老後対策にもなる!? 株主優待で生活費を節約しよう

老後対策にもなる!? 株主優待で生活費を節約しよう

食事券やギフト券、店舗の買い物券や割引券、クオカード、自社製品など、企業は様々な株主優待を導入しています。株主優待を導入している会社の株主になるのも、老後対策になりますよ。


■自分が利用するものを選ぶのがポイント!
老後資金対策には投資も必要。40〜50代の老後資金対策には、税制優遇のある個人型確定拠出年金(通称:iDeCo)でコツコツ投資がオススメ。それと並行して、まとまったお金があるなら、株主優待目的の株式投資をしてみては?

株主優待(以下、優待)とは、株主に対する会社からのお礼です。年に1回、または2回程度、食事券やギフト券、店舗の買い物券や割引券、クオカード、自社製品など様々なものを提供しています。持っている株数や保有期間によって、優待内容を変えている会社もあります。株式をたくさん、長く保有してくれている人は優遇してくれるということですね。

優待でもらった分は、買わなくて(払わなくて)すむので、生活費の節約ができます。今の生活にも、老後にも使えそうな優待を導入している会社の株式を買うといいでしょう。例えば、自社製品・他社製品を問わず飲料や食品、化粧品などの日用品など、日々、消費するものをもらえば食費・雑費の節約になります。

ジェフグルメカード、自社グループ店舗の食事券をゲットすれば、外食費の節約ができます。クオカードやギフト券など現金と同様に使えるものなら、いろいろな費目の節約ができます。宿泊や施設利用の割引なら、レジャー費の節約になります。

筆者は10年ほど前から株式投資をしていますが、ここ数年は株主優待重視で長期保有の投資スタイルにしています。おかげで、含み損が出ても、あまり気にならなくなりました。株式を保有している会社名は出しませんが、お米、クオカード、自社店舗の食事券、カタログギフト、自社サービス利用料の割引の優待の株式を保有していて、金額に換算すると年間6万円分くらいになります。

自分の行動範囲に店がある、自分や家族が使うもの、プレゼントできるものを優待にしている会社を選ぶのがポイントです。


■優待目的でも投資なので心掛けたいことがある!
優待目的の株式投資とはいえ、投資には違いないので、心掛けて欲しいことがあります。余裕資金を使うこと、投資する金額の上限を決めてそれ以上は注ぎ込まないこと、優待目的とはいえ損切りと利益確定の水準を決めておくことなどです。

優待は会社からのお礼なので、永遠に続くわけではありません。会社の事情で廃止されたり変更されたりします。逆に、新たにスタートする会社もあります。また、今は利用するけれど、老後には利用しなくなる優待もあるでしょう。ですから、適宜、株式を購入する会社を見直しましょう。

なお、NISA(少額投資非課税制度)の口座を作って、そこで購入すれば、年間120万円(2024年からは一般株式は年間102万円)まで、配当金と売却益に課税されません。ただし、5年間だけですが。

10万〜20万円でも優待を導入している会社に投資できるので、少額から始めてみませんか? 株式は日々値動きするので、なぜ上がったのか、なぜ下がったのかを考えるだけで頭の体操になりますし、政治・経済に興味を持つきっかけになりますよ。

※All About生命保険ガイド・小川千尋さんの記事を編集部が最新情報に加筆
(文:小川 千尋)

関連記事(外部サイト)