大谷翔平、絶好調の陰に3つの「しない」…打撃練習をしない、報道陣に対応しない、もう一つは…

大谷翔平、絶好調の陰に3つの「しない」…打撃練習をしない、報道陣に対応しない、もう一つは…

7月5日に27歳になった大谷

「MVP! MVP!」

 エンゼルスの大谷翔平(27)が打席に立つと、敵地でもMVPコールが鳴りやまず、相手投手が四球でも出そうものなら大ブーイング。その人気は全米で沸騰中で、史上初、投打両方でオールスターゲームに選出された。絶好調の陰にある「三ない革命」とは――。

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■打撃練習をしない

「今シーズン、大谷選手は見るからに身体が大きくなりましたが、これは高校時代から愛飲しているココア味のプロテインと筋力トレーニングの賜物でしょう」

 そう解説するのは、ロサンゼルス駐在のメジャーリーグ担当記者。ただ、鍛え上げた身体のおかげで本塁打が量産できているのかと言えばそうではなく、むしろ打撃練習をしないことに要因があるという。

「野球が好きすぎる大谷選手は、いつも監督から『練習しすぎだ』と注意されていました。今季は本格的二刀流でほぼ毎試合出場ですから、疲労をためないことに重きを置いているようで、試合前の打撃練習にはまず出てこない。自身も以前『数を振ると、その分疲労がたまる』と語っており、試合でエネルギーを爆発させることに注力しているようです」(同前)

■報道陣に対応しない

 2つ目は、報道陣に対応しない、だ。他球団の日本人選手の場合、投手なら登板前日と当日、野手ならある程度活躍すると球団が取材時間を設けてくれるが、

「大谷選手の場合、本塁打を1本打ったくらいでは出てきません。ヤンキース相手に2本も本塁打を打った6月29日も『明日が登板日だから集中したい』と出てこなかった。取材を要望しても、専属通訳の水原一平さんが1〜2問、代わりに質問をして、それに答えた音声ファイルがメールで送られてくるだけ。他選手が応じているZoom会見の頻度は相当少ない」(同前)

■毎朝オムレツを作るのが日課だったが…

 3つ目が、食生活に関する意外な「ない」である。

「大谷選手は2015年から契約している『明治』の女性管理栄養士の指導の下、普段の食事にもとても気を使っています。以前は、ナイターの日は決まって午前9時に起き、自分でご飯を炊いてブロッコリーをゆで、オムレツを作るのが日課でした」(スポーツ紙デスク)

 昼と夜は、球場に用意されている肉や魚、野菜や乳製品などから自分で栄養価を計算して食べ、外食をしてもパンの代わりにレタスで赤身肉を挟んだ高タンパク低脂質のハンバーガーを選ぶなど、徹底している。

「昨オフには自分に合う食材、合わない食材を血液検査で調べ、卵が合わないと分かったのでオムレツをやめた。小麦を原料とする食品を控えるグルテンフリーも始めたそうです」(同前)

■大好きな甘いものも節制しているのかと思いきや…

 だが、ストイックな大谷でもやめられないものが。

「彼は甘党として有名で、エンゼル・スタジアムでも『好物はクレープ』と紹介されるほど。ドーナツも大好きで、日ハム時代には母校の花巻東高校の後輩たちに差し入れをすることもありました」(同前)

 こうしたスイーツも節制しているのかと思いきや、

「オフシーズンは体重管理のために滅多に口にしないが、シーズン中は、食べたいと思ったら我慢しない。ストレスを感じるよりも大好きなものを食べて集中したほうがよいと考えているようです」(同前)

 そんな大谷について、岩手県に住む父方の祖母・ユリさんはこう語る。

「私は歳も歳だしどこにも行けなくて、楽しみはテレビで応援するくらい。ホームラン王? そりゃ獲れたら嬉しいねぇ」

 本塁打王も最早まったく夢ではない。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年7月15日号)

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