小泉進次郎環境相 “女帝秘書”の大臣公用車「不適切利用」写真

小泉進次郎環境相の公設第一秘書が大臣公用車を不適切に利用か "女帝"として君臨とも

記事まとめ

  • 小泉進次郎氏の公設第一秘書・干場香名女氏が大臣公用車を不適切に利用していると報道
  • 公用車を単独で利用できるのは、政務三役や幹部官僚、大臣秘書官のみだという
  • 事務所内では“女帝”として君臨し、小泉氏とアポを取るには干場氏の許可が必要とも

小泉進次郎環境相 “女帝秘書”の大臣公用車「不適切利用」写真

小泉進次郎環境相 “女帝秘書”の大臣公用車「不適切利用」写真

迷走する“ポエム大臣”

 小泉進次郎環境相(40)の公設第一秘書を務める干場香名女氏(57)が、環境省の大臣公用車を不適切に利用していることが「週刊文春」の取材でわかった。

 干場氏は三菱商事、ケンタッキー・フライドチキンの広報などを経て、2017年に小泉氏の秘書に転身した。小泉氏は「メディアを選別するような彼女の広報戦略を買ってきた」(自民党秘書)とされ、干場氏は2020年、公設第一秘書に就任した。

「次第に何でも『干場に聞いて』と言うほどまでに、彼女を信頼するようになりました。今では記者のみならず、若手議員が小泉氏とアポを取るにも、干場氏の許可が必要なほど。事務所内では、“女帝”として君臨しています」(政治部記者)

 その干場氏が公用車を不適切に利用していたのは、4月20日のことだ。午前11時50分、大臣公用車のトヨタ・アルファードが環境省から出発。永田町の第一議員会館へ到着したが、車寄せから降りてきたのは、小泉氏ではなく、干場氏のみだった。

 アルファードは一旦、誰も乗せずに環境省に戻ったが、午後1時45分に環境省を出発し、議員会館に到着。再び干場氏は公用車に単独で乗り、環境省の車寄せで降りるのだった。

 干場氏はこの日以外にも、大臣公用車の単独利用を重ねていた。

 だが、各省で公用車を単独で利用できるのは、政務三役や幹部官僚、大臣秘書官のみ。大臣であっても、政務には利用できない。まして、政務を担う公設秘書が単独で乗車することはそもそも想定すらされていないのだ。

 4月23日、干場氏に話を聞いた。

■小泉事務所の回答は…

――会館に行く際に、公用車に乗っていませんか?

「それが公務に繋がるケースは、秘書官とご一緒することはあります」

――1人で乗ったことは?

「ちょっと記憶にないです」

――公用車の運用ルールをご存知ですか?

「公用のために使うものっていう認識です。政務で使ったことはありません」

 小泉事務所に見解を尋ねると、以下のような回答があった。

「政務と公務を調整している政務秘書官は私(大臣)の指示で業務を行っており、業務の都合上、大臣室を不在としていることもある。そこで当該秘書が政務秘書官の指示のもと、私(大臣)のサポートや政務と公務の調整などを行っている。当該秘書が業務を行う中で公用車を使用することもあるが、公務を遂行する上で必要なことを環境省(秘書官室)が判断した場合に使用しており、問題ないと考えている」

 だが、環境省会計課は以下のように回答している。

「政務三役にも『政務の時には使わないでください』とお願いしています。公設秘書が公用車を利用するとは考えてもいない」

 過去に公用車を巡っては、林芳正文科相(当時)が“セクシーヨガ”通いに利用していたことが「週刊文春」に報じられ、謝罪している。大臣といえども、送迎のいずれかが公務に関係していないと利用できないなど、厳しい運用ルールが定められている。干場氏の公用車利用を「問題なし」とする小泉環境相の説明は論議を呼びそうだ。

 小泉大臣や干場秘書が「公務」と主張する行動の実態はいかなるものだったのか。

 4月27日(火)16時配信の「週刊文春 電子版」及び「週刊文春」4月28日(水)発売号では、干場氏との詳しい一問一答のほか、事務所を取り仕切る干場氏の人物像、事務所で相次ぐ秘書の退職、妻・滝川クリステル氏の影響を受けた小泉氏の口癖など、温室効果ガスの削減目標に関する「46が浮かんできた」発言で波紋を呼んだ小泉氏及び小泉事務所を巡る問題について報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年5月6日・13日号)

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