池上さんは朝起きてからどのように情報収集するのですか?

池上さんは朝起きてからどのように情報収集するのですか?

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■Q 池上さんは朝起きてから、どのように情報収集をするのですか?

 池上さんは、朝起きてから、仕事に取り掛かるまで、どのように新聞、テレビ、ネットを見て情報収集されるのですか? 差し支えない範囲で、ある1日の朝の過ごし方を教えていただきたいです。(40代・男・会社員)

■A 朝起きると、まずはテレビのニュースを見ると共に、新聞をチェックします。

 新聞は自宅に12紙が届きます。このうち全国紙は4紙、小学生新聞が2紙です。これ以外に地方紙4紙が郵便で届きますが、これに目を通すのは夜になります。

 また、出勤途中にコンビニないしはキオスクでさらに2紙購入します。これは電車の中で読みます。ということは、計14紙ですね。我ながら新聞への愛は異常だと思います。

 新聞のいいところは一覧性です。パソコンやスマホでニュースを見るときは、ひとつひとつ項目をクリックしていかなければ記事に行き着きません。紙の新聞なら一瞬にして全体が見えます。何がニュースになっているか短時間で把握できるのです。

 ですから、朝、新聞に目を通すのは約20分で済みます。

 じっくり読むのは、就寝前です。新聞各紙にどんな記事が出ているかは朝に把握していますから、ここでも時間はあまりかかりません。ここで「これは大事な記事だな」と思えば、その記事が掲載されているページをビリビリと破って保管します。

 保管したページは、定期的に見直し、「やはり大事だった」となればクリアファイルに入れたり、スクラップしたりして、「もう必要ない」と思えるページは古紙回収用の袋に入れます。

 一方、夜になって地方紙を読むと、全国各地でどんな動きが起きているかわかりますし、海外のニュースや中央政界のニュースに関しては、共同通信の記事が読めます。共同通信も全国紙と同じように国の内外に支局を置いて取材しています。海外支局には、その地域について精通している記者がいます。全国紙では読めない記事を見ることができるのです。

 こうして最新のニュースを掴んだ上で、わからないことがあれば、その分野の専門書をまとめて購入して勉強します。ここで身につけたことが、いわばストックになります。自分の中にストックがあれば、日々のニュースはフローとして理解しやすくなります。

(池上 彰)

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