「まさに大量出血!花火大会の最後の15分みたいにボンボンと…」 ジェーン・スー、野宮真貴らが明かした衝撃の“閉経物語”

「まさに大量出血!花火大会の最後の15分みたいにボンボンと…」 ジェーン・スー、野宮真貴らが明かした衝撃の“閉経物語”

©文藝春秋

「夫に言えない」「むしろ性欲から解放されて最高」「量が増えすぎて血まみれに」など…一般の方から募集した“閉経物語”に多くの声が寄せられました。

 閉経や更年期症状と向き合う、松本孝美さん、野宮真貴さん、渡辺満里奈さん、そして堀井美香さん、ジェーン・スーさんが、自らの閉経物語を語りました。 『週刊文春WOMAN2022秋号』 より、一部を掲載します。(全2回の1回目。 後編 を読む)

◆◆◆

スー こんにちは、ジェーン・スーです。『大人の女史会』と、私と堀井美香さんのポッドキャスト番組『OVER THE SUN』が合体してのスペシャル企画ということで、ご一緒させていただきます。

松本・渡辺 こんにちは~。

スー 実は私、音楽業界で働いていた時代に、野宮さんの宣伝をお手伝いしたことがあります。

野宮 ね。お久しぶり~。

スー そして、こちら、私の相棒、フリーアナウンサーの堀井美香さんです。

堀井 こんにちは、堀井です。おじゃまします~。

■「閉経」についてのお便りを読んでいく

スー 今回、昨年私たちの番組で好評だった、「閉経」についての体験や思いを語り合う「閉経物語」を『大人の女史会』バージョンでやりましょうと、それぞれの読者やリスナーから体験談を新たに募りました。で、それをもとに、『女史会』のみなさまと一緒に『OVER THE SUN』風にいえば「おばさんトーク」を(笑)、しましょうよと。

野宮 体験談がたくさん寄せられて。すごく楽しみ!

スー じゃあ、まずは、私たちの「おばさん年齢」を。 

野宮 私は62です。

松本 私は57。

渡辺 私はもうすぐ52。

堀井 私は50で。

スー 私は49です。

野宮 『OVER THE SUN』では還暦過ぎの女性の呼び方があったよね。

スー 「おばさん村のお姉さん」ですか(笑)。

野宮 です(笑)。

スー てことは、おばさん村のお姉さんが野宮さん、次女が松本さん、三女が満里奈さん、四女が堀井さん、末っ子が私。……別に姉妹化しなくてもいいか(笑)。ということで、さっそくお便りを読んでいきましょう。

■30代後半から更年期症状が現れた母

 母は30代後半から「更年期がしんどい」と言うようになりました。当時中学生だった私は、「更年期ってそんなに早く来るのか!」と驚きました。と同時にメニエール病も患い、さらに、私や弟の反抗期も重なり、さぞかしつらく大変な日々だっただろうと思います。


 母は50歳を過ぎた頃、閉経になりました。閉経前のあるとき、東京暮らしの私が実家に戻ると、「娘も息子も遠くに住んで、みんな私から離れていく」と突然泣かれたことがありました。更年期ゆえの「揺らぎ」だったのかもしれません。 

 

 閉経後はずいぶんと穏やかになりました。「もう使わないから」と、未使用のサニタリーショーツと生理用ナプキンを私に送ってきたことも。母から娘へバトンを渡す、というほど大それたことではありませんが、そのときは、「お母さん、お疲れさま」という思いでいっぱいになり、ありがたく使わせてもらいました。(昼寝サイコー・33歳)

■閉経した母が、父と二人で「閉経のお祝い」のため食事へ

スー 私、母が41歳のときの子なんです。で、小学校4年生ぐらいのときだったかな、母が寝ているベッドにふざけて潜り込んだら、「ちょっと出てって!」と怒鳴られて。どうやら母は、経血を染みさせちゃったんです、布団に。私はまだ生理でそういう経験をしたことがなく、なぜ血が? って。ヒステリックになる母を見たのはそれが初めてだったし、すごくビックリしたのをよく覚えていて。

 いま思えば、年齢的にも、あれは閉経前だったんだろうと。生理が終わったと思ったら突然始まった、みたいなことで布団を汚し、それを娘に見られたくなかった。やっぱり、大変だっただろうなって。アラフィフで10歳前後の子がいるのは。……ということを思い出しました。

堀井 私は母の生理がどうだったか、まったくわからないんです。全部隠す人で、トイレにも生理グッズをひとつも置いてなかったし。

スー えーっ! うちはトイレットペーパーのある棚に置いてあったよ(笑)。

野宮 「ご自由にお取りください」方式ね(笑)。


スー だから、母がいつ生理なのか、とか知ってたし。

野宮 でも、昔の人って、そういうの、すごく隠す。

松本 うちもそう。母の生理用品は見たことない。
 

渡辺 うちは置いてあった。ただ、姉もいたので、母のものか姉のものか、よくわかってなかった。生理に関する話もしなかったし。

堀井 うちも、そういう話は家では一切しないんです。ただ、母が閉経になったとき、父と一緒にご飯を食べに行ったらしく。私が高校生の頃かな。閉経のお祝い、というか、お疲れさま、ということで2人きりで。それは後で姉から聞きました。

全員 へぇ〜!

スー それって、お母さんがお父さんに「閉経したわ」って話したってこと?

堀井 たぶん、そうです。


渡辺 素敵なご夫婦!

松本 初潮のお赤飯みたいなことを(笑)。

スー みなさんどうですか、親に閉経について聞いたことってありますか?

松本 うちの母は更年期がひどく、めまいで倒れたりしてたんです。でも、それについて聞いたことはなくて。閉経についても。

渡辺 私も聞いてない。ただ、最近自分が閉経したりしたことで、「更年期ってどうだった?」っていうのは聞いたんです。でも、「そんなにたいしたことはなかった」って(笑)。

野宮 私は、10年くらい前だったかな、母が突然、自分の閉経の話を始めたんです。当時、私が閉経前で大量出血して大変だったので、母もそうだった、みたいなことを。すると父が、「そんな話をするな!」と怒って。

スー 大量出血! まさにいまの私がそう。隅田川花火大会の最後の15分みたいに、ボンボン打ち上がってるっていう(笑)。

全員 あはははは(笑)。


スー 出る時は、中3以来ぐらいの量なんです。タンポンとナプキン両方使わないと間に合わない。でも、出ないときはまったくない。だから、ああ、終わっていくんだなって。だったら黙って終われよ! いちいちファンファーレ鳴らさなくていいのに!

野宮 それ、私の終わる間際とまったく一緒(笑)。

※閉経について夫に話すかという夫婦の関係、子供が巣立った後の堀井さんの“燃え尽き症候群”など、5人が自身の“閉経物語”も交えて語りつくした対談全文は 『週刊文春WOMAN2022秋号』 に掲載しています。

・一般の方からの「閉経物語」は、7月に『OVER THE SUN』と文春オンラインで募集したものです。掲載にあたって、一部短くさせていただきました。

text:Izumi Karashima photographs:Asami Enomoto
hair & make-up:Rika Fujiwara(Su & Horii),Tsukasa Mikami(Watanabe)
撮影協力:TITLES

じぇーん・すー/1973年東京都生まれ。作詞家・ラジオパーソナリティ・コラムニスト。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。最新刊は『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)。小誌でエッセイ「彼女がそこにいる理由」を連載中(今号は休載)。

ほりいみか/1972年秋田県生まれ。フリーアナウンサー。法政大学法学部を卒業後、95年にTBS入社。2022年からフリーに。現在も多数の番組でナレーションを担当。「yomibasho PROJECT」として朗読会も主催。著書に『音読教室』(カンゼン)。

のみやまき/1960年北海道生まれ。ピチカート・ファイヴのヴォーカリストとして90年代渋谷系ムーブメントを起こす。デビュー40周年記念・ニューアルバム『New Beautiful』が好評発売中。 www.missmakinomiya.com

インスタグラムアカウント  @missmakinomiya

まつもとたかみ/1965大阪府生まれ。80年代後半、ソニーなどの各CMでCM女王と呼ばれる。初の著書『暮らし彩る「大人のままごと」』(光文社)が発売中。ただいまグレイヘアに移行中。 

インスタグラムアカウント  @t_mimi1414

わたなべまりな/1970年東京都生まれ。86年、おニャン子クラブでデビュー。翌年の解散後も歌手・タレントとして活躍。2000年代には台湾旅、ピラティスブームの火付け役にも。

インスタグラムアカウント  @funnyfacefunny

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野宮さん、松本さん、渡辺さんの週刊文春WOMAN連載『大人の女史会』で話してほしいテーマ、お悩みを woman@bunshun.co.jp (件名を「大人の女史会」に)もしくは 〒102-8008 東京都千代田区紀尾井町3-23「週刊文春WOMAN」編集部「大人の女史会」係までお寄せください。匿名でも構いませんが、「年齢・性別・職業・配偶者の有無」をお書き添えください。

「覚えていないんですよ、いつ閉経したか」「閉経した後も、生理周期でだるくなる」渡辺満里奈たちが語った“閉経”のリアル へ続く

(「週刊文春WOMAN」編集部/週刊文春WOMAN)

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