青山学院 理事長らの“お受験”口利き疑惑で内部調査

青山学院初等部の“お受験”で理事長や院長に口利き疑惑 週刊文春が報じる

記事まとめ

  • 青山学院で昨年の初等部の受験において理事長や2の院長も関与する口利き疑惑が浮上
  • ある会社経営者は息子の受験で理事長らに接待を繰り返し、受験前に寄付もしたという
  • これらの行為は青学が公表している内規に違反している疑いがあるとのこと

青山学院 理事長らの“お受験”口利き疑惑で内部調査

青山学院 理事長らの“お受験”口利き疑惑で内部調査

青山学院初等部 ©文藝春秋

 学校法人・青山学院(東京都渋谷区)で、昨年の初等部(=小学校)の受験において法人トップの理事長や2の院長も関与する「口利き疑惑」が浮上し、内部調査が行われていることが「週刊文春」の取材で判明した。

 疑惑は昨年末、会社経営者の鎌田雄一氏(仮名・50代)が青山学院に「口利き疑惑」を巡る詳細を内容証明郵便で送付したことで発覚した。

 鎌田氏によれば、昨秋の受験で息子を青学初等部に入学させるため、堀田宣彌理事長や山本与志春院長らに対し、高額の接待を繰り返したという。その総額は、160万円超にのぼる。また鎌田氏は、受験前に計300万円を青学側に寄付している。さらに堀田理事長が鎌田氏の「推薦状」を受け取っていることも分かった。

 これらの行為は、青学が公表している内規に違反している疑いがある。

 青学公式HPには、
【Q:入学試験に関して、部長及び教職員との面会はできますか。A:面会や面談は一切できません】
【Q:受験に当たって青山学院への寄付金、入学予約金を払うことがありますか。A:一切ありません】
【Q:紹介状や推薦状の必要はありますか。A:必要ありませんし、用意されても受け取りません】
 と明記されている。

 青学側は「週刊文春」の取材に、「(鎌田氏の)推薦状は(合否を決める)初等部には渡っていない。理事長は受け取った(推薦状の入った)封筒の中身も見ていない」「寄付金の払い主が受験者かどうか、事前に完璧にチェックするのは不可能」としたうえで、内部調査を実施していることを認めた。

 都内の私立小学校を管轄する東京都の生活文化局私学部私学行政課は、入学希望者の寄付金について、次のように説明する。

「入学前の寄付金の収受については、東京都から2004年に『私立高等学校等の寄付金及び学債の募集について』という通知文書を出して、厳しく対応しています。事案によっては、私学助成金の減額や不交付といった、罰則の適用もありえます」

 3月14日(木)発売の「週刊文春」では、鎌田氏が語る「口利き疑惑」の詳細や、証拠写真、音声なども含め、6ページにわたって詳報している。また、「 週刊文春デジタル 」では、関連動画を同日朝5時に公開する。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年3月21日号)

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