《超高級交際クラブの実態》素人美女の肉体を搾取する“白スーツの男”集団と大物芸能人の“密着写真”

《超高級交際クラブの実態》素人美女の肉体を搾取する“白スーツの男”集団と大物芸能人の“密着写真”

X子氏が運用していたTwitterアカウント

「裸になって女の真似をしろ」白スーツの男と美女に“性的講習”を……20代女子学生が“高級交際クラブ”の実態を告発《証拠LINE》 から続く

 前稿では松岡茉優似の女子学生・A子さん(20代)の告白によって、高級交際クラブの危険すぎる実態が明らかになった。

 今年1月27日、A子さんは知人であるX子氏の誘いで、「一晩の“お手当”が100万円は下らない」という超高級交際クラブ「P」の面接に出向いた。A子さんを待っていたのは、50代くらいの“白スーツの男”倉科氏(仮名)と “大御所芸能人の愛人”を自称するY子氏、そしてX子氏の3人だった。そこで倉科氏は「君には最低でも30万円は貰える才能があるから僕らで面倒を見て、そのレベルまで持っていく」と豪語し、A子さんにある契約を持ちかけた。

 その契約とは、倉科氏らがA子さんを交際クラブに売り込んだり、「ハイレベルな女性」になれるよう指導をするかわりに、月額1万円の会員費と交際クラブから紹介された男性から得た“お手当”の30%を支払え、といったものだった。

 さらにA子さんは「講習」と称して倉科氏、X子氏と3人で性行為を受けさせられたという。だが、倉科氏らの手法を糾弾する別の女性によるTwitterの投稿を見たことから疑念を深め、倉科氏らに契約金の返金を要求し、「文春オンライン」に告発するに至った。(全4回の2回目。 #1 から読む)

◆ ◆ ◆

■「大きなお金をもらうのに相応しいことを教わる講習」

 A子さんと同様に、倉科氏とトラブルになった女性はほかにもいる。学生のB子さん(20代)だ。B子さんはスラリとしたスタイルで、華やかな顔立ちが桐谷美玲に似ている。

 B子さんはTwitterで《業界トップ交際クラブで現在No.1》《月100のp2人最低でも月200以上安定してるし会うのも月1回〜2回くらいだから本当に楽》と投稿している人物を見つけ、2月1日にDMを送った。それが倉科氏らと組んでいるX子氏だった。B子さんは自分で学費を払っていたため金銭的な余裕がなく、「1年前にも交際クラブに登録し、効率よく稼ぐためにパパ活をしていた」という。

 X子氏はすぐに返信してきたため、B子さんは2月5日に倉科氏による面接を受けることになった。倉科氏は白いスーツを着て、X子氏とY子氏を連れていたという。その後に倉科氏からビジネスホテルに呼び出され、「講習」を受けることになった。

 このビジネスホテルはA子さんが呼び出され、倉科氏、X子氏と“性的な講習”を受けさせられた場所と同じだ。面接から講習までの流れについても、A子さんの話と酷似している。

「“講習”が行われたのは2月11日です。内容についてX子さんから『大きなお金をもらうのに相応しいことを教わる講習です』と説明されていました。だから薄々、体の関係を持たされるのではないかとは思っていました。でも超高級交際クラブ『P』に登録するためだと思って、覚悟して向かったんです。ただ、私の講習のときにはX子さんはいませんでした」

■倉科氏は「じゃあ実践に行きましょう」とB子さんの服を…

 部屋にいたのは倉科氏だけだった。倉科氏はその場で黒い箱を取り出し、なかに詰まった札束を見せた。「1000万円ある。これだけ稼いでいる人がいる」とアピールしてきたという。その後、倉科氏は「じゃあ実践に行きましょう」と、B子さんに服を脱ぐように促した。

「狭いユニットバスで倉科さんから男性の体の洗い方について指導され、そのまま陰部を咥えるように言われました。ここまで実際にやるのか……と思ましたが、指示に従いました。

 お風呂をあがるとすぐにベッドへ誘導されました。倉科さんはローターを取り出して少し使った後、すぐに挿入してきました。避妊具はつけておらず、『うちのクラブは性病検査をしている人しかいない。だから基本的には生でやるように』と説明されました。ただその後は特に何か教わることも話すこともなく、倉科さんはただ無言で性行為を続けたんです。そんなの『講習』じゃないですよね。何より本番行為がなぜ必要だったのか……。騙されたのかなと不安で仕方ありませんでした。

 行為が終わると倉科さんは『自分のクラブの女の子が彼氏にバレて、俺のところに来てアイスピックで刺されそうになったことがあるんだよ』などと、よくわからない武勇伝をひけらかしてきました。私は一刻も早く帰りたかったので、すぐにシャワーを浴びて部屋を出ました」

■Y子氏は「片岡愛之助の愛人なんだ」と“密着写真”を見せてきた

 倉科氏の行為への嫌悪感が拭えずにいたが、「超高級交際クラブ『P』で大金を稼ぐため」と割り切ったという。この翌日、Y子氏が同伴し、3つの交際クラブに登録をした。

「『Q』『R』『S』と、3つの交際クラブに登録しました。『Q』は赤坂で面接、『R』は渋谷の雑居ビルで面接、『S』はネットで。Y子さんはクラブの人と親しそうな雰囲気で『コーヒー飲む?』『その服かわいいね』などと会話していました。X子さんが女の子を集めて、交際クラブにコネがあるY子さんが女の子を紹介するといった役割だったようです。

 その日、Y子さんは『昔は●●●●(大御所芸能人)の愛人をしていたけど、今は、片岡愛之助の愛人をしていて、奥さんの紀香さんにも挨拶済みなんだよ』と話し、愛之助さんとY子さんが写った写真を見せられました」

 写真を確認すると、片岡愛之助にY子氏、そして別の2人の女性が体を寄せている。確かに親しそうではあるが、これだけで「愛人」と判断できるような写真ではない。片岡の所属事務所に写真がどういった状況で撮影されたかについて確認したが、期日までに回答はなかった。

 その後、B子さんは登録した交際クラブを介して6人の男性と会い、1回の“お手当”は1万円〜20万円だった。そのたびに倉科氏に“お手当”の30%を“成果報酬”として支払ったという。

「手渡しの時もあれば、振り込みのときもありました。振込先は横浜にある地銀で、名義人の名前は倉科さんとは別の《●●●●●●(※カタカナの人名)》という名前でした」

 しかしその後、B子さんは別の女性が投稿したTwitterで、倉科氏らの手法が批判を受けていることを知った。

「そのTwitterがきっかけで、倉科さんのやり方が交際クラブ業界で一般的なものではないと知ったんです。高額の会員費や成功報酬、性的な講習が『やっぱりおかしかったんだ!』と気が付き、倉科さんに半年契約の返金と退会を求めました。倉科さんからは《了解しました。1ヶ月経過で2ヶ月未満ですから、4万円返金です。口座を教えてください》と返信があり、その日中に返金されました。でも成功報酬として支払ったお手当の30%は返ってきませんでした」

■交際クラブの回答「倉科という人物は知らない」

 取材班が倉科氏らが仲介していた交際クラブである、老舗交際クラブ「Q」、高級交際クラブ「R」、全国展開をしている大手交際クラブ「S」に対し、倉科氏らの手法を把握しているか、また倉科氏らと交際クラブはどういった契約を結んでいるかなどについて質問したところ、それぞれが取材に応じた。

 「Q」からは、倉科氏らによる女性斡旋等の行為について、まずメールでこのような返信があった。

《この件は事実なのでしょうか? 事件性があり被害者が出ているとの事でしょうか? 今のところ弊社には警察から連絡は来ておりませんし、その辺りはっきりしないと回答できかねます》

 複数の被害者からの告発を受け、物証なども確認していると伝えると、「Q」は改めてメールでこう回答した。

《お調べしましたが、倉科、Y子という名前の紹介者はおりませんでした(尚、会社名、グループ名、偽名などでの登録の場合はわかりかねます)。契約内容などはプライバシーに関するものですので差し控えさせて頂きます。念の為お知らせしますが、全ての紹介者との雇用関係などは一切ありません。この事が事実なのか、事件性があるのか警察判断を待ちたいと思います。情報をお伝え頂きありがとうございました》

 「R」は代表のD氏が電話で取材に応じてくれた。「Y子という女性の紹介で複数人の女性が登録しているのは事実ですが、倉科という人物は知らない」という。

「Y子さんは元々、私どものクラブに女性会員として所属されていました。それが今年に入り突然、『女性を紹介したら紹介料をもらえますか?』と聞かれまして。うちはスカウトを入れていないクラブだったので、『紹介料は払えないが紹介してくれると嬉しい』と伝えると、女性たちを連れてくるようになったと聞いています」

 「Q」「R」ともに、倉科氏のことを「知らない」と主張した。「S」からもメールで返信があったが、それは同様だった。しかし、最近になって女性会員から倉科氏らについて、こんな相談を受けていたという。

■「このような悪質な個人業者はいままで聞いたことがない」

《3月上旬に、女性会員から倉科氏との契約について相談を受けました。倉科氏という人物や、彼が経営しているという超高級交際クラブ『P』についてはそのときに初めて聞きました。女性は被害者ではありますが、倉科氏の怪しい団体から入会しているため相談を受けたその日に退会処分としました。女性にはできる限りアドバイスをしましたので、後日、その方から『退会と諸々の返金処理をしてもらって解決しました』というお礼のメールが来ました。

 相談を受けた時点で、女性会員全員にそのような怪しい個人や団体から斡旋をうけて入会してないかを確認するメールを一斉配信しましたが、このような事案の報告はほかにはありませんでした》

 また倉科氏らの手口について、「S」からの返信にはこうも綴られている。

《なお当倶楽部以外にも、別の交際クラブに勝手に登録させていたようです。このような悪質な個人業者はいままで聞いたことがありません。倉科氏とは全く面識がなくまた当倶楽部はいかなるところとも紹介契約などは交わしておらず、当倶楽部からこの男性に仲介手数料を払った事実は絶対にありません。

 今回の件ですが交際クラブ全体の信用を失墜させることで非常に憤りを感じています。倉科氏らは写真週刊誌『FRIDAY』に掲載された記事を利用して女性を勧誘していたようです》

「交際クラブ業界のトップ」を自称する倉科氏だったが、自分の存在は交際クラブに隠していたようだ。取材班はこの後も被害者や倉科氏周辺に取材を続け、そして倉科氏、X子氏、Y子氏にも直接コンタクトをとった。そこで浮かび上がってきたのは、倉科氏の、女性を騙し、支配する卑劣な手口だった??。

(#3、#4は来週公開予定)

 4月11日(日)21時〜の「 文春オンラインTV 」では担当記者が本件について詳しく解説する。

「私たちがやってることは違法行為ですから、売春です」12万円の高級パパ活契約を断った女子学生を“白スーツの男”が恫喝《証拠音声》 へ続く

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

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