大野智、村上信五の“元同僚” ジャニーズファンが語る元純烈・友井雄亮の“地味さ”

 2007年のデビュー以来の悲願であったNHK紅白歌合戦への出場という大きな夢を実現させ、まさに未来は明るいかと思われた矢先、大きなスキャンダルに見舞われてしまった歌謡コーラスグループ、純烈。1月9日に文藝春秋社運営の「文春オンライン」にて、当時のメンバー・友井雄亮(本名:牧山雄亮)による、交際女性に対する暴行疑惑等が報じられ、急転直下、純烈からの友井の脱退と芸能界引退が決定。さらに同15日には、残る純烈メンバーによる、友井への“決別会見”が開かれ、一応の収束を見たかのようにも見える。

 しかし、この一連の騒動で、純烈のファンと同じく心穏やかでないのは、彼のジャニーズJr.時代を知るファンではなかろうか。アイドルグループのファンの中には、応援していたメンバーがそのグループを脱退して以降も応援を続け、あるいはそこまではいかずとも、その後の活動情報を追って“気にかけ続ける”……そんなファンも珍しくないからである。

 ビジネスジャーナルでは今回、彼のジャニーズJr.を時代を知る古いジャニーズファン数人と接触、当時の彼の印象や今の思いなどを聞いた。

●ぶっちゃけ、地味メン

「それなりに知られたメンバーではあるけど、突出した人気はない。そういう意味では2番手メン、地味メン、という印象でしょうか」

 こう語るのは、中部地方在住のAさん(40代)だ。

「彼がジャニーズJr.に在籍していた1994年から1998年あたりというのは、1993年に結成され1997年にデビューするKinKi Kidsが、まさに関西から出てジャニーズファン内での人気を確固たるものにしていった時期と重なります。

 昨年末に、滝沢秀明くんの芸能界“引退”に合わせ、テレビ朝日で放送されていた『8時だJ』の復活特別番組が放送されましたが、その『8時だJ』の放送開始が1998年。この番組は、滝沢くんを始め、当時のジャニーズJr.人気を受けてのものでしたから、まさに当時のそうしたジャニーズJr.人気が頂点に達する直前の時期に、マッキー(友井の本名・牧山雄亮からの愛称)は関西出身のジャニーズJr.として、その一角を担っていた……ということになりますね」(Aさん)

 そんな彼が、“2番手メン”“地味メン”だったというのは、どういうことだろうか?

「関西のジャニーズJr.としては、マッキーの少し上の世代として田中純弥くん、北山純一くん、野中和久くん、横山裕くんがメインで活躍していて、1998年に田中純弥くんらが退所したころから、現在関ジャニ∞として活躍中の村上信五くん、そして関ジャニ∞を昨年辞めた渋谷すばるくんなどが一気に前に出てきます。で、マッキーは、この2つの世代の真ん中にいて、なんか目立たなかった……という印象しかないんです」(Aさん)

 のちに関ジャニ∞の中心メンバーとなる横山、村上、渋谷のほか、現在は“現代美術家”の肩書きで活躍する田中純弥までを擁するなど、この時期の関西ジャニーズが多士済々であったことはよくわかる。では、そのなかで“マッキー”ことのちの友井雄亮は、どのような活動をしていたのだろうか? これについては、Aさん同様40代の古いジャニーズファンである関西在住のBさんの言葉を聞こう。

「ぶっちゃけていうとマッキーは、毒にも薬にもならない存在というか……。もちろん、当時の関西ジャニーズJr.の一翼を担ってはいて、雑誌でもよく見かけた記憶はあるから、事務所の人に気に入られていたとは思うんです。でも、じゃあ関西ジャニーズJr.のなかでイケてるほうかといわれると、うーん、みたいな。顔も少しフケ気味だったせいか、実際マッキーのファンってそんなにいるのかな……? みたいな印象はありましたね。「8J」前に関西テレビでやっていた『Kanjani Knight』にも出ていたんですけど、そこでは田中くん、北山くん、野中くん、横山くんの4人に加えて、渋谷くんや村上くんらが中心的な存在でしたしね」(Bさん)

 では、のちの関ジャニ∞やジャニーズWESTのように、彼がオリジナルソングを歌うといったこともなかったのだろうか?

「そうですね、ありません。マッキーは1998年のジャニーズ退所の少し前に、“MAIKO&お国”というグループに5ヶ月だけ加入します。でもこのグループは、のちに嵐としてデビューする大野智くんが出演した舞台『Kyo To Kyo』のためだけのグループで、雑誌などでは紹介されるけど、単独で何か活動をしたわけではありませんしね。

 まあそんなわけで、キャラも薄く、ジャニーズに在籍中はずっと、一応知られてはいるけど影が薄かった……というのが、マッキーに対する私の印象でしょうか。彼自身もそのような状況を自分でわかっていたのでしょうし、だからこそ退所したのではないですかね」(Bさん)

●一度死んだあとに復活する仮面ライダー

 そんな彼が、ジャニーズ退所から20年後に純烈として紅白歌合戦に出演し、かと思えばその直後に急転直下のスキャンダル騒動を起こすのだから、まさしく芸能界の一寸先は闇。しかし、あるジャニーズファンによれば、ジャニーズJr.在籍以降、ずっと彼の動向を気にかけ続けてきたごく一部のファンにとっては、実は今回の騒動は「決して意外ではない」のだとか。Bさん同様、関西在住の古いジャニーズファンであるCさんの話を聞こう。

「マッキーが2006年1月に結婚した元タレントのKさんとは、2年後の2008年6月には離婚してしまいます。すでに報道もされていますが、その頃にKさんが書いたブログには、“心身共にできた傷”などといった表現があり、明らかにマッキーのDVを想起させるものでした。しかも、当時まだ小さかった娘さんへの暴力を匂わせる表現もあって……。その情報を私は確か、当時のミクシィのジャニーズ友達経由で知ったのですが、『うわ〜最低だなあ』と思った記憶がありますね。私も当時、子どもが生まれたばかりでしたので」(Cさん)

 さらにCさんは、このように語った。

「私、ジャニーズと同じくらい、平成の仮面ライダーシリーズも好きなんです。だから、ジャニーズを辞めたマッキーが、2001年の『仮面ライダーアギト』に“ギルス”役で登場したときも、すごくうれしかったんですよ。でもギルスって、シリーズ後半で一度死んだあとにまた復活するとか、とても暗いイメージのあるダークなライダーで……何か、ジャニーズ時代のマッキーを思わせるなあとか、当時思ってましたね。なんだ、ここでも地味メンなんだ……って」(Cさん)

 思えばマッキーこと友井雄亮は、“スーパー銭湯アイドル”純烈のなかにあっても、決してセンターに立つメインメンバーではなかった。しかし、たとえセンターでスポットライトを浴びる立場にはおらずとも、三度も芸能界にトライし、その度に自身のポジションを確保し、そして純烈を紅白歌合戦に導いたメンバーのひとりであることになんら変わりはないだろう。

 彼が、元妻であるKさんをはじめ過去の女性たちになしたという行為は、決して許されるものではない。たとえ遠巻きにではあれど、ジャニーズJr.時代から彼を見つめ続けてきたファンがいたことを、彼は今、どう思うのであろうか?

(文=編集部)

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