150万円着服した20代婦警の「副業」はデリヘル嬢だった!

150万円着服した20代婦警の「副業」はデリヘル嬢だった!

事件が起きた南警察署 ©文藝春秋

 神奈川県警の女性巡査(24)が、警察署で署員の旅行積立金を着服し、停職処分を受けていたことが発覚したのは4月28日のこと。

 処分を受けたのは、神奈川県警南警察署生活安全課所属のA巡査。昨年6月から同課の会計担当者として15名の課員から1人あたり毎月2万1000円を預かり、旅行の積立金として管理していた。

「今年2月下旬、約154万円が引き出されていることが発覚。A巡査を問い詰めると、『ホストクラブに行くためにお金に手をつけてしまいました。組織を裏切って申し訳ありません』と“自供”した。その後の県警監察の調べで着服の事実が確認されたため、4月28日付で停職3カ月の処分を受け、同日、依願退職しています」(社会部記者)

 着服が発覚した時点で、カードローン約500万円に加えホストクラブの売掛金約50万円など、計約550万円の借金があったという。

「一昨年の暮れ、高校時代の友人に誘われホストクラブを初めて訪れ、ハマッたようです。監察の調べに対し反省の色を見せる一方で、『楽しかった。積立金は返せば大丈夫だと思った』と話していたそうです。彼女は、4、5軒のホストクラブに通い、一晩で10万円ほど使っていたようです」(県警関係者)

 A巡査を接客した歌舞伎町のホストが話す。

「Aはよく飲む方でしたが、遊び慣れている感じではなく指名するホストに気に入られるよう必死でした。自分は警察官だと名乗っていたし、仕事の愚痴や同僚の悪口も口にしていた。あるとき、『貯金を使い果たした』と言うので『お金は大丈夫?』と探りを入れると、『デリヘルで働いているから大丈夫』と答えたので驚きました」

 前出の県警関係者が続ける。

「Aの副業について監察は以前から把握していた。本来なら警察官がアルバイトをしていたとなると、地方公務員法違反で立件しなくてはいけない。しかしAの親が着服された積立金を全額弁済し、本人が退職の意思を見せていたため、追及しなかった」

 神奈川県警の広報は、「(積立金を盗まれた)署員全員が刑事罰を望まず、被害届、告訴告発もないので立件を見送った。処分は適正だと考える」と説明するが、こんな甘い処分で再発は防げるのだろうか。

(「週刊文春」編集部)

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