならないもののようです。


■ラッキーカラーの正体とは……色が与える印象
それでは、俗に言われるラッキーカラーとは一体なにを指すのでしょうか? 雑誌などで人気のカラー風水などでは、生年月日からその人と相性の良いカラーを割り出して、その色をラッキーカラーと呼んでいます。

ただ、住環境の持つエネルギーの状態を細かく調べる正統派の伝統風水では、カラーは、単純に生年月日との相性を見てその人個人の運気を上げるというよりも、環境の持つエネルギー全体の調和をはかるためのブリッジとして使用します。

カラーの持つバイブレーションをうまく利用することにより、環境エネルギーのバイブレーションと自分の持つバイブレーションの共鳴状態を作り上げて、エネルギー全体の調和をはかるわけです(少し、話が小難しくなってしまいましたね……)。

さて、筆者の考えるラッキーカラーとは、その人にとって心理的に好影響を与えてくれたり、他人にとって好印象を与えてくれる(要するにその人をかっこよく見せてくれる)色であると考えます。ですから、ラッキーカラーとは、固定されたものではなく、そのときどきで私たちが持つ心理状態や健康状態によって、常に変わってゆくものだと思うのです。


■ラッキーカラーで運気アップ!
そこで、基本的なカラーの持つ特徴と効用に関して、簡単にお話ししてみたいと思います。

▼赤赤は情熱的なパワーを表します。「なんだか最近元気がない」だとか、「ここで一つ勝負に出たい」なんていう、エネルギーを使わなければいけない場面で効果を発揮してくれるでしょう。ただし、外向的になりすぎて、自分の内面に対する反省がおろそかになりがちな時は使用を控えてください。

▼橙風水では、赤と同様火性の色に分類される橙は、太陽の象徴と考えられています。みんなでわいわい騒ぐ陽気なイベントで場を盛り上げたいときなどに身につけたい色です。社交家の色で、積極的な行動に向くカラーですが、自己中心的な気持ちになりがちなカラーでもあります。特に同性との親交を深めたいときには、逆効果になることもあるようです。

▼黄黄色は、やはり社交的で、如才ない会話や社会との融和を意味する色です。まわりの環境に順応して、生活がうまくいっている人のオーラは黄色をしていることが多いといわれます。ユーモアのセンスを引き出し、初めての人達と仲良くなりたい人には役に立つカラーです。

一説では、黄色のビキニを身につけた女性は最も落としやすいとか? ただ、行き過ぎで、自分自身を見失う狂気の色という一面もあるようです。

▼緑緑は、木性の色。自然の木々の象徴です。疲れをいやし、精神にバランスをもたらしてくれるやすらぎの色。常識的な一面を強調してくれて、礼儀にも敏感になるので、年上の人からの好感度がぐっと上がります。ともすると、感情が穏やかになりすぎて、単なるお人よしと思われてしまう場合もあるのでご注意を。

▼ピンク火性の中では最も柔らかいピンクは恋愛と幸福の色。愛情が豊かになり、他人に対して優しい気持ちになれる愛の象徴です。純粋な気持ちになれる一方、周囲の言葉や態度に敏感になりすぎ、それがもとで、心が傷つきやすくなることもあります。

▼茶茶色は、万物を生成する土性の色です。母なる大地を象徴して、地味ながらも、どっしりとした安定感のある頼もしい精神状態につながります。茶色は、また、正直で誠実な性格を表します。他人に対して親身なアドバイスをしてあげたい時には、茶色のエネルギーを使ってみるとよいでしょう。

▼青青は、冷静沈着といったイメージにつながる、知性の色。気持ちを落ち着けて、心とからだの調和をはかるにはもってこいの色です。頭脳労働を行うときや、冷静な判断が要求される場面には、青が効力を発揮してくれます。一方、自分だけの世界に閉じこもりがちと感じたときは、使用を控えましょう。

▼紫インスピレーションと感性をあらわす神秘的な色です。また、気位が高い、気品のある高貴な色でもあります。物事の判断に困ってしまい、理論が通用しない場面では、紫の持つ神秘のパワーが素晴らしいインスピレーションを与えてくれるかもしれません。どこか神秘的で、人を寄せ付けない、浮世離れした魅力をかもし出したいときには紫を使ってみてください。

▼白白は、どこにも偏りのない、ゼロであり、無限の色です。無邪気、清潔、潔癖などの言葉を象徴しますが、「これからどのような色に染まってゆくかわからない」という可能性もあります。何が起きるかわからない状態の時や目的が定まらない場面で、白を使用することは、無難で理にかなっているといえそうです。

▼黒陰陽五行論では、黒は、水性を表します。黒は、大海のように底知れず、すべての物事を包含してしまうダイナミックな可能性を持つカラーです。自尊心の確立が必要なとき、しっかりとした自信を持ちたいときなどに、黒の自立へのエネルギーが力を発揮してくれることでしょう。

また、基本的に黒は、排他的な面もあるので、他人から近寄りがたいイメージを持たれてしまうこともあります。

みなさんいかがでしたか? これ以外にもたくさんのカラーがありますが、いずれも、上記の原色が交じりあってできたものです。原色の持つエネルギーの特徴をひとまず理解しておけば、ちょっとした応用も可能になることでしょう。

でも、一番大切なのは、やはり自分が今一番好きだなと感じるカラーを選ぶこと。これが、結局は、あなたの今のラッキーカラーといえるのではないでしょうか? さて、今日のあなたのラッキーカラーは何色ですか?
(文:永瀬 久嗣)

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