今年は乃木坂&欅坂メンバーが受賞!芸能人御用達の美術展「二科展」とは何なのか?

乃木坂46の若月佑美、欅坂46の佐藤詩織が二科展入選 過去に工藤静香や石坂浩二らも

記事まとめ

  • 乃木坂46の若月佑美、欅坂46の佐藤詩織の2人が、美術展覧会「二科展」にダブル入選
  • 工藤静香や石坂浩二、八代亜紀、押切もえなど数多くの芸能人が入選している
  • 以前から二科展のレベルについては、疑問を覚えたり、不審に思ったという声が多いよう

今年は乃木坂&欅坂メンバーが受賞!芸能人御用達の美術展「二科展」とは何なのか?

今年は乃木坂&欅坂メンバーが受賞!芸能人御用達の美術展「二科展」とは何なのか?

「第102回 二科展」ポスター

 乃木坂46の若月佑美、欅坂46の佐藤詩織の2人が、美術展覧会「二科展」にダブル入選を果たした。若月は、ポスターを自由なテーマによって表現するという、自由テーマ:ポスター部門(A部門)で6年連続の入選。佐藤は、写真やイラストなどを組み合わせるマルチグラフィック部門(D部門)で初出展・初入選、さらに奨励賞も授賞した。

 二科展といえば、これまでにも工藤静香や石坂浩二、八代亜紀など、数多くの芸能人が入選してきた“芸能人御用達”ともいえる美術展。それだけに以前から二科展のレベルについては、疑問を覚えたり、不審に思ったという声が多いようだ。

「一昨年にはモデルの押切もえも、絵画部門への初出展で初入選したのが記憶に新しいところ。芸能人枠があるのではないか、芸能人の入選には金銭が動いているのでないかとか言われてきましたが、そうしたことはありません。もちろん、芸能人が入選し、報道されることは二科展の知名度アップにつながるので、それなりのレベルであれば、芸能人の作品が落選することは考えにくいのでしょうが」(美術ライター)

“それなりのレベル”というのが問題なのだが、そもそも二科展は知名度こそあれ、それほど権威のある公募展ではないのだという。

「公募展の目的はその美術団体に入会してくれる会員を集めるためのものなので、芸能人に限らず、一定水準の作品であれば、まず入選します。だから、入選に至るまでのハードルは思う以上に低いんです。たとえば、若月が入選したデザイン部門(A部門)は搬入点数1,004点に対して、入選者は333名。さらに出品者は1人で数点は出すので、入選する確率は相当高い。つまり、プロを目指すような美大生や芸大生が出品する美術展ではないということです。そう考えると、現役美大生である佐藤の入選はちょっと恥ずかしいかこともしれませんね」(前出の美術ライター)

 日本の三代美術団体・二科会による由緒ある展示会だが、入選までのハードルはそこまで高くない。しょせんは、パッとしない芸能人の箔づけに過ぎないということか。
(文=編集部)

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