佳子さまは一時金を「そんなにもらえるんですか!」眞子さんに報告された“結婚と男女交際”への意見《ダンスに打ち込み“精神的な乱れ”を…》

眞子さんと佳子さまは窮屈さを感じ、10年ほど前から皇室離脱願望か

記事まとめ

  • 眞子さんと佳子さまは窮屈な暮らしに苛まれ、10年ほど前から皇室離脱を望んだという
  • 佳子さまは女性皇族の結婚の際の一時金の金額を聞き、目を輝かせていたらしい
  • 秋篠宮ご夫妻の全て終わった後のコメントには、後悔の念がにじみ出ているという

佳子さまは一時金を「そんなにもらえるんですか!」眞子さんに報告された“結婚と男女交際”への意見《ダンスに打ち込み“精神的な乱れ”を…》

佳子さまは一時金を「そんなにもらえるんですか!」眞子さんに報告された“結婚と男女交際”への意見《ダンスに打ち込み“精神的な乱れ”を…》

2019年12月、上皇さまの誕生日を祝うため、皇居に入られる眞子さま(当時)と佳子さま ©時事通信社

 秋篠宮家の長女・眞子さんが小室圭さんと渡米し、ニューヨークで新生活を始めました。「文藝春秋」編集部特別取材班による「秋篠宮家『秘録』この3年間に何が起きていたか」(「文藝春秋」2021年12月号)を一部公開します。(全2回の1回目/ 後編 に続く)

◆ ◆ ◆

■幽閉状態にも近い人生

「早くここから抜け出して、外の世界に行きたい」

 ある皇室関係者によれば、秋篠宮家の眞子さま、佳子さま姉妹は今から10年ほど前から、そんな想いを強く抱いていたという。

 どこに行くにも四六時中お付きの職員が付いて回り、自分の意思で自由に外出もできない。赤坂御用地という空間でしか生活することを許されない。その息苦しさは大学や高校で、自由に暮らす友人達と接するにつれてより痛切に感じるようになったという。幽閉状態にも近い人生を生きることは、すでに20歳を迎える頃から二人にとっては耐えがたいことだった。

 姉妹をよく知る人物が語る。

「お二人は、同い年の子よりも10歳以上は精神年齢が上の印象で、窮屈な環境での暮らしにいつも苛まれていました。『ここから抜け出したい』という切実な想いは、常に二人の心の奥底にあったのです。

■ダンスで苦しい立場を忘れられた

 その気持ちを覆い隠し、父母をはじめ周囲に悟られないために、佳子さまは、趣味のダンスに打ち込まれていた面もあります。ダンスをすれば体力も使うので、自分の苦しい立場を少しでも忘れられたのでしょう。一方の眞子さまは、妹さんより精神的にお強い方ですから、佳子さまほど何かに打ち込む対象がなくても、不安定になることはありませんでした」

 まだ高校生だった佳子さまは多感な時期でもあり、精神的な乱れも多かった。この人物に頻繁に悩みを相談し、同時に様々な質問をしたという。「皇族が置かれている立場をどう考えるか」といったことや「男女はどういう考えに基づいて交際するのか」など、話題は多岐にわたった。

 そこで話したことは、佳子さまは逐一、姉の眞子さんに報告していた。姉妹は一心同体と言えるほど仲が良く、常に同じ考えを持っていた。ある日、この人物は眞子さんにこう言われたという。

「あなたが妹にアドバイスをしてくださっていたことは、妹から聞いて全て知っています。私も同じ考えでいます」

■「一生ここから抜け出せないのではないか」という恐怖心

 当初は佳子さまのほうが悩みは深刻だったが、次第に眞子さんも自分の心の奥底に隠していた悩みを打ち明けるようになったという。皇室の中で自分たちの絶望的な想いを理解してくれる、数少ない味方だと判断したのかもしれない。

 今から10年前、民主党野田政権下で、本格的な女性宮家創設の議論が開始された。皇族の減少や皇位継承の問題を打開すべく、政府は、女性皇族が結婚後も独立した宮家の当主として皇族であり続けるという案を本格的に検討していた。

 当然、秋篠宮家のことも念頭に置いた議論であり、その法案が成立することは、姉妹が今後も半永久的に皇室で暮らすことを意味した。この議論が影響してか、佳子さまの精神的な乱れは、一層激しさを増したという。

「佳子さまは、一生ここから抜け出せないのではないか、という大きな恐怖心を抱かれているようでした。このまま皇室を出られないならば生きている意味はない、と。極端な言い方をすれば、自分で自分の命を絶つ、そんなことも辞さないほど、当時の佳子さまは深刻な悩みを抱えていらっしゃったのです」(同前)

■佳子さまは1億3700万円を「そんなにもらえるんですか!」

 この人物は様々な話題を話し合うことで、少しでも佳子さまの気持ちを上向かせようとした。その過程で最も説得力を持ち、佳子さまの関心を惹いたのが「結婚」についての話題だったという。

「実は、早い時期からお二人は、結婚して降嫁することでしか、皇室を抜け出せないという考えで一致していました。それがお二人にとっての唯一の希望だったのです。しかしそれは二人だけの秘密でした。成年皇族として、今後も皇室を支えてほしい、と期待を寄せる周囲に『本当は一刻も早く結婚したい』などといった本心は決して悟られてはならない。それは二人だけの『脱出計画』のようなものでした」(同前)

 ある日、女性皇族が結婚をすると、品位保持のために一時金が支払われ、「内親王であれば1億3700万円が支給される」と話したことがあった。すると佳子さまは、

「そんなにもらえるんですか!」

 と目を輝かせたという。

 それまで両親から聞いたことがなく、高校生にして初めて一時金の存在を知ったのだ。「1億円」という金額があれば、外に出ても心配はないと思われたのかもしれない。すぐさま眞子さんに報告され、姉妹の希望の光になった。

■秋篠宮家にとっての挫折

「その時のことがあったので、今回、眞子さまが小室さんと結婚するにあたり、一時金を辞退されたのは意外な印象でした。ただ、それほど眞子さまは皇室を出たかったのだと思いました」(同前)

 姉眞子さんの結婚は、長らく二人が抱き続けてきた悲願の実現でもあった。だからこそ佳子さまは2019年、まだ二人の結婚の行方が見通せず、世間では「破談もあり得る」との論調が少なからずあった中、ICU(国際基督教大学)を卒業される際に発表した文書で、

〈私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています〉

 と、姉を強く支持するコメントを出されたのだった。

 そして10月26日の結婚当日、現在の住まいである御仮寓所で、娘を見送る秋篠宮と紀子さまの表情は神妙だった。一方の佳子さまも姉との別れに悲しそうな表情を浮かべておられたが、最後は思わず両手を挙げ、笑みを浮かべて姉に近づき抱擁した――姉妹の悲願はついに実現したのだ。「皇室脱出」を誓い合った日から10年近い歳月が流れていた。

 今から数年前、ある秋篠宮家関係者は不安げな表情で、

「この問題が、秋篠宮家にとって初めての挫折になるかもしれない」

 とまるで予言のように呟いた。

■後悔の念が滲む秋篠宮ご夫妻のコメント

「この問題」とは、眞子さんと小室圭さんの結婚のことだ。ちょうど圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚し、世間から二人の結婚に疑問の声が上がり始めた頃のことだった。

 3年あまり膠着状態にあった二人の結婚問題は、今年春ころから宮内庁内で具体的な検討が再開され、9月初めに「ご結婚へ」との報道が出て以降、急展開を見せた。

 眞子さんは、品位保持のために皇族に支給される一時金を辞退、「納采の儀」をはじめとする結婚に伴う儀式はすべて中止となった。異例づくしの事態に国民の理解が追いつく間もなく、眞子さんは皇籍離脱をして小室さんとの結婚を果たした。

 全てが終わった後に、秋篠宮ご夫妻は、「ご迷惑をおかけした方々に誠に申し訳ない気持ち」「皇室としては類例を見ない結婚」など、およそ慶事には似つかわしくないコメントを発表した。その後悔の念が滲む文面からは、前述の関係者の予言が親子の反目という形で現実になったことがうかがえる。

( 後編 に続く)

眞子さんは「食欲がなくていつもと違う感じがする」渡米前に一番懸念していた“悠仁さまの異変”《夕食時に紀子さまが叱ると…》 へ続く

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2021年12月号)

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