東京医科大 女性新学長のパワハラを被害者が告発

東京医科大の女性新学長にパワハラ疑惑 鬱状態になったと被害者の元学生が文春に告発

記事まとめ

  • 林由起子氏は、9月の"出直し選挙"”で東京医科大の学長に選出された
  • 林氏からパワハラを受け、家から一歩も出られなくなったという元学生A子さんが告発
  • 当時、A子さんは修士課程1年生で、林氏の着任直後、研究室に不協和音が響いたという

東京医科大 女性新学長のパワハラを被害者が告発

東京医科大 女性新学長のパワハラを被害者が告発

初の女性学長となった林氏(東京医大HPより)

 今年9月の“出直し選挙”で東京医科大の学長に選出された林由起子氏(56)。裏口入学をはじめとした7月以降の不祥事に対するイメージ払拭を期待されているが、そんな林氏のパワハラ疑惑が「週刊文春」の取材によって明らかになった。

「林先生のパワハラのせいで家から一歩も出られなくなってしまい、病院で受診したところ、環境的要因による鬱状態という診断が下りました。いまだ深刻な後遺症に悩まされています」

 苦しい胸の内を語るのは、かつて林氏が主任教授を務めていた神経生理学講座の元学生・A子さんである。

 林氏は1986年、東京医大を卒業後、順天堂大学や国立精神・神経医療研究センターに勤務。そして2013年8月、古巣の東京医大に戻り、神経生理学講座の主任教授に着任した。

 当時、A子さんは修士課程1年生。研究室に不協和音が響いたのは、林氏の着任直後だったという。

「林先生は、部屋にやってきては『ここを早く明け渡せ!』と喚き散らすようになったのです」(A子さん)

 結局A子さんは15年3月に研究室を去ることになるのだが、実は、林氏が主任教授に着任後、計4人の助教、学生、技官が相次いで大学を離れている。

 東京医科大は次のように回答した。

「4名、および教授を含めた5名が神経生理学講座を離れていることは事実です。その原因が、パワーハラスメントやアカデミックハラスメントをおこなったことによるものとの認識は林にも本学にもありません」

 10月18日(木)発売の「週刊文春」では、東京医大の再建を担う林氏の人となりや解決金200万円を支払うに至ったマタハラ訴訟についても詳報している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年10月25日号)

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