「あれ?携帯がない!」さあどうする?外出先でスマホを紛失した場合の探し方〈iPhone/Androidどちらにも対応〉

「あれ?携帯がない!」さあどうする?外出先でスマホを紛失した場合の探し方〈iPhone/Androidどちらにも対応〉

外出先でスマホを紛失した時は、友人知人のスマホを一時的に借用して検索するのがもっとも手っ取り早い方法です

 スマホがどこに行ったか分からなくなって焦るというのはよくある話です。自宅の中であれば、家族に頼んで自分のスマホ宛に電話をかけてもらうことで、置き忘れた場所を特定することができますが、外出先ではこの方法は使えません。

 もしも複数のスマホを所有しているようであれば、位置情報の検索も可能ですが、多くの人はスマホは自分用の1台しか所有していないことがほとんどでしょう。一刻を争う場合であれば、自宅に帰ってPCを使って検索するという悠長な方法は使えません。

 今回はこうした場合のために、外出先でスマホをなくした時に、友人知人のスマホを一時的に借用するなどして、所在地を探す方法を紹介します。

■iPhoneを探すには?

 iPhoneは、ほかのiPhoneやiPad、AirPods、さらにはAirTagなどのデバイスの位置を地図上で表示できる「探す」という機能を備えています。もともとは同一のApple IDでログインしているデバイスが対象ですが、他人がiPhoneをなくした場合に、別のApple IDでログインして、一時的に検索が行える機能を備えています。

 従って、iPhoneをなくした場合、友人知人のiPhoneを一時的に借用し、この機能を使って検索するのがもっとも手っ取り早い方法です。借用と言ってもコソコソ行うのではなく、目の前で操作すればよいだけの話です。

 一種のゲスト機能であり、もとのApple IDからログアウトする必要はありませんので、どちらのApple IDでログインしているか分からなくなるなどのトラブルに発展する心配もありません。

 ちなみにiPhoneからではなく、Androidから探すこともできます。この場合は、ブラウザを開いてiCloud( https://www.icloud.com/ )に直接アクセスすれば、上記と同じ画面が開きます。むしろこちらのほうが、スマホの持ち主がApple IDを使っていないぶん、IDで混乱しなくて済むかもしれません。

 これらの手順をよく見ると、実はiPhoneから探す場合も、Androidから探す場合も、最終的にiCloudにアクセスしていることが分かります。PCなどほかのプラットフォームでもこれは同様で、とにかくブラウザを使ってiCloudにアクセスすればなんとかなると覚えておけばよいでしょう。

■Androidを探すには?

 一方のAndroidはどうでしょうか。実はAndroidも、手順はまったくと言っていいほど同じです。Androidには、同じGoogleアカウントにひもづいているデバイスの位置を探せる「デバイスを探す」というアプリが用意されています。

 このアプリはゲスト機能を備えていますので、友人や知人に一時的にスマホを借りてログインすれば、紛失したAndroidスマホを探せます。「デバイスを探す」アプリがインストールされていない場合は、ブラウザで「スマートフォンを探す」( https://myaccount.google.com/find-your-phone )にアクセスすれば、同じ画面が表示されます。

 なお上記のURLは、iPhoneを使ってAndroidを探す場合にも利用できます。個人でiPhoneとAndroidの2台持ちをしている場合、iPhoneのブラウザでもふだんからGoogleアカウントでログインしていることは多いはずで、この場合、iPhoneでURLを開くだけですぐさま位置情報が表示されます。

■気をつけるべきなのは「Androidで2段階認証を設定している人」

 以上のように、iPhone/Androidどちらの場合も、ブラウザさえ使えれば、対処が可能であることがわかります。必ずしも同じOSである必要はありませんので、例えばiPhoneとAndroidをそれぞれ1台ずつ所有しているような場合は、相互にブックマークしておけば、いざという時に安心です。

 ただしひとつだけ難点があります。それは紛失したのがAndroidの場合、2段階認証をオンにしていると、Googleアカウントにログインできないことです。なにせ2段階認証をパスするために必要なコードが、紛失したAndroidに送られてしまうので、受け取りようがありません。

 iPhoneの場合は、この「探す」機能を使う場合に限り、2ファクタ認証で必要になる6ケタの確認コードを省略できるので、こうした問題は起こり得ないのですが、Androidにはこうした仕組みはなく、代わりに事前に発行しておいたバックアップコードを使う必要があります。

 これがないと本格的に手の打ちようがなくなりますので、Androidユーザは面倒がらずに、バックアップコードを発行して控えておくことをおすすめします。

 なお今回紹介したようなプロセスを経て、スマホの現在位置を特定することに成功しても、それが盗難に遭ったものならば、個人で取り返しに向かうのは危険です。必ず警察などに連絡をした上で、同行を依頼するなど、危険が及ばないように細心の注意を図るべきでしょう。

(山口 真弘)

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