株を買うなら「知らない会社」を選ぼう!

株を買うなら「知らない会社」を選ぼう!

ジャーナル・オブ・ファイナンスに掲載された論文によると、「知名度の低い会社の株は、知名度の高い会社の株と比べて株価が上がりやすい」ことが分かりました。


■「有名な会社の株を買うほうが安心」という考え方は経済学的に見ると間違い!?
YouTubeで生放送をしていると、リスナーが僕に聞く、お決まりの質問があります。それは、こんな質問です。

「中原さんは、普段はどういう株を買うのですか?」

この質問を受けた時、僕は決まった回答をしています。

「誰も知らない、目立たない会社の株を買っています」

こんな回答をすると、質問をしたリスナーは大いに驚きました。というのも、彼らは「知らない会社の株を買うのは不安」「有名な会社の株を買うほうが安心」と考えていたようなのです。

しかし、「有名な会社の株を買うほうが安心」という考え方は、経済学的に見ると間違っているかもしれません。


■知名度の低い会社ほど株価が上がりやすい!
ジャーナル・オブ・ファイナンスに掲載された論文によると、「知名度の低い会社の株は、知名度の高い会社の株と比べて株価が上がりやすい」ことが分かりました。この現象は、「無視された企業の効果(Neglected Firm Effect)」と呼ばれています。

「知名度が低い会社」を見つける方法としては、「アナリストが調査対象にしていない会社」を探すとよいでしょう。

たとえば、トヨタ自動車など、日本を代表するような企業については、アナリストが企業を分析し、「アナリストレポート」というものが多く発行しています。しかし、アナリストの予想は当てにならないという話もあります。

また、「アナリストレポートが多く発行されている会社ほど株価が上がりにくい」という傾向がありますので、投資先を選ぶなら、「アナリストに注目されておらず、アナリストレポートが少ない(または存在しない)会社」に注目するとよいでしょう。


■まとめ:投資先の「知名度」に惑わされないことが大事!
株式投資をするときには、大事なお金を投資先の会社に託すことになります。だから、「どうせ預けるなら、知っているところに託したほうが安心だ」と考える方も多いようです。

しかし、安心と思って「有名企業」にお金を託しても、期待どおりにお金を増やせる可能性は低そうです。投資先の「知名度」に惑わされることなく、上手にお金を増やしたいですね。

参考文献:株を買うなら「知らない会社」を選ぼう!(https://allabout.co.jp/gm/gc/478336/)
(文:中原 良太(マネーガイド))

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