《写真多数》菅氏の弔辞に昭恵夫人が涙…4300人が参列した安倍晋三元首相の国葬〈全内幕〉

《写真多数》菅氏の弔辞に昭恵夫人が涙…4300人が参列した安倍晋三元首相の国葬〈全内幕〉

会場中央の式壇は安倍晋三元首相が愛した雄大な姿の富士山をイメージした/撮影 石川啓次(JMPA)

 ドーン、ドーン――。8秒おきに鳴り響く19発の弔砲が、その始まりを告げた。

 7月8日に参院選応援演説中の奈良県で凶弾に倒れた安倍晋三元首相。享年67。9月27日、その葬儀が国葬のかたちで日本武道館にて執り行われたのである。

 首相経験者の国葬は、1967年の吉田茂元首相以来となる戦後2度目。国内外から約4300人が参列し、故人に別れを告げた。

■一般献花のために長蛇の列が

 午後2時からの葬儀に先立ち、午前9時半頃から会場近くの九段坂公園で一般献花が開始。早朝から長蛇の列ができ、昼前には麹町駅周辺に迫るほどの長さとなった。

■秋篠宮さまご夫妻、佳子さま、海外要人らが入場

 開場時間となった午前11時から参列者が会場に入場を開始。皇族からは秋篠宮と紀子さま、佳子さまらが参列され、歴代首相では森喜朗氏や小泉純一郎氏、野田佳彦氏らが出席。海外からはインドのモディ首相や、IOCのトーマス・バッハ会長らが参列した。

■岸田首相「昭恵夫人を深く愛したよき夫でもあった」

 冒頭の国歌演奏と黙祷に続き、安倍氏の生前の姿が8分間大型スクリーンに投影された。自身がピアノ演奏する「花は咲く」の曲に合わせてその功績が映像で流れると、会場は万雷の拍手に包まれた。

 葬儀委員長を務めた岸田首相は追悼の辞で次のように偲んだ。

「一途な誠の人、熱い情けの人であって、友人をこよなく大切にし、昭恵夫人を深く愛したよき夫でもあったあなたのことを、私はいつまでも懐かしく思い出すだろう」

 友人代表の菅義偉前首相は、安倍氏が亡くなる直前まで読み、印をつけていたという『山県有朋』(岡義武著)の一節を引用。伊藤博文に先立たれた山県が詠んだ一首、「かたりあひて 尽くしし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ」を読み上げ、時折声を震わせながらその死を悼んだ。

 終始伏し目がちだった喪主の昭恵夫人だったが、菅氏の弔辞では涙を拭う一幕も。憲政史上最長の在任期間を記録した宰相は、およそ3時間かけ、静かに見送られた。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年10月6日号)

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    文春の迷惑記事を垂れ流すのやめろよ。

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