《紀州のドン・ファン》が告白した“6000万円を盗んだ年下彼女”「1日に3回しないとどうしようもない」

《紀州のドン・ファン》が告白した“6000万円を盗んだ年下彼女”「1日に3回しないとどうしようもない」

度肝を抜く証言を淡々と続けた野崎幸助氏

 2021年4月28日、元妻の逮捕で事態が急転した「紀州のドン・ファン」事件。2018年5月に資産家・野崎幸助氏(当時77)が死亡した事件の殺人容疑で、野崎氏の元妻、須藤早貴容疑者(25)が逮捕されたのだ。

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 野崎氏は、2015年1月、自称フリーモデルのA子さん(27)に現金など6000万円相当を盗まれた事件で、ワイドショーのインタビューに「1億円なんて紙切れ」と発言して注目されていた。当時、「週刊文春」では事件について野崎幸助氏にインタビューを行い、豪快な“金と女性遍歴”について話を聞いた。記事を全文公開する。(2016年3月10日号より。日付、年齢、肩書き等は掲載時のまま)

◆◆◆

「彼女とはこれまで11回会いました。東京で5回、こちら(和歌山)で6回です。1回あたり40万円を払っています。交通費は別ですね。セックス料としての40万円です。会う目的はセックスをするためだけ。女性もその了解のもとに来ているわけです」

 こう明け透けに話すのは、和歌山県田辺市で会社を経営する野崎幸助氏(74)。自称フリーモデルのA子容疑者(27)に現金など6000万円相当を盗まれた大富豪で、ワイドショーのインタビューに「1億円なんて紙切れ」と発言して注目された人物だ。

 本誌も野崎氏に話を聞くと、喜寿間近とは思えぬ赤面証言が次々と飛び出した。

 まずは事件の概要を振り返っておこう。

「昨年1月末、野崎氏の自宅から現金600万円に加え、カフスボタンや腕時計など計約5400万円相当の貴金属を盗んだとして、和歌山県警田辺署は2月22日、A子を逮捕しました。現金の入っていたボストンバッグには鍵がかかっており、A子が無理矢理開けたと見られています。しかし、A子は、『金品を持ち出したのは事実だが、盗んだつもりはない。持って行っていいと言われたから持ち出した』と容疑を否認しています」(社会部記者)

 A子は、日本人とノルウェー人のハーフで福岡県出身の自称モデル。過去にも歳の離れた男性との“交際”があったようだ。

「福岡から上京してきてすぐは、白金あたりに部屋を借りて住んでいました。家賃を払ってくれる“パパ”がいると言っていましたね」(A子さんの知人)

■2日間で70万円支払う

 4回りも違う2人は、どうやって出会ったのだろうか。野崎氏はこう振り返る。

「3年くらい前に銀座にある交際クラブの紹介で知り合いました。紹介料が5万円で、そのあとのことは2人で自由にしてくださいというシステムです」

 そして11回目の逢瀬で事件は起きた。

「あのときは、2日間の約束で70万円を支払いました。彼女が空港に着いてすぐに渡しています。

 1日目は県内のホテルに宿泊し、セックスは3回しました。翌日はお昼に用事があり、夕方からは彼女を連れてパーティーに行く予定でした。普段は自宅に人を入れないのですが、用事を済ませているあいだ会社で待たせるか迷った末に、家に招きました。外出する前に彼女に、『パーティーに行くこと知ってるでしょ』と確認すると、『知っている』と言っていました。そして、3時間ほど家を空けて、午後2時くらいに戻ってくると家には誰もいなかったのです。彼女の携帯にかけても使用不能になっていた。おかしいなとは思ったけど、パーティーに行かなければならなかったので、探す時間もありませんでした」(同前)

 そのころ、空港ではこんなA子の姿が目撃されていたという。

■なぜか血を流しながら荷物を運ぶA子

「彼女は手から血を流しながら大きな荷物を運んでいたそうです。えらい血相を変えて帰って行ったと目撃者が言っていました。血を流していたのはボストンバッグにかけていた鍵を無理に取ろうとして怪我をしたのでしょう」(同前)

 A子が「持って行っていいと言われた」と供述していることについて、野崎氏は「そんなことは言いませんよねぇ」と否定するが、寛大な態度も見せる。

「謝罪してくれればいいです。女の人からお金を取るわけにはいかんからねぇ」(同前)

 そして、こんな独自の理論を展開するのだ。

「アベノミクスの話で恐縮ですけど、モデルというのは週に1、2回しか仕事がないからお金がないんです。だから交際クラブとかで稼ぐしかない。なんでそういうところに光を当てないんですか。アベノミクスは金持ちを優遇しすぎです。だから若い子は困っているんです」(同前)

 酒屋や金融業などを営み、財を成した野崎氏。「カネは命よりも大切である」と公言している。かつて暴漢に襲われたこともあったが、周囲にはこう語ったという。

 知人が言う。

「1997年に自宅前で襲われ、現金850万円を奪われたのですが、その際に右足を刃物で刺され全治2週間の怪我を負いました。野崎さんが言うには、『自分が刺されたとき、指が切れてなくなってもいいから刃物を握った。自分の手よりお金のほうが大事だ』と言い切っていました」

■ガールハントのコツを明かす

 98年には、3年間で所得税約1億9700万円を脱税したとして起訴されている。

「彼はとにかく金と女遊びが好きなんです。あと興味があるのは犬ぐらいでしょうか。ダックスフンドを飼っていますが、『この犬だけを愛している。全財産を犬に遺す』と言っていたこともありました」(同前)

 たしかに取材時にも、愛犬が常に野崎氏に寄り添っていた。テーブルには、高齢者のセックス特集を組んでいる週刊ポストが置かれていた。

「1日に3回セックスをしないとどうしようもない」とこぼしながら、インタビュー中に突然、無修正のアダルトビデオを流し始める一幕もあった。

■「私とエッチしませんか」

 野崎氏は女性の経験人数を「4桁」と豪語したが、いかにして女性を口説くのか。野崎氏が解説する。

「交際クラブを使うときもあるし、ガールハントをすることもあります。都内の財閥企業のビルが立ち並ぶ地域や、ある有名大学の前で女の子に声をかけるんです。ガールハントのコツは、『ヘイ、ハロー。ハッピーエレガント、ハッピーナイスバディ! 私とエッチしませんか。夜を楽しみませんか』と言ってひっかける。『30万円あげる』と言えば女性はついてきます」

 さらに、「有名人と関係を持ったことは?」と水を向けると、「たくさんありますね」とさらりと言ったあと、話はあらぬ方向へと流れていった。

「今度、伊勢志摩サミットがあるじゃないですか。このとき、各芸能プロダクションから女性を出して、500人くらい集める。そしてプーチンさんに『日本の女や。なんとでもしてくれ』と差し出せばいい。うまくいった例が、スカルノ大統領に見初められたデヴィ夫人でしょ」(同前)

 そのデヴィ夫人と野崎氏には接点がある。

「2014年3月に野崎氏の誕生日会が地元の高級ホテルで開かれた際、デヴィ夫人も仕事で呼ばれ、『おめでとう』のあいさつをしていました。この会は地元紙に『ドンペリ無料、飲み放題』と広告が掲載されて、100人くらいが集まったんじゃないでしょうか」(前出・野崎氏の知人)

 野崎氏の自宅には、ルノアール(2億4000万円=野崎氏による)、藤田嗣治(6000万円=同)の絵とともに、デヴィ夫人が描いた絵画も飾られていた。

 そんな野崎氏だが、現在、38歳の女性と婚約しているという。

「私は2人の女性と結婚歴がありますが、今度結婚するのは有名芸能事務所に所属している方です。今回の件は怒られてしまいましたが、遅くとも蝉の鳴くころには結婚することは間違いありません」

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2016年3月10日号)

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