ママ友からの誘いをサラリと「爽やかに」断る方法! タイプ別の対処法も

ママ友からの誘いをサラリと「爽やかに」断る方法! タイプ別の対処法も

ママ友からのお誘いの断り方を解説します。ママ友に限らず、義理のからむ誘いは断りづらいものですが、爽やかにNOを伝える方法があるのです。


■ママ友からの誘いの断り方……私たちの生活は「選択」の連続
ママ友からの、ランチやパーティーのお誘い。声をかけてくれるのはうれしいけれど、気が進まないものもありますよね。でも、断ったら嫌われるのではないか、もう誘ってもらえなくなるのではないかという不安から無理してでも顔を出す、という話を時折耳にします。

私たちは何かを選択するとき、意識的にせよ、無意識的にせよ、色々な角度から検討し、決断しています。しかし、AとBの中からひとつを選ぶというのは、もうひとつの選択肢を「選ばない」ということ。この「選ばない」という作業が苦手で、NOを言えないという人は意外に多いものです。これはママ友からの誘いを「断る」「断らない」という選択にもあてはまります。


■誘いを断るためにも、自分のコミュニケーションパターンを知ろう
私たちのコミュニケーションパターンは、大きく3つに分かれます。あなたはどれに近いか、チェックしてみましょう。

▼攻撃型怒りをぶつける、相手を責める、意見を押しつける、威嚇する、怒鳴る、批判する、侮辱する、皮肉やいやみを言う など

▼非主張型(受け身型)言いたいことがあっても我慢する、曖昧な表現をする、相手の気持ちを優先する、無関心を装う など

▼アサーティブ型攻撃的でも非主張的でもない「第3の型」。自分の考えや気持ちを、自分も相手も尊重しながら、率直に伝える。

アサーティブとは「自己主張」や「自己表現」と訳されます。自己主張というと、自分の主張ばかり押し通そうとするというイメージがあるかもしれません。でも私は「勇気を出して一歩前に出て、自分の気持ちをサラリと伝える」という感じだと思っています。


■誘いを断りたいけど……「非主張型」のあなたへ
この記事のタイトルが目にとまった人は「非主張型」の人が多いかもしれませんね。日本人には「非主張型」が多く、また男性より女性に「非主張型」は多いといわれています。誘いを断ることができずに、無理をして出席する。これは、相手の気持ちを優先して、自分を後回しにする、「女らしい」とされる態度です。

でも、これが何度も続くとどうなるでしょう。

もしかしたら、相手に対する不満が募ってくるかもしれませんよね。そしてある日、「あなたは自分の都合ばかり押しつけてくるよね!」なんて、攻撃的に返してしまうこともあるかもしれません。そして、そんな自分がいやになって、また受け身な姿勢に戻ってしまう……。「非主張型」と「攻撃型」は、実は表裏一体で、ぐるぐる繰り返しているのです。

自分を大事にできていない人は、相手のことも大事にできないもの。「自分はどうしたいか」をまず自分で感じ取りましょう。誘われた時、「行きたい」「行きたくない」、直感的にどう思ったでしょう。その「気持ち」を大切にすることが、自分を大切にするということです。


■ママ友からの誘いの断り方における大原則「嘘をつかない」
「ありもしない用事をでっち上げて断る」というのは、ある意味、とても簡単です。でも、嘘は必ず「バレる」危険をはらんでいますし、どこかにうしろめたさを抱えてしまいますよね。ですから、嘘をついているのは自分なのに「嘘をつかなきゃならないような状況に自分を追い込む相手」に思えてきて、怒りや苦手意識を感じるようになっていったりもします。

なので、嘘の用事を言い訳にしないということは、相手も自分も尊重するという上で、相手との関係を大事にしていく上で、とても大切なことだと私は思います。


■誘いを断るときは、前置きをしよう
自分の中にある気持ちは相手に伝えましょう。

「誘ってもらって、とてもうれしかったんだけど」
「嫌な気持ちにさせてしまうんじゃないかと、悩んだんだけど」
「せっかく誘ってもらったのに、本当に申し訳ないんだけど」 などなど。

前置きをすることで、相手も「心の準備」ができます。


■上手な断り方1:事実を伝える
差し支えのない範囲で、事実を伝えましょう。

「この間から体調が悪くて」
「大勢が集まる場というのが、とても苦手で」
「参加される○○さんと、今、実は気まずくて」
「その日は△△な用事があって」 などなど。


■上手な断り方2:気持ちを伝える
自分がどうしたいのか、率直に気持ちを伝えましょう。

「行きたいけど、今回は難しそう」
「残念だけど、都合がつきそうにないの」
「気が向かないから、やめとく」 などなど。

ここでは「欠席する」ということを明確に伝えましょう。

断れない人は、答えをあいまいにしたり先延ばしにしようとして「考えとく」とか「行けたら行く」と言ってしまいがちですが、これは「どうせ来ないのよね」と思われて、嫌われがち。

本当にその気があるのであれば、「なんとか調整してみるね」とか、「用事が早く終わったら、顔を出したいんだけど」とか、「行ける確率は半々くらいかなあ」「行けてもだいぶ遅れるから、先に始めておいて」とか、そういう表現になりますよね。

保留にしていても、行けなくなったことがわかった時点で、「やっぱり行けなくなった、ごめんね」と連絡を入れれば、不誠実な人という印象は持たれなくて済むでしょう。


■上手な断り方3:提案する
大切にしたい人からの誘いを断るときには、「次につながるNO」を意識しましょう。

「また今度誘って」
「その日は無理だけど、来週なら」
「落ち着いたら、私から誘うね」 などなど。

社交辞令は案外見抜かれますので、ここでも「嘘がない」ことは大切です。

誘いを断るときに限らず、相手に気持ちを伝えるときは、「事実」→「気持ち」→「提案」の、3ステップを意識してみましょう。


■ママ友からの誘いをサラリと断れる関係を大事にしよう
誘いを断りにくいと感じる時、そこにはなんらかの「力関係」が働いています。「ママカースト」なんて言葉が話題になったりしましたが、同じ子育て中のママ友でありながら、ヒエラルキーがあるという状態は、キツイですよね。

「ランチ行かない?」「んー、ちょっと今日は気が乗らない」「そっか、じゃあまたね」

「〜できない」より「〜したくない」と断るほうが、はるかに難しいものですが、気持ちをサラリと伝えられて、相手の言葉の裏を読まなくて済む、対等な関係を築いていけるといいですね。
(文:福田 由紀子(子育てガイド))

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