16歳アイドル自殺訴訟 2月開廷に向け弁護団が接触する“1億円払え発言”のキーパーソン

16歳アイドル自殺訴訟 2月開廷に向け弁護団が接触する“1億円払え発言”のキーパーソン

大本萌景さん/遺族提供

 2018年3月21日、愛媛県を拠点に活動する農業アイドルグループ「愛の葉Girls(えのはがーるず)」のメンバー・大本萌景さん(おおもと・ほのか、享年16)が自ら命を絶った。この件で、遺族は当時所属していた芸能事務所を相手取り、慰謝料など約9200万円の損害賠償を求める訴訟を松山地裁に起こしたが、東京地裁で行われる第1回口頭弁論期日の日程が2019年2月18日に決まった。そこで、原告弁護団がカギとなる証人を準備していることがわかった。

 萌景さんが自殺した2カ月後の5月19日、「週刊文春デジタル」ではいち早く母親の幸栄さん(43)に取材し、 記事 と動画を公開。幸栄さんの涙ながらの告白は大きな反響を呼んだ。この記事をきっかけに10月11日、遺族は記者会見を開き、自殺は事務所による過重労働やパワハラなどが原因とし、翌12日には萌景さんが当時所属していた「hプロジェクト株式会社」の社長らに対し、訴訟を起こした。

 萌景さんの9回目の月命日だった12月21日、「週刊文春デジタル」編集部はあらためて幸栄さんに話を聞いた。

「『意見が真っ向から対立しているので裁判が長期化する可能性がある』と弁護士の先生が言っていました。裁判が近づくにつれて不安と恐怖に押しつぶされそうです」

 最大の争点とみられるのが、事務所社長による“1億円払え発言”の真偽だ。元所属事務所の代表取締役社長・佐々木貴浩氏は発言を否定しているが、原告弁護団は、萌景さんが亡くなった当日に「社長から1億円を払えと言われた」と萌景さんから直接聞いている地元の親友とその母親、またグループの元メンバーらにも接触をしているという。

「週刊文春デジタル」 オリジナル記事 でも遺族の現状を詳報している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春)

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